お正月恒例の黒豆入り抹茶パウンドケーキ

1/13/2017

夫婦2人だけではお菓子を作っても余っちゃうから楽しくないと、ぼやきが多い昨今でしたが、今日は7人もお客さんがいらっしゃるのが嬉しくて、張り切って2つもケーキを焼きました。ベイクドチーズケーキと黒豆入り抹茶パウンドケーキ。どちらも簡単な手順で作れるケーキです。


今回はお正月らしく、黒豆入り抹茶パウンドケーキをご紹介します。

《材料》パウンド型1本分

無塩バター                         100g
砂糖                                      60g
卵                                          2個
薄力粉                                  95g
抹茶                                        5g
ベーキングパウダー       小さじ1
黒豆                                      70g

パウンドケーキを作る時は、無塩バター・砂糖・薄力粉が各100g、ベーキングパウダー小さじ1、卵2個を基本として、インスタントコーヒーやココア・抹茶などを入れる時は5gにしてその分薄力粉を減らす(95gにする)ようにルール化しました。覚えやすいでしょう?また、今回は黒豆そのものにも甘さがあるので、砂糖をぐっと減らしました。栗の甘露煮を入れる時にも、同じ理由で砂糖を控えます。パウンドケーキは、こんな風にいろいろ応用が利くのが嬉しいですよね。お気付きかもしれませんが、お節の黒豆を使っています。去年のお正月にも作った気がします。(確認しました。作ってますね。去年のケーキに比べて抹茶の量が少なくなり、グリーンがおとなし目になりました。)

《作り方》

⑴  室温に戻した無塩バターをクリーム状に練る。

⑵  砂糖を3回に分けて白っぽくなるまでしっかり混ぜる。

⑶  溶き卵を少しずつ混ぜる。

⑷  薄力粉・抹茶・ベーキングパウダーを合わせてふるい、⑶に混ぜる。

(粉のままだと抹茶が少ないように見えますが、これで十分です。)

⑸  ふるった粉を少し残しておいて、黒豆にまぶしてから、生地に混ぜ込む。
     気休めかもしれないけれど、こうすると黒豆が底に沈まない気がします。
     (粉をまぶさず混ぜ込んだ去年の写真を見ると大分沈んでいるので、やはり効果があるのかな。)

⑹  オーブンシートを敷いたパウンド型に生地を流し込む。
     ヘラに付いた生地は型の側面でこそげるようにして取り、型の中央が低くなるように入れておくと良い。

(スノーボードのハーフパイプのコースみたいになっています。)

⑺  350℉に予熱したオーブンで40分焼く。

(焼いている途中でナイフを入れなくても、綺麗に真ん中で割れました。)

割れた生地の内側に抹茶の色が見えます。こうなると、切って断面を見るのが楽しみです。


断面も綺麗。アメリカにいると、こういうちょっとした和っぽさに敏感になります。お店では買えないから家庭で作るしかないけれど、実は簡単だから作るのが億劫ではないし、素朴さも味と思えるのが嬉しいです。

(パウンドケーキの向こうに見えるのが、チーズケーキ。これはまた別の機会に。)

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