Tシャツリサイクル(2)ヘッドバンド

8/04/2018

Tシャツリサイクル第2弾。パネルを作った時についでに裁断しておいたTシャツヤーン(って言うんですって?)で、ヘッドバンドを作りました。

(このノットを作ってみたかったの。)

改めて材料を紹介します。Tシャツの裾の方から1.5inc幅で3本とったヤーンを使います。

 (これ、切ったところね。)

これを、思いっきり伸ばします。グイーンっと行っちゃってください。このTシャツは脇に縫い目がないタイプでしたので、完全な輪っかです。満遍なく伸ばしてね。


輪になっているのを2本に切って、全部で6本にします。測ってみたところ、1本約23incでした。私の頭の周囲(水平にではなく、耳の横を通って斜めに測っての事ね。)を測ったところ、23incだったので、少し足さないといけなさそうですが、それはまた後で考えますね。では、デザインの肝となるノットをつくりましょう。


 3本ずつ2つに分けて、準備OK。


これを編みます。

2本をこうして置き、


こうして、


こうして、


こうすると、だいたいの形がで出来るので、


 外側に突き出した4本(実際には3本ずつの塊)のヤーンの端をゆっくり左右に引きながら、形を整えます。


おお〜、綺麗なノットが出来ました。

左右それぞれ6本のヤーンを揃えてミシンで端を仮留めし、余分を切り揃えます。


ここまで作ってもう一度長さを測ると、18incになっていました。ノットの部分でだいぶ長さをとったようです。伸縮性を考えると、出来上がりサイズは22inc あれば良いかと思い、4inc分を足すという計算の元、裏身頃から5x5incを切り取り、長さの調整に使いました。(切る前に、十分に引っ張って伸ばしておくのをお忘れなく。)

これをヤーンと中表に合わせて縫い付けて、中心に向かって上下から折りたたんで、片方を少し内側に折り込んで手でまつります。


強度のために、1本端ミシンをかけて押さえておきます。


これで、出来上がりです。

早速つけてみましたが、細いヤーンの間に指が入ってしまうのと、ねじれがちなのが気になりました。いっそ、全てのヤーンを隣同士縫い付けてしまいたい衝動にかられました。デザイン的には気に入っているのですが、実用的にはどうかな?という感じです。それと、もう一点。長さが足りない分を後で足したところがとても縫いにくかったのが、何か別の方法を考えたいところ。今回は使いたいTシャツが決まっていたので仕方がないのですが、メンズのXLくらいの大きなサイズのTシャツのリサイクルならば調整布を足さなくても、ヤーン同士を直接縫い合わせて最後に縫い目を隠す小さな布を巻きつけるくらいの作業で済むと思うので、おススメです。また、自分の頭のサイズに合わせられるのが手作りの良さですが、伸びる素材で作る時は、そこは簡単に見えてなかなか神経を使う作業だと実感しました。


いや〜。前髪を上げると、ますます白髪が目立ちます。ま、嫌いじゃないですけどね。


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