Craft

ランタンカービング

10/31/2017

ハロウィーン当日、かぼちゃのランタンを作りました。朝まではただ1個だけぽつんと玄関先に置いてあった大きなかぼちゃに、カービングを施してキャラクター付けしてあげました。ご近所の他のお宅と違って我が家はデコレーションが少ないので、これで少しでも玄関先の寂しさが薄れると良いな。



出来れば作ってみたいと思って数日前にスーパーでこんなカービングキットを買って来ていました。オモチャみたいなプラスチック製で、力を入れたら割れちゃわないか心配だったけど、使ってみたら全く問題ありませんでした。

《作り方》


ハロウィーン前の数日間だけ玄関ポーチに置いてあったかぼちゃ。外は寒いので室内に持って来て、床に大きなビニール袋を開いた上で作業しました。


まずは、へたの周囲を丸く切り抜きます。


それをぽこっと取って、中のタネとわたをスプーンで取り除きます。蓋に付いている分も忘れずに。スプーンの周りのギザギザのおかげで、見事に取れちゃいました。


これだけの道具と作業で結構きれいになって感動!土台が完成しました。


ピンタレストを参考にどんなデザインにしようかあれこれ考えて(一番楽しい時間)、


デザインが決まったら、かぼちゃの表面にペンで直接下書きを描き(あ、ここからは机の上での作業ね)、

 

線に沿ってカットしていきます。


ここからもう少し口を大きくしたり、切り口をきれいに整えたり、微調整をして完成としました。

 

キットに入っていた糸ノコみたいなのは、良い具合にしなって使いやすかったです。なかなかいい感じに仕上がりました。(と思うんだけど、どうかしら?)

おもちゃみたいだと思っていたカービングキットは、実はなかなかの優れものでした。さすがにランタンのカービング用に特化しているだけのことはあります。単純なデザインを選んだので、初心者の私にも作りやすかったのかもしれませんが。来年はもっと凝ったデザインに挑戦してもいいなあと、無謀にも思ってしまいました。

Wreath

大人のHalloween Wreath

10/31/2017

ご近所の家々の玄関先には今、大きなオレンジ色のパンプキンがいくつも置かれています。まだランタンにくり抜いていないのは、直前にしないと腐っちゃうかららしいです。(昔1度だけ見よう見まねでやってみて、当日までにすっかり腐らせてしまった事、あります。)去年は訳あって9月中旬から11月下旬まで一人で日本に一時帰国していたので、私にとって今回の駐在後初めてアメリカで迎えるハロウィーンは、とても新鮮な風景です。もう子供達のコスチュームを考える事もなくなり寂しい気もしますが、ムードだけでも楽しみたいと、ハロウィーン仕様の玄関リースを作りました。



カラフルで楽しい雰囲気のリースを作るつもりで材料の調達に出掛けたところ、すっかり出遅れていたようで、使いたかったオレンジ色や緑や紫のメッシュは売り切れてしまっていました。それどころかもうハロウィーン用の売り場が相当縮小されていて、サンクスギビングも飛び越えて、商業的には軸足が完全にクリスマスに移行している模様。(市場規模が違うんでしょうね。)諦めようかとも思ったのですが、ちょっと離れたところに9インチ幅のブロンズ色でスパンコール入りのメッシュ風リボンがあったのでこれを代わりに使って、「大人っぽいハロウィーン」を目指す事にしました。



《材料》

ワイヤーリース台(直径18インチ/約45cm)    1台
黒モール                      21本
9インチ幅リボン(ベース用)
リボン 各種(デコレーション用)
その他  デコレーション用オーナメントなど



(メッシュの代わりに使った網っぽいリボン。張りがあって、使い易かったです。)

(ワイヤーリース台と黒のモール。)

《作り方》

①  ワイヤーリース台にモール18本を付ける。

(1本のモールで色々な飾りを留め付けていくのに作業し易いように、モールは長いままで。)

②  膨らみをもたせながら、リボンをリース台にモールで留める。外側に1周、内側に1周、外側と内側を交互に渡しながら1周と、バランス良く回していく。

(端は折り込んで、巻き始めます。)

(外側と内側に1周ずつ巻いた後、外と内を交互に渡しながらもう1周。)

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Instructions

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  • If you have trouble reading 
  • You must hカラフルな楽しい
今までメッシュを使ったリースもいくつか作って来たので、土台作りに関しては徐々にコツが分かって来たかも。この段階では迷いが無くなったかな。ここまでは順調順調。

③  リボンなどでデコレーション。

土台が出来たら、あとは好きなリボンやオーナメントを飾って行くだけです。新しく買った深紅に黒のレース風の縁飾りのリボンと秋色のチェックのリボンの他は、使いかけのリボン(白黒のストライプはバレンタインのリースに使った残り)や既に持っていたかぼちゃの飾り(マントルピースの上に飾ってあった中から拝借)などを駆使してああでもないこうでもないといじくり回す事数日。多過ぎてごちゃごちゃし過ぎだと言っては減らし、やっぱり足りないと言ってはお店に買いに走ったり。

(適当な長さに切ったリボンの中央を、モールで2、3回ねじって留めます。)

(リボンがいっぱい付きました。)

(ハロウィーン色が欲しくて、オーナメントを少し買い足し。)

(緑色が足りなかったので、クリスマス用のピックも動員。)

わかり易いハロウィーンっぽさも欲しい気がして、マントルピースの上に飾っていた発泡スチロール製のパンプキンの飾りに穴を開けてモールを通してピックを作りました。メタリック調な塗装なので、何だかとっても派手なピックになりました。


そして最後の最後に足したのが、キャンディコーン模様のリボンです。手芸屋さんのハロウィーン用品最終セールで、70%オフの大特価でゲットしました。


大人っぽくするつもりで作り始めたけれど、結局ド派手になっちゃいました。我ながら色使いがカオス…。でも、お菓子を貰いにやって来る近所の子供達にしてみたら、この位賑やかなリースが掛かっている家の方が訪問しやすいんじゃないかな。こうして、近所にほとんど知り合いがいない新参者の日本人夫婦は、お菓子を一杯用意して可愛い子供達の訪問を待つのでした。

Quilt

レモンスターのキルト(1)

10/18/2017

折角レモンスターのパターンと砂時計のパターンを同じ生地で作ったので、この2つを一緒にしてキルトを作る事にしました。レモンスターを縦3枚横3枚に並べるつもりなので、砂時計を16枚作ってコーナーストーンにして、レモンスターのバックグラウンドと同じ無地のサッシュでつなげようと思います。既に砂時計は12枚出来ているので、あと4枚作れば必要なパッチワークのパーツが出来上がります。


と思ったところで、大事な事に気がつきました。レモンスターに使った18種類のプリント生地の内1種類(1番淡いピンク)は、チェックブックを作る時に内布として使い切ってしまっていたのでした。既に12種類の生地を使ってしまっているので使えるのは5種類の中から選ぶ4種類という事になりましたが…。う〜ん、どう考えても上手い組み合わせが思いつかず、ここでギブアップ。(元々自分で設定した生地の縛りだったので、それほど固執することも無く簡単に瓦解。)レモンスターには使わなかったグレーの生地を新たに入れて組み合わせを考えました。主張が強い色や柄ではないので、あまり目立たないと思います。最初から計画を立てていれば、最後の組み合わせを考える段になって困るような事態にならなかったのに、いつもいつも行き当たりばったりだからこうなる…。

そんなこんなでバタバタと全てのブロックが揃ったところで、配置を考えてみました。

(ああでもないこうでもないと、色々動かして悩んでいる時間が一番楽しいのかも。)

間にサッシュを入れます。完成予想は、こんな感じ。


横一列ずつ、つなげて行きます。


そして、その7列全てをつないだら、こうなりました。ジャ〜ン!


はい、ここからは懺悔タイムね。そもそもレモンスターのブロックの出来上がりサイズの計り方が間違いだったようで、24本のサッシュを全て裁断し終えてから長さがちょっと短かった事に気付きました。でももう同じ生地も無いし、そこは諦めて何とかごまかそうと、ここから苦心の帳尻合わせ。最初(横につなげる時)、縫い代を倒す方向を見ながらミシンを掛けたかったのでサッシュを下にレモンスターを上にして中表に合わせて縫ったのですが、所々ギャザーは寄るはプリーツが入るは。(かなり致命的な仕上がり方ですが、直していない…。)好きでよく見ているアメリカのパッチワークのYouTubeチャンネルで、「ミシンの送り歯が下の布を先へ送ろう送ろうとするので、微妙に長さが合わない2枚を縫い合わせる時は長い方を下に置いて縫う方が調整し易い。」と(多分)言っているのをのをいつも半信半疑で聞いていましたが、ダメ元と思って試してみたら(横につなげた7列を縦につなげていく時)、はるかに縫い易かったです。いや、根本的に長さが合わないのは直せませんけどね。上り坂で必死に自転車をこいでいたら誰かが黙って背後から押してくれるかのよう感じというか。上手く言葉で説明出来ないのがもどかしいのですが、実際にやってみると「なるほど、こういう事か!」と思って貰えると思います。明らかに違います。同じような事態になったら、騙されたと思って是非試してみて下さい。しかし何故よりによってこんな大物を作っている時にこんな間違いをするかな~。そして私はここでもまた、計画の大切さを身に染みて感じたのでした。

とりあえず縫い合わされたキルトトップにアイロンをかけて、ゲストルームのダブルベッドに掛けてみました。出来上がりは正方形でサイズは約250×250㎝。ダブルベッドのベッドカバーとしては幅は十分だけど長さがちょっと足りない感じかなぁ。まあ何に使うにしても、この後バックの布とバッティングを挟んでキルトして、周囲をバインディイングして、と作業は続きます。


最近知った言葉。" A finished quilt is always better than a perfect quilt top."(完璧なキルトトップより完成したキルト)私の場合は、そもそもギャザーが寄っちゃったりして完璧ですらないキルトトップですから。まだこの先の道のりは長いけど、完成させてあげなきゃね。

Quilt

ミシンで砂時計のパターン

10/04/2017

久しぶりにミシンでパッチワークのピーシングをしました。砂時計のパターン(正方形に対角線をひき4分割したようなパターン)です。対面する2枚を同じ生地にしてツートンで作るのが1番シンプルな作り方だと思いますが、今回は4枚全てを違う生地にして、スクラッピーな感じにしました。



使った布は、この4種類です。6インチ四方の「砂時計」を4枚作る想定で、まずは7インチ四方の4種類の布を用意します。


その内の2枚を中表に合わせ、上になっている布に対角線を1本ひきます。


描いた線の両側1/4インチ離して、ミシンを2本かけます。バイアス方向なので、布を伸ばさないように気をつけます。


描いた線で切り離します。


開いてアイロンをかけます。これを2セット作ると、ハーフスクエアトライアングルが4枚出来ます。


次にこれをシャッフルして、違う柄同士を組み合わせます。対角線を合わせて中表に合わせます。この時、縫い代を倒した方向が逆になるように合わせるのが、コツです。


上になった布に、対角線をひきます。


線の両側1/4インチ離してミシンを2本かけます。


線で切り離します。


開いてアイロンをかけます。


6インチ四方に切り揃えます。定規の45度のラインを対角線上に当て、定規の右端と上の端からそれぞれ3インチの点がパターンの中心に来るようにスライドさせて、定規の右側と上側にはみ出した分をロータリーカッターでカットします。多少のズレも、これで無かった事に出来ます。

(中心点が右端からも上端からも3インチ離れ、対角線上に縫い目が来ています。)

(私の10.5x10.5インチの定規ではこちらの角を使わないと中心点が見えなかったので、実際はこう置いてカットしました。)

180度回転させて残りの2辺も同様にカットすると、きれいな6インチ四方のパターンが出来ます。


もう1セットも同様にします。最初に用意した7インチ四方の布4枚で、6インチ四方の砂時計のパターンが4枚出来ました。


この時気をつけなければいけないのが、完成したこの4枚の柄の出方が2種類あるという事です。上の写真ではピンク系の2枚が同じ位置になるように並べましたが、左右でグレー系の2種類の生地の位置が違うのがおわかりでしょう。ただ、2種類か3種類の布で作る場合(少なくとも対角の2組の内の1組に同じ布を使った場合)は全く同じ物が4枚出来るので、この事を考える必要はありません。

ストライプ柄を使うとストライプの向きが違って来るので、多様なブロックを作りたい時には面白い効果が出ると思います。下の写真の左側の組み合わせでは、ストライプではありませんが方向性のある柄の布を1つ使っています。よく見ると、柄の出方が90度違う2種類があるのがわかります。

考えてみれば当たり前の事ですが、実際にやってみて初めて気がつく事ってあるんですね。色々勉強になります。

(こんな組み合わせでも作ってみました。)

Sewing

チェックブックカバー完成

10/01/2017

久しぶりに集中してミシン仕事。機能的には十分に使えるので試作品をそのまま使っていたチェックブックカバーを、やっと作り直しました。試作品を作って気が付いたことをいくつか改善出来たので、良かったです。



デザインのの改良点は、次の2点です。
     ①  クローザーを、ゴムからマグネットホックに変更。
     ②  台帳はポケットに入れず、リボン状のところに引っ掛ける形に。



台帳はポケットに入れるのではなくただ引っ掛けるだけにした事によって、下のページに書き込む時にわざわざ台帳をポケットから取り出さなくてもそのままの状態で使えるようになりました。リボンが邪魔になる時もありますが、台帳をちょっとだけずらせば解決ですので、やはり便利なのではないかと思います。なかなかの自信作です。

《デザイン・型紙》


(前回柄の向きを間違えたので、矢じるしで柄の上を示しておきました。)

《作り方》

①  裁断し、必要な接着芯を貼っておく。

(表生地)

(接着芯は、この様に。)

(裏生地)

②  裏布のマチにペンホルダーを付け、裏布の土台を作る。

     1)  表布と裏布を中表に合わせて短い辺を縫い、表に返して、輪になったところに端ミシンをかける。

(長い方の辺にジグザグミシンをかけたけど、しなくてもよかったです。)

     2)  裏布のマチの生地に端を合わせて、本体裏の生地に挟んで縫う。
            縫い代を本体側に倒して、端ミシンで押さえる。


③  ポケットを作る。

     半分に折って、輪になったところに端ミシンをかける。


④  台帳を掛ける用のリボンを作る。

     リボン用の生地の長い方の辺にジグザグミシンをかけ、3つ折りして端ミシンをかける。


⑤  裏布にポケットとリボンを仮留めする。


⑥  クローザーを作る。

     1)  接着芯を貼ってある方の生地に、マグネットホックの凸を付ける。

(座金を当てて印をつけ切れ込みを入れ、表からホックの脚を差し、裏側で座金を通し、脚を左右に折り曲げる。)


     2)  クローザー用の生地2枚を中表に合わせて、縫い合わせる。カーブに切り込みを入れて、表に返す。


     3)  アイロンで形を整えて、端ミシンをかける。


⑦  表布の所定の位置に、マグネットホックの凹を付ける。


⑧  表布と裏布を中表に合わせ、クローザーを挟み、返し口を10cm程開けて、周囲を縫う。

(同じ間違いをしないように、柄の向きに気をつけて。)


⑨  四隅の角を切り落とし、表に返し、アイロンで整え、返し口を閉じながら周囲に端ミシンをかける。




完成です。

もう少し厚めの接着芯を使ってかっちりした仕上がりにしても良かったかも。それ以外は概ね満足な出来になりました。しばらくはこれで落ち着きそうです。