落ち葉のウォールハンギング(2)
10/18/2019今日は、完成までを一気にご報告。季節の先取りは出来なかったけど、間に合った感はあるので、良かったです。
9枚作った葉っぱのブロックを、1枚の大きなトップに仕上げます。3枚ずつ横につなげた物を、
縦に3列つなげます。
ボーダーとバッキング用に、落ち葉の柄の布を、1ヤード(36インチ)買って来ました。布幅が43インチあるので、布幅いっぱいに3インチ幅のストリップを3本取ったら、周囲のボーダー4本分が賄えました。バッキング用の生地も、その残りで剥ぐ事なく取れました。
ボーダー用の1本を半分の長さに切り、葉っぱのブロックを9枚縫い合わせたものの左右に、1/4インチの縫い代で縫い合わせます。上下にはみ出た分は、パッチワークの端に合わせて切りそろえます。
残りのボーダー2本を、上下にそれぞれ縫い代1/4インチで縫い合わせます。左右に飛び出た分は、端に合わせて切りそろえます。
これで、トップが完成しました。
ここからキルトをして、ウォールハンギングに仕上げていきます。今回は小さい作品なので、フリーモーションキルト初心者の私には練習にぴったり。はぎれを使ってちょこちょこ練習はしていたけれど、実際の作品上で使うのは初めてなので、ドキドキです。
出来上がったトップより一回り大きくバッティングとバッキングを切って、
バッティング、バッキング、トップの順に重ねて、
(Q:私はここで大きな間違いをしています。それはなんでしょう?)
トップの周囲1/4インチのところを、返し口を残してぐるりとミシンをかけます。
裏に返すと、ミシンの縫い目がはっきり分かります。
トップの大きさに合わせて、バッティングとバッキングを切りそろえます。
角は三角に落とします。
返し口から手を入れて、ひっくり返します。
ここで、バッキングが裏だった事に気がつきました。(さっきのクイズの正解:バッキングとトップを中表に重ねて縫わないといけないところを、なぜか裏と表で重ねていました。)ショ〜ック!ここまで順調だったのにまさかの凡ミス…。泣きたくなったけど、落ち着いてよく見ると、表の色よりワントーン落ち着いた感じの印象で、今回に限ってはこれはこれで良い気がして来て(かなりのポジティブシンキング!)、このまま続行しました。(同時に、同じ間違いは繰り返さないように、肝に銘じました。猛省。)
返し口を内側に織り込んで、口を閉じながら端から2mmのところにぐるりと一周ミシンをかけます。
(裏が出てしまったバッキング。言われなきゃ気がつかない?)
さて、ここからいよいよキルトに入ります。
まずは、ボーダーの部分。ボーダーの幅を3等分する感じで、直線で2本ミシンキルトをいれました。ここは直線なので、押さえはウォーキングフットで。糸は茶色で、布に馴染むように。
(ミシンの台にガイドのためのマスキングテープを貼ります。)
ここで押さえをフリーモーション用に変えます。糸もベージュのミシンキルト用のものに変えました。ボーダーとの境のラインには、パッチワークの側に落としミシン。パッチワークの上には、下書き無しでクルクルとフリーハンドの曲線を描きました。フリーモーションキルトは、ミシンの送り歯を使わずに自分の手で布を動かすのですが、ミシンを踏む加減と手を動かす速さの加減と動かす方向を決める決断を同時に進行させながら均一なミシン目を作るのはかなり難しいです。ぐいっと一瞬すべったりすると、すごく大きな目になってしまったりして。
でも、遠くから見たらわからないよね。近くでジロジロ見て粗探しするような人もいないだろうし、なんだったらこれも味だし。(あ、これは開き直りか。)兎にも角にも私のフリーモーションキルト第1作目が完成したのが、一番大事なことです。一つ完成させたら、ちょっと勇気が湧いてきたかも。次回作では今回より上手く扱えるように、また練習したいと思います。
0 コメント