Sewing

帯からサコッシュ

9/30/2023

 先日リサイクル帯からお稽古用のトートバッグを作ったのですが、まだ残っていた生地でお財布と携帯と車の鍵が入る程度の大きさのサコッシュを作りました。お稽古の帰りにメンバーでランチに行く時に使うつもりなので、トートバッグと一緒には持たないけど実はお揃いという、お稽古の日専用の大小のバッグという趣向です。



お太鼓のところはトートバッグに使ったので、生地が残っているとは言っても、そのほとんどが胴巻きの方の幅を半分に折った跡のついているところなんだけど、気にせずに使います。


もちろん、なるべく折り跡が少ないところを選びますけどね。

表生地の裁断は、29cmx22cmを2枚。29cmっていうのは、帯幅のままです。


ファスナーは、生地の重量感に合わせて手持ちの物の中から少しガッチリした感じのものを選びました。ただ、ピッタリした長さのものが無かったので、本体の横幅に合わせてカットしました。


内生地は、帆布を使いました。29cmx22cmを2枚用意します。


小さなポケットも付けました。12.5cmx23cmを1枚カットして、中表に半分に折って返し口を残して周囲を縫い、ひっくり返して形を整えて、返し口とは反対側の辺に端ミシンをかけてポケットの準備。


内生地の1枚の中心にポケットの中心を合わせて、ポケットを縫います。ポケットの下辺は、内布の下辺から4cmの位置に合わせました。


タブは無地のところからとりました。通すDカンが1.5cm幅なので、6cmx14cm(だったかな?)でカットして4つ折りして両端にミシンをかけます。



2等分してそれぞれにDカンを通し、端を仮止めして、タブの用意をしておきます。


ファスナー付けのところの写真を撮り忘れましたが、いつも通りの作り方です。

タブは、本体の上辺から1.5cm下がったところに付けます。(タブ自体の厚みが結構あってここを縫うのが大変だったので、もうひと工夫が必要だったかもです。)


表生地同士、内生地同士を合わせて、タブを挟み、内生地に返し口を縫い残して、周囲を縫います。


マチは4cmとりました。


返し口から表に返して形を整えて、返し口をミシンで縫って完成です。


市販のバッグ用のベルトを付けて、斜め掛けにしたら、こんな感じです。もう少し高さがなくても、入れたいと思っていたものは全て入ったかもしれないけど、縦横の比としてはこの位がバランス良く見える気がします。マチが4cmと薄いので、思った以上にすっきりとした印象です。


なんでもないようなデザインですが、使い勝手は文句なし。絹100%の手触りも良く、かなり気に入っています。