Quilt

A子ちゃんのベビーキルト完成

6/29/2014

前回ブログに書いてから、早3ヶ月。永らくお待たせしていたA子ちゃんのベビーキルトが、ついに完成しました。ピンクのお花畑のようで、とってもラブリーな仕上がりです。



完成までの経過を、ゆっくり順を追って報告します。

⑴キルトトップの仕上げ

     ①既に完成していたgrandmother's garden のパターン部分は、裏の六角形の型紙を全て外してアイロンをかける。 

     (ピースごとのしつけを取って、型紙を外している途中の様子。)

     ②土台になる布に、ピースワークをアップリケする。


    ボーダーをどうするか迷いに迷って、結局アップリケに方針転換。
    直線的なボーダーを付けるより、六角形の輪郭の面白さが生かせて、良かったと思います。

    ③ 裏に返して、アップリケ部分と重なった土台布を切り抜き、厚みを一枚分に調整する。


⑵裏布、キルト綿、キルトトップを重ねて、中心部から放射状にしつけをかける。

⑶後はひたすらチクチクとキルト。

    花の中心の六角形の内側と花びらの外側7mmのところをキルトしました。
    花がふんわり立体的になります。


    ここまで出来たところで、やっぱり周囲がちょっと寂しく感じたので、
    急遽、 周囲のピンク地の部分にも少しだけキルトを入れる事にしました。


    あまりたくさんキルトを入れると全体が固くなるので、あっさりと。
    マットとしてだけでなく、お布団としても使えるようにね。

⑷トップとキルト綿を、二枚一緒に出来上がりのサイズに切る。

⑸裏布を⑷より3cm外側で切る。

⑹裏布をトップ側にくるむように二つ折りにしてまつる。

    角は額縁になる様に折ってまつると、仕上がりがきれいです。

これで完成です。(出来上がりサイズ : 100cm x100cm)


実は今日(7/5)、A子ちゃんとSちゃんが赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。Sちゃんは、去年のクリスマスパーティーに赤ちゃんを連れて来てくれていたのですが、A子ちゃんの赤ちゃんとは今日が初対面でした。A子ちゃんによく似ていて、可愛い〜!やっと出産祝いのこのベビーキルトを渡す事が出来ました。お待たせしましたが、気に入ってもらえたようでホッとしました。


ちなみに、去年Sちゃんの赤ちゃんの為に作ったベビーキルトは、こちら。


二人とも、どんどん使ってね。そして、たまには遊びに来て、お嬢ちゃん達の成長の過程を見せて下さい。

Craft

トピアリー完成披露お茶会

6/25/2014

先日我が家で開催した「一緒にトピアリーを作る会」で、ほぼ完成のところまで仕上げて行かれたY子さんから、完成したから見に来ない?との嬉しいお誘いがありました。その時にご一緒だったM子さんと二人で、喜んで伺いました。もちろんM子さんも、完成した作品を持参されていましたよ。



Y子さんは私と同じバラを使って少し小さいサイズに作られました。花と花の隙間を埋める葉の使い方もとてもきれいだし鉢とのバランスも良くて、とても可愛い仕上がりです。リボンの柔らかなラインが、Y子さんの優しい雰囲気を表している様です。


M子さんは、クリーム色のバラを使って全体にクラシカルなイメージに。リボンは、お気に入りのウサギのぬいぐるみの首元からの借用だそうですが、まるでこの為に誂えたようにマッチしていますね。M子さんのお家のシックなインテリアにピッタリな事、間違い無しです。

完成品のお披露目の後は、美味しいお茶とお菓子とおしゃべりで楽しい時間を過ごしました。(う〜ん、やっぱりメインはこっち?)

クラフト好きのY子さんのお宅には、おじゃまする度に素敵な小物や手作り品が増えていて、創作心が刺激されます。今日もM子さんと二人で「これ何?可愛い〜!」と、質問攻めに。手作り品を前にすると、会話が弾みますよね。

お二人共、素敵なトピアリーを仕上げられていて、流石です。同じ物をもう一つ作ってシンメトリーに飾りたいとの事で、それもまた一緒に作ろうと、次の「クラフトの会」の開催を約束して、おいとましました。楽しく充実した午後になりました。明日からまた創作頑張ろうという気持ちが湧いてきました。

今日はお友達の許可を得て、彼女達の素敵な作品をご紹介しました。

Sewing

色違いのバラ柄トートバッグ

6/24/2014

以前作ったバラ柄のトートバッグがとても気に入ったので、買い置きしてあった色違いの布でもう一つ作りました。こちらも良い色でしょう?全く同じ形では面白くないので、細部のデザインを少し変えてみましたよ。バックの口にマグネットボタンを付けたので、荷物をたくさん入れた時も形が崩れ難いし、中が見え難いのもgoodです。肩に掛ける事が出来るように、持ち手を少し長くしました。



前回作った物より少しだけサイズを小さくし、見返しも短くして、生地を確保。ポケットを付けなかった代わりに、お揃いのポーチを作りました。


夏に向かって、カバンの中が防水だと良いな、と思うことも多くなるはず。ラミネート生地は、これからの季節に重宝する素材だと思います。大好きな布で、また一つお気に入りのセットが出来ました。

《材料》

     ラミネート生地         110cmx50cm
     マグネットボタン      1組
     20cmファスナー        1本

《出来上がりサイズ》

     バック          底           28cmx12cm
                          高さ       29cm
                          横最大   40cm
                          持ち手   48cm

     ポーチ          縦           10cm
                          横           22cm
                          マチ        3cm

Baking

梅シロップ

6/23/2014

少し前に今年の梅酒作りの報告をしましたが、今日はその続報です。


無事に梅酒を仕込んだ後、新聞に梅シロップの作り方が出ているのを見つけました(6/7朝日新聞朝刊)。目からウロコとはこの事です。お酒の弱い私達夫婦が、梅酒に固執するはずもありません。(今年は既に5.4リットルも梅酒を作っておいて何言ってるんだか。)シロップという手があったとは、今まで何故気付かなかったのでしょうか?まだ残っていた残りの梅は、迷う事無くシロップ漬けにすることにしました。

新聞記事によると、梅は生で使うより一度冷凍した方が、漬けた時に栄養成分が多く引き出せるそうなので、その通りに作ってみました。


《材料》

       青梅     500g
       砂糖     500g

《作り方》

⑴   梅は水洗いした後、よく水気をふく。

⑵   へた部分を爪楊枝などで取り除く。

⑶   冷凍用保存袋に入れて、丸一日冷凍庫に入れる。

⑷   消毒した保存瓶に梅と砂糖を交互に入れ、最後は砂糖で梅が隠れる様にする。

⑸   冷暗所に置く。

⑹   毎日清潔なスプーンでやさしく混ぜる。(1週間位)

⑺   砂糖がなじんできたら、冷蔵庫に移す。

⑻   砂糖が溶けて実がしぼんだら、梅を取り出す。シロップだけを小瓶に移して、冷蔵庫で保存する。

新聞の写真に比べて大分色が濃いのは、長く(二週間位)漬けたせいか、それとも梅の質の違いのせいでしょうか?ちょっと心配…。でも、何はともあれ、砂糖も十分に溶けて梅もしわしわになってきたので、この辺で実を取り出して、別の容器に移すとしましょう。


きれいな琥珀色です。冷蔵庫の中で迷子にならないように、ラベルも貼りましたよ。

ここでちょっとお味見してみましたが、香り豊かで、味もしっかり出ていました。美味しい!二軍の梅だって、十分に良い仕事をしてま〜す。

梅酒より材料が少なくて短期間で出来る梅シロップ。初めて作りましたが、使い勝手が良さそうです。お菓子作りに使っても子供さんにも出せるし、お酒の弱い私も酔っ払う心配が無くて安心です。朝は牛乳と混ぜて飲んでも健康的で良いですよね。う〜ん、いろいろに利用出来そうで、夏の楽しみが増えました。

Craft

トピアリー再び

6/17/2014

以前紹介したトピアリー。お友達に作り方を教えて欲しいと言われたのですが、何しろ前回は行き当たりばったりで作ったので、上手く説明出来るか自信がありません。そこで、手順の確認の為に復習にもう一度作ってみることにしました。


今回は、可愛いバラのつぼみの造花を使いました。以前使った造花に比べると、花そのものは小さいのですが高さが結構あるので、フルブルームの花とはまた違うテクニックが要りました。

花の高さを考慮して、前回使った物より直径が5mm小さい発泡スチロールのボールを使いました。もうちょっと小さく作りたかったけれど、あんまり芯が小さいと、花と花の間が空きすぎてしまいそうで…臆病者の私にはこれが限界でした。

(高さ: 35cm)

つぼみとつぼみの間が少し空いてしまったところは、元々この花についていた二種類の形の葉で埋めていきました。窮余の策でしたが、この葉の色がとても好きだったので、思いついたら嬉しくなっちゃいました。そして、使ってみたらこれが大正解でした。

隙間を埋めるのに使った後もまだ葉が余っていたので、もう一つグリーンだけの小さなトピアリーを作ることにしました。ところが、これがまた一筋縄ではいかず…。

(高さ: 20cm)

直径50mmの小さなボールを芯にしたのに、作り出したら葉の量が足りず、1枚の大きな葉(1枚目の写真でピンクのつぼみの間から飛び出している葉です。)から小さな葉を4枚作って、やっと表面を埋める事が出来ました。苦労しましたが、グリーンのみというシンプルさも今まで作った物とはまた違う趣きがあって、とても気に入りました。

そして、いよいよお友達と一緒にトピアリー作りをする日がやって来ました。使う花と鉢は、それぞれ好きな物を選んで持って来てもらったので、そこに個性が出ていて、「なるほど〜。」と思いました。楽しくおしゃべりしながら、私も当日更にもう一つ作りましたよ〜。使ったのは、ラナンキュラスの造花です。優しい色合いが気に入っています。

(高さ: 38cm)

今回準備が十分とは言えませんでしたが、バタバタしながらも和気あいあいと楽しい時間を過ごせました。一人で作っていた時には思いつかなかったアイデアもいろいろ出たりして。M子さん、Y子さん、新たなインスピレーションをありがとうございました。ハンドメイドにも仲間が大切!と、改めて感じた一日でした。

Craft

主人の腕時計指定席

6/13/2014

主人は、外出先から家に帰るとすぐに腕時計を外して、リビングボードの上にある主人専用の小物入れの横に置きます。この小物入れは結構大きいのですが、財布や名刺入れや社員証他諸々を入れると、どうも時計を入れるスペースが無いらしいのです。だから、腕時計はいつもボードの上でひとりぼっち。どうせならもうちょっと格好良く置けないものかと、小物用トレーを考えました。



ちょっと大きめに出来たので、車のキーも一緒にのせてみました。

使ったのは、100均のプラスチック製フォトフレーム。凝ったフレームの細工に一目惚れして、随分前に買ってあった物です。

《材料》

     フォトフレーム            2Lサイズの物    1つ
     コルクシート               1枚
     引き出し用の取っ手     2個        (これも100均で見つけました。)
     お好きな色のペイント

《作り方》

   ⑴   フォトフレームを分解し、フレーム、ガラス、台に分ける。


   ⑵   フレームに好きな色のペイントをする。
          全体を茶色に塗った後ボロ布に黒のペイントを付けて表面を擦って、古びた木の感じを出したつもり。


   ⑶   コルクシートをガラスと同じ大きさにカッターで切り、ガラスの代わりに裏からセット。

   ⑷   台をはめ直す。

   ⑸   接着剤でで取っ手を付ける。

完成です。

今回使わなかったガラスも、また別のクラフトに使うようにとってあります。何になるか、お楽しみに。

大切な腕時計を、コルクが優しく受けとめてくれます。今まで板の間にごろ寝させていたのに急に布団をひいてあげた、位の差があるような気がします。腕時計も喜んでくれていると良いのですが。

Craft

ラベンダーのために

6/10/2014

お友達のT子さんに、お庭のラベンダーのおすそ分けを頂きました。とっても良い香りです。



このラベンダーを使ったクラフトを初めて教えてもらってから、もう何年経つでしょう。そして相変わらず毎年、T子さんやH子さんにラベンダーをもらい続けている私。

この種のクラフトは季節を感じられて、通年出来るクラフトとはまた違った楽しさがあります。「また夏が巡って来るなあ、一年経つのははやいなあ。」と、しみじみしちゃうのは、歳のせい?

何はともあれ、今年も新鮮な香りを楽しむ為に早速作りましょう。そして、ラベンダーに永遠の美を!

《材料》

          ラベンダー          9本  (奇数ならOK)
          リボン                 70cm位

どの色のリボンにしようかな〜。

《作り方》

⑴   ラベンダーの花の付いている部分を残して、余分な葉を取り除く。

⑵   花のすぐ下で、リボンを結ぶ。
       この時左右で長さに差をつける。短い方は茎の長さ位、長い方はその二倍位の長さになるようにしておく。


⑶   花が下になるように持ち直して、花を包むように茎を外側から下方に曲げる。


⑷   長い方のリボンを茎の間から出したら、その隣の茎から順に茎の上下を通るようにして、巻いていく。
       茎が奇数本なので、二周目から上下の通り方が逆になる。
       短い方のリボンは、下に真っ直ぐ下ろし、巻いたリボンの内側に入れ込んで見えないようにしておく。


⑸   花が隠れるまでリボンが巻けたら、短い方のリボンと固結びした後、リボン結びする。

   完成!

今回頂いたラベンダーでもう一本。
花部分が短いものを選んで使うと、出来上がりが小さくなります。


細いリボン二本を一本のように使えば、こんな風にも出来ます。

 

これは、数年前に作ったもの。茎の色に注目!

どなたに差し上げても喜ばれる事請け合いの、この季節にしか出来ない簡単クラフトでした。

Baking

梅酒の仕込み

6/08/2014

今年も庭の梅の木に、たくさん実がなりました。二本あるだけなのですが、主人の献身的な仕事のおかげで、今年は特に期待出来そうです。さあ収穫で〜す。



主人が実を採ってはガーデンテーブルに置いていってくれるのですが、置く場所がなくなりそうな程たくさん採れたので、置いて行くそばから傷の少ないものを選別してカゴに入れていき、テーブルのスペースを確保。カゴに入れたキズの少ない梅を「一軍」とし、早速今年の梅酒に使う事にしました。

《作り方》

⑴   爪楊枝でヘタを取り除く。

⑵   梅を洗って水気を拭く。

⑶   重さを計る。
          今年は、一軍だけで2kgちょっとあり、大豊作と言えそうです。

⑷   保存びん、ホワイトリカー、氷砂糖の準備。
          今年は2kgの梅を一びんに漬けるので、10号びんを用意しました。
          ホワイトリカーは3.6リットル、氷砂糖は1kg準備しました。

⑸   びんの下準備。
          びんを洗剤とお湯でよく洗い、乾かす。ホワイトリカーでびんの内側を拭き、消毒する。

⑹   びんに梅と氷砂糖を順に入れて、上からホワイトリカーを入れる。

⑺   冷暗所で保管し、3ヶ月おく。
          9月の初めまで、じっと我慢です。梅酒ちゃん、ゆっくり美味しくなあれ!


夏になると毎晩、夫婦で梅酒のソーダ割りを飲むのが楽しみです。二人共お酒がとても弱いので、10倍くらいに薄めて飲むのですが、すぐ酔っぱらってしまいます。一杯あれば十分なので、とても安あがりな二人です。



去年のも一昨年のもまだ有ります。飲んでも飲んでも減らないのは、実は下戸だから?それでは、何故梅酒を作るのか?それは、そこに梅の木があるから…?まあ、弱いなりに楽しく飲んでます、ということで。

一軍からあぶれた子達でも、もう一びん作る予定です。お店で売っている梅の実は全くキズが無いし、いろいろなところで目にする「作り方」には「キズがつかないように丁寧に扱いましょう」って書いてあるけど、我が家の梅の実にはそもそも無傷のものなんて無いし、気にしない気にしない。みんな可愛い(美味しい)うちの子達です。