こどもの日のスペシャル春巻き

5/06/2015

こどもの日向けの料理を色々探す中で、春巻きの皮を折り紙の要領で兜の形にしたものの中に具を入れて焼くアイデア料理を幾つか見かけました。これは楽しそう!我が家でも真似してやってみました。



春巻きの皮を使うのだから、中身はストレートに春巻きで良いだろうと、この日の具は豚肉・エビ・もやし・椎茸・人参・春雨にしました。中身はいつもの春巻きと同じでも、形が変わっただけでぐっとこどもの日のスペシャル感が出ました。何より、日本人なら誰でも知っている折り紙の折り方を使うのだから、作るに当たって特段の気負いも要らないところが良いじゃないですか。折り紙なら最後に外側に折り返す後ろ下半分の三角形を、具を巻き込むように内側に折り込む事によって、具がはみ出さずにきれいな形を保つ事が出来るという訳です。頭にかぶる必要は無いので、最後に折り返した辺の縁は、水溶きの小麦粉でしっかり塞ぎましたよ。完璧な形!この兜の折り方を考えた古の人も偉いけど、これを料理に使えると最初に閃いた人も、本当に凄いと思いました。

具を包む時、沢山作る場合は特に、皮を出しっ放しにしていると端の方から固くなり、折り難くなるので注意が必要です。今日は娘と2人だったので手早く作業が出来ましたが、1人で作業するなら、1つ作るごとに1枚ずつ袋から出すようにして、乾燥にはくれぐれも気を付けないといけないと思います。

兜の形が出来たら、油をひいたフライパンでこんがり色良く焼きました。焼き目が均等にきれいについたし形も崩れませんでした。春巻き兜の前面は皮が何層にもなっているので、皮が1枚の後面に比べてパリッとしていて、そんな歯ざわりの違いも楽しめました。

うちは男の子が居なかったので五月飾りは持っていませんが、可愛い春巻き兜が整然とお皿の上に並んだのを見て、ほんわか愉快な気分になりました。

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