落ち葉のウォールハンギング(1)

10/11/2019

秋のデコレーションがなかなか進みません。今からハロウィンをテーマにしても、10月いっぱいしか使えないので、もう少し長く11月になっても使えそうな落ち葉のパッチワークのブロックを作って、タペストリーを作りたいと思います。

 (ブロックは9枚作りました。)

葉っぱのパッチワーク自体は単純なナインパッチの応用ですが、なるべく布を無駄にしない工夫をしているのでそれを記録しておきます。真っ赤に紅葉した葉っぱのブロックを作りながら説明します。

 (出来上がりがこちら。)

⑴  裁断


     赤染め:  2-1/2x2-1/2インチ     8枚
     白無地:  2-1/2x2-1/2インチ     5枚
                       2-1/4x2-1/4インチ     2枚

⑵  下準備(縫い線を描く)


    白無地の布。2-1/2x2-1/2インチのうちの1枚を残して、対角線とその横1/2インチのところに線を引いておきます。

⑶  Half Square Triangle(以下HST) を作る

    2-1/2x2-1/2インチの赤と白を中表に合わせて、 描いた線の上をミシンで縫います。


     縫った線の間を切ります。


     開いてアイロンをかけておきます。
     これで、2-1/2x2-1/2インチのHSTが1枚と1-3/4x1-3/4インチのHSTが1枚できました。

     今回使うのは2-1/2x2-1/2インチのスクエアーだけです。これを4枚作ります。

⑷  茎のパッチワークをする

     2-1/2x2-1/2インチの赤と2-1/4x2-1/4インチの白を下のように角を合わせて中表に重ねて、


     描いた線の上を縫います。


     縫った線の間を切ります。


     右の三角形(開いたら実際はHST)は今回は使わないので、開いてアイロンをかけて、キープしておきます。1-1/2x1-1/2インチのHSTとして別の作品に使えます。

     左に残った白を折り返して、


     反対側も、同じようにします。重ねて、


     線の上を縫って、

線の間を切って、


開いて、アイロンをかけます。


     これで茎の部分が完成しました。

     整理すると、ここまでで出来ているのは、

      ①  2-1/2x2-1/2インチのHSTが4枚
      ②  1-3/4x1-3/4インチのHSTが4枚
      ③  2-1/2x2-1/2インチの茎のスクエアが1枚
      ④  1-1/2x1-1/2インチのHSTが2枚

     ですが、今回使うのは①と③だけです。②と④は、また別の作品で使うためにキープしておきます。

     ⑸  パッチワークで葉っぱのブロックを作る

     ①の4枚と③の1枚と、2-1/2x2-1/2 インチの赤の3枚と白の1枚を 下のように組み合わせて、一列ずつ縫い合わせ、さらにそれを合わせて、ナインパッチのブロックが完成です。




こんな感じで、緑・黄色・オレンジなどの色で9ブロック作りました。作ってみたらむら染めの布はほぼ単色に見えたので、それよりは少し柄の目立つような布も使って、あまり単調に見えないように軌道修正したつもり。同じブロックの中で2種類の布をミックスしたものも一つあります。今回は使わない副産物のHSTもいっぱい出来ました。


こんな感じに並べて、落ち葉がひらひら舞い落ちるようなタペストリーにしようと思います。次回は、仕上げ編です。



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