ミシンで砂時計のパターン

10/04/2017

久しぶりにミシンでパッチワークのピーシングをしました。砂時計のパターン(正方形に対角線をひき4分割したようなパターン)です。対面する2枚を同じ生地にしてツートンで作るのが1番シンプルな作り方だと思いますが、今回は4枚全てを違う生地にして、スクラッピーな感じにしました。



使った布は、この4種類です。6インチ四方の「砂時計」を4枚作る想定で、まずは7インチ四方の4種類の布を用意します。


その内の2枚を中表に合わせ、上になっている布に対角線を1本ひきます。


描いた線の両側1/4インチ離して、ミシンを2本かけます。バイアス方向なので、布を伸ばさないように気をつけます。


描いた線で切り離します。


開いてアイロンをかけます。これを2セット作ると、ハーフスクエアトライアングルが4枚出来ます。


次にこれをシャッフルして、違う柄同士を組み合わせます。対角線を合わせて中表に合わせます。この時、縫い代を倒した方向が逆になるように合わせるのが、コツです。


上になった布に、対角線をひきます。


線の両側1/4インチ離してミシンを2本かけます。


線で切り離します。


開いてアイロンをかけます。


6インチ四方に切り揃えます。定規の45度のラインを対角線上に当て、定規の右端と上の端からそれぞれ3インチの点がパターンの中心に来るようにスライドさせて、定規の右側と上側にはみ出した分をロータリーカッターでカットします。多少のズレも、これで無かった事に出来ます。

(中心点が右端からも上端からも3インチ離れ、対角線上に縫い目が来ています。)

(私の10.5x10.5インチの定規ではこちらの角を使わないと中心点が見えなかったので、実際はこう置いてカットしました。)

180度回転させて残りの2辺も同様にカットすると、きれいな6インチ四方のパターンが出来ます。


もう1セットも同様にします。最初に用意した7インチ四方の布4枚で、6インチ四方の砂時計のパターンが4枚出来ました。


この時気をつけなければいけないのが、完成したこの4枚の柄の出方が2種類あるという事です。上の写真ではピンク系の2枚が同じ位置になるように並べましたが、左右でグレー系の2種類の生地の位置が違うのがおわかりでしょう。ただ、2種類か3種類の布で作る場合(少なくとも対角の2組の内の1組に同じ布を使った場合)は全く同じ物が4枚出来るので、この事を考える必要はありません。

ストライプ柄を使うとストライプの向きが違って来るので、多様なブロックを作りたい時には面白い効果が出ると思います。下の写真の左側の組み合わせでは、ストライプではありませんが方向性のある柄の布を1つ使っています。よく見ると、柄の出方が90度違う2種類があるのがわかります。

考えてみれば当たり前の事ですが、実際にやってみて初めて気がつく事ってあるんですね。色々勉強になります。

(こんな組み合わせでも作ってみました。)

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