Craft

今年の宿題今年の内に

12/31/2016

2016年が、もうすぐ終わろうとしています。今年は、本当にいろいろありました〜。自分自身に関しても、家族の在り方としても。やっと主人を追ってアメリカに来たと思ったらすぐに2ヶ月以上も一時帰国で日本にいる事になったりして、本当に人生何が起こるかわかりません。


そして忘れてはいけない、姉からの宿題がありました。一時帰国の後アメリカに戻る時にお土産に貰った羊毛フェルトキットの数々の中にクリスマス物があり、クリスマス迄に完成させる筈だったのですが…。帰る時のバタバタで実家に忘れて来て、恥を忍んで当の姉に郵送をお願いするというまさかの展開で、こちらに届いたのが12月の半ば。クリスマスツリーとサンタさんは完成させましたが、トナカイは間に合いませんでした。でも、今年の宿題は今年の内に、せめて完成分だけでもご報告を。

まずは、クリスマスツリー。


キットに付いていた完成予想図より細身にして、白い飾りは我が家のツリーの白いリボンに見立てて。星の形を作るのが難しかったけれど、結構気に入ってます。


サンタさんは、頭の大きさに比べて体が小さくなり過ぎてちょっと貧相になってしまいました。気が短くて、指示書に書かれたサイズを確認せず目分量でどんどん進めちゃうのが原因ですね。その辺、大いに反省です。

(サンタさんと言うより、小人さんっぽいですね。)


サンタさんで自信をなくして、トナカイにまで進めなかったのが実情です。トナカイは出来上がり予想写真がすごく可愛いので、失敗したくなくて最後にとっておいたのですが、時間的にも気力的にも力尽きました。あと何点か貰ってあるキットで腕を磨いて、来年のクリスマスにはトナカイもご披露出来たらと思います。

さあ、今年のブログはこれでお終いです。今年も一年お付き合い頂きありがとうございました。来年も皆様にとって良い年になりますように。良いお年をお迎え下さいね。

Baking

ロールケーキの短いの

12/25/2016

クリスマスと言っても日本のようにクリスマスケーキを食べる習慣は無いのですが、クリスマスディナー(これだって別にどうしてもしなきゃいけない習慣ではないし)の後には、やっぱり何かデザートが欲しくなる、私もやっぱり人の子でして。


(キウィが入ったらクリスマスらしかったんだけど。今日の中身はイチゴとバナナ。)

問題は量です。大勢お客さんを呼んでいる時ならともかく、夫婦2人きりの家庭の食卓には、今まで作っていたレシピでは多過ぎるんです。誕生日にホールケーキを焼くなんて、夢のまた夢。私のレシピノートには、卵6個を使ってスポンジを厚く焼いてジャムなどを薄く塗ってきっちり巻くバージョンと、卵3個を使ってスポンジを薄く焼いてクリームをたっぷり巻き込むバージョンの2種類のロールケーキレシピがあるのですが、今回は卵2個を使って小さなスポンジを焼き、今までより更に小振りなロールケーキをつくりました。

今までは約20cm×30cmの金属の型を使っていたところを、手持ちの道具からそれより小さい型を探し、今回は約15cm×25cmのPyrexを使いました。

(右がこれまで使っていた型、左が今回使った型です。底の面積が約60%になりました。)

《材料》

薄力粉              30g
砂糖                 40g
卵                     2個
バニラオイル   少々

生クリーム    100cc
砂糖                    5g
イチゴ               4粒
バナナ            1/2本

《作り方》

⑴   型にオーブンペーパーを敷き、オーブンを340℉にセットする。

⑵   卵を泡立て、7分通り泡立てたら更に砂糖を加え、白くもったりしたらバニラオイルを加える。

⑶   薄力粉をふるいながら加え、木しゃもじで練らないように混ぜる。

⑷   ⑴の型に流し入れ、スケッパーなどで表面を平らにする。

⑸   340℉のオーブンで15分焼く。焼き上がったら、網に乗せて冷ましておく。



⑹   生クリームに砂糖を加え、しっかり泡立てる。イチゴとバナナを食べやすく切る。

⑺   ⑸のスポンジの周りの固いところを切り落とし、巻き始めになる辺に1〜2cm間隔に数本切れ目を入れる。


⑻   ⑹のクリームと果物を乗せる。巻き終わりの方は、空けておくときれいに巻ける。


⑻   オーブンペーパーで包み、巻き終わりが下になるようにして冷蔵庫に置いてなじませる。


⑼   好きな厚さに切り分けて盛り付ける。

今回の出来上がりは長さ15cm程でしたがもっと厚みがあっても良いように思うので、長さ10cm位の型を紙で自作してもう少し厚めに焼いてみても良いかな。それとも卵1個で更に小さいバージョンを試してみましょうか。

因みにクリスマスディナーはロールチキンにしたので、今年はすっかり「巻き巻きクリスマス」になりました。ロールチキンなら、鶏の胸肉1枚で2人分が丁度出来るのにね。ケーキは、1回で食べ切りの量のレシピは難しいです。作ったら作っただけ食べちゃうからね。必要以上に食べない為にも、小人数の家庭用の少量のデザートレシピの開発は現代社会の要請かも。


クリスマスイブ

12/24/2016

今日は12月24日。クリスマスイブなので、我が家の今年のツリーを紹介します。


(明日の朝には、ツリーの下にプレゼントが届いている…かも?)

今年はリースに合わせてツリーも白をベースにする事にして、リボンは白に銀色の模様の入った物、オーナメントも白や金・銀を多く使いました。白いリボンを使うのは初めてで寂しい感じにならないかちょっと心配でしたが、オーナメントの形や大きさにバラエティがあった為か、思いの外賑やかな印象のデコレーションになりました。部屋の電気を消すと、こんな感じになります。


(今年は白いスノーフレイクのオーナメントなどを買い足しました。)

暖炉の上は、こうなります。

(キャンドル型のライトは、炎ではなく本体が光ります。光が揺らぐのがお気に入り。)


中央の邸宅風のライトは、長年のお気に入りです。今まではツリーの足元に置く事が多かったのですが、今年は丁度目の高さに飾れたので近くで見られて嬉しいです。室内に暖かな光が溢れ、親しい友人達を招いてパーティでもしているかのよう。笑い声が聞こえて来そうでしょう?

今年は白いクリスマスデコレーションを目指しましたが、ここケンタッキーでは実際は雨のクリスマスになりそうです。皆さまにおかれましても、それぞれに素敵なイブをお過ごし下さいね。

Baking

スノーフレイクのアイシングクッキー

12/22/2016

先日作ったアイシングクッキーのご報告です。アメリカのフードカラーがイマイチまだ分からないのもあって、今回はフードカラーは使わずに白一色でアイシングをする事にしました。ほら、アメリカのお菓子の色って凄いでしょ?フードカラーの安全性は確保されているとは思うんだけど、ちょっと調べる時間が欲しいなって。今年新たに買ったスノーフレイクの型で焼いて、白1色のアイシングをして、いつもお世話になっている方にプレゼントしました。


(クリスマスにぴったりの直径33cmの金色の大皿は、1ドルショップでゲット。)

《クッキー材料》15枚分

無塩バター              100g
粉糖                           60g
卵黄                         1個分
薄力粉                      180g
アーモンドプードル   20g
バニラオイル             少々

いつも行っているスーパーではアーモンドプードルが見つからなかったので、家でスライスアーモンドを挽いてホームメイド。少量のアーモンドプードルを入れる事で、シンプルだけど少しアーモンドの香りがする美味しいクッキーになりました。

《ロイヤルアイシング》

卵白                          1個分
粉糖                   約2カップ
レモン汁                     少々
水                                少々

クッキー生地に卵黄だけを使うレシピで卵白が余ったので、いつもは水と粉糖で作るアイシングを、今回は卵白と粉糖で作るロイヤルアイシングにしました。正確な量がわからないのですが、粉糖はだいたい2カップ位使ったと思います。(この量だとかなり大量にできるので、線描きするだけなら、卵白の量を最初からもっと少なくしたら良いと思います。面を埋めるようなアイシングをするなら、この量でOKです。)粉糖を入れ過ぎて固くなり過ぎたと思ったら水を足したりして、調整が行ったり来たりなので、正確な量がわからないのですが、だいたい粉糖は2カップ位使ったと思います。

頑張って久しぶりに作ったアイシングは、ちょっと固すぎて線が切れたり、思っていたより線が太かったり、反省点はあるのですがヘタウマ的な可愛さもあるような気もします。(はい、言い訳です。)今後の伸び代に期待して、大目にみてもらおう。

(どちらのセットにしようか迷った末に、半額セールなんだからと両方買ったクッキー型。どれも可愛い。)

可愛い型を買って眺めているだけでも幸せ。そして、作ったクッキーを誰かに食べてもらえる幸せ。次に作る時には、もっと上手に出来ると良いな。

Craft

シルバーのオーナメントツリー

12/17/2016

怒涛の簡単クリスマスクラフトが続いておりますが、今日はちょっと時間がかかったクラフトを紹介します。同じようにして松ぼっくりで作ってあるのをよく見かけますが、オーナメントで作っても良いかも、と思って作ってみました。銀色のオーナメントのツリーです。



《材料》

円筒形の発泡スチロール
銀色のオーナメント    2種類
ビーズ  いろいろ
造花
雪の結晶の形のオーナメント

(底辺の直径が約10cm、高さ約30cmです。)

(この他にラメのみの物2箱の合計4箱で、108個使いました。あれ?煩悩の数?)

(オーナメントの隙間を埋めるビーズは、ちょっと色の入った物を使いました。)


(ツリートップには、キラキラのスノーフレイクを。)

《作り方》

⑴   オーナメントに針金を通して足を2cm程残して切る。


⑵   土台の下からなるべく隙間無く差していく。

(まず足を差してから金具部分にボンドをつけて、)

(金具が見えなくなるまでしっかり差し込んで固定しました。)

(上まで埋め尽くしたら、こんな風になりました。)

⑶   ビーズにも針金を通して、オーナメントの隙間を埋めていく。

(オーナメントと高さを揃える為に、足を長くしています。ボンドは端の方だけに付けます。)

(出来上がりはこんな感じ。)

⑷   まだ残っている大きめの隙間には、部屋に飾ってあった造花をちょっと拝借。

(花のみを取ってボンドで直接つけました。)

(これで、ほぼ土台が見えなくなりました。)

⑸   ツリーのトップにスノーフレイク形のオーナメントを差して完成です。


ツリートップには、このオーナメントを付けるかリボンを付けるか迷いましたが、結局こちらに落ち着きました。平らなオーナメントを使ったので正面を決めなければいけなくなり、きれいなバランスだと思える面を決めて思い切ってスノーフレイクのオーナメントをグサッと差しました。出来上がりサイズは、底辺の直径が約15cm高さは約40cmです。余っていたスノーフレイクのオーナメントを使ったので色が合わず、思ったより金色寄りだったのがちょっと残念ですが、今日のところはこれで完成とします。

(暖炉の上の諸々にプラスして飾ってみました。)

Wreath

スワッグをクリスマス仕様に

12/14/2016

以前鏡を掛けるフックを隠す為に作ったスワッグを、クリスマス仕様に変身させました。土台のユーカリはそのままに、リボンと花をチェンジしただけです。


(鏡に映っているリースは白を基調にしていますが、こちらは気分を変えて赤で。)

花はDollar Treeの物で、1束に赤いポインセチアが4輪と小さな松ぼっくりが1つと松葉が少し入った物を2束使いました。リボンは深い色のちょっと良い物を使っています。エンジの部分はベルベット。


もともと使ってあったピンクとブルーの小花とアイビーの葉を抜いて、代わりにポインセチアを挿しました。リボンは幅が広く厚地なので、ボウを左右に1つずつだけにしてあまり大きくなり過ぎないようにしました。単純な着せ替え作業でしたが、これだけで部屋の雰囲気がぐっとクリスマスへと傾いた気がします。


花芯や松ぼっくりに少し金色が入った物を選んだので、1ドルショップの商品でも金色のラインの入った豪華めのリボンに負けてないと思うのですが、どうでしょうか。

Craft

オーナメントの新しいお家

12/09/2016

 もう、飾り付けの為に脚立に乗るのが怖い年齢になって来たので、今年は新たに今までより背の低いツリーを買おうと思っていました。でも、一時帰国が延びたり、サンクスギビングウイークエンドが充実していたりして遊んでるうちにすっかり出遅れてしまって、クリスマスツリーを吟味することなく12月も第2週。セールも終盤になり今年は無しで済ませようかと諦めていたのですが、少なくなった選択肢の中に気に入った物を見つけたので買ってしまいました。主人の意向で高さは7.5Feetと前の物と変わらないのですが(結局脚立には乗るんじゃん)、最大幅がずっと小さいので(要するに大分細身なの)、飾り付けの労力が軽減されるのではないかと期待しています。


ツリーを買うか買うまいか迷っている間も、目についたオーナメントはちょこちょこ新しく買ってもいましたし、お気に入りの物は数を絞って日本から持って来ていました。今回はそんなオーナメントの為の小さなお家のお話です。


去年はガラスのドームの中にオーナメントを入れたのですが、今年は上が開いている形になっています。完成品の高さは約29cm。材料はガラスのキャンドルホルダーと花びんです。今やお馴染み1ドルショップのDollar Treeで調達しました。

《材料》

キャンドルホルダー
ガラスの花びん
接着剤

《作り方》

⑴   キャンドルホルダーの上に接着剤を付けて、ひっくり返しておいた花びんの底の中央に接着する。

(使った接着剤は、E6000)

(背が高いので、キャンドルホルダーはきちんと花びんの中央に付けるようにいつも以上に気を使いました。)

⑵   乾いたら、好きなオーナメントを入れる。

完成です。暖炉の上に置きました。

ガラスの花びんに入れておくだけでも素敵ですが、キャンドルホルダーに乗せるとちょっと高さが出て良いかなあと思います。本当はもう少し大きい花びんが良かったのですが、うちの近くのDollar Treeではこれが1番大きい物だったの。まあ材料費2ドルなので、あまり無理も言えませんよね。大きめのapothecaryにがさっと入れて飾るのに憧れるけれど、今年はこれで我慢しようと思います。 

ここ数日寒いと思っていましたが、今日は初雪が降りました。これからますます寒くなるのかな。

Wreath

白いクリスマスリース

12/07/2016

先日は玄関のドアに飾るクリスマスリースを作りましたが、今日は室内に飾るリースを作りました。こちらのコンセプトは、「白いリース」です。白いポインセチアをメインにして、キラキラ輝くロマンティックな感じに仕上げました。


(ライトに照らされて、キラキラ〜!)


《材料》

リース       直径30inch(72.20cm)
造花
針金
リボン

(勿論材料は全部、半額セールになってから買うんだもんね。)

(ポインセチアにアジサイと松ぼっくりと木ノ実まで付いた高品質の物を3束使いました。)

(緑色にバラエティをつける為に、キラキラのラメが付いた葉物を。金色の木ノ実も少し使いました。)

(リボンは、金色のアラベスク模様が入ったシアーな物とラメ入りスモーキーピンクの物をダブル使いしました。)

《作り方》

⑴   造花の束を使いやすい様に一枝ずつ切る。

(ポインセチアの造花一束からこれだけのピックが出来ました。葉物も同様にして使いやすい長さに整えます。

⑵   バックグラウンドになる葉物を、バランス良く配置する。


⑶   造花のピックをバランス良く配置する。


⑷   2種類のリボンを使ってデコレーション用の大きなリボンを作り、リースに取り付ける。


完成です。

 
(この部屋のウイングチェアーは、一年中クリスマスカラーです。)

クリスマスまでの期間限定で、ずっと掛けていた時計を外して、その代わりにリースを暖炉の上に飾りました。これだけではまだちょっと寂しいので、リースに使った残りの造花や持っていたオーナメントなど、いろいろかき集めて暖炉の上を飾りました。置いてみただけなのでまだ変わっていくとは思いますが、今日のところはこんな感じでひとまず完成とします。

(キャンドルもクリーム色のキャンドル型ライトに変えました。中央の家もライト。)