レモンスターのキルト(1)

10/18/2017

折角レモンスターのパターンと砂時計のパターンを同じ生地で作ったので、この2つを一緒にしてキルトを作る事にしました。レモンスターを縦3枚横3枚に並べるつもりなので、砂時計を16枚作ってコーナーストーンにして、レモンスターのバックグラウンドと同じ無地のサッシュでつなげようと思います。既に砂時計は12枚出来ているので、あと4枚作れば必要なパッチワークのパーツが出来上がります。


と思ったところで、大事な事に気がつきました。レモンスターに使った18種類のプリント生地の内1種類(1番淡いピンク)は、チェックブックを作る時に内布として使い切ってしまっていたのでした。既に12種類の生地を使ってしまっているので使えるのは5種類の中から選ぶ4種類という事になりましたが…。う〜ん、どう考えても上手い組み合わせが思いつかず、ここでギブアップ。(元々自分で設定した生地の縛りだったので、それほど固執することも無く簡単に瓦解。)レモンスターには使わなかったグレーの生地を新たに入れて組み合わせを考えました。主張が強い色や柄ではないので、あまり目立たないと思います。最初から計画を立てていれば、最後の組み合わせを考える段になって困るような事態にならなかったのに、いつもいつも行き当たりばったりだからこうなる…。

そんなこんなでバタバタと全てのブロックが揃ったところで、配置を考えてみました。

(ああでもないこうでもないと、色々動かして悩んでいる時間が一番楽しいのかも。)

間にサッシュを入れます。完成予想は、こんな感じ。


横一列ずつ、つなげて行きます。


そして、その7列全てをつないだら、こうなりました。ジャ〜ン!


はい、ここからは懺悔タイムね。そもそもレモンスターのブロックの出来上がりサイズの計り方が間違いだったようで、24本のサッシュを全て裁断し終えてから長さがちょっと短かった事に気付きました。でももう同じ生地も無いし、そこは諦めて何とかごまかそうと、ここから苦心の帳尻合わせ。最初(横につなげる時)、縫い代を倒す方向を見ながらミシンを掛けたかったのでサッシュを下にレモンスターを上にして中表に合わせて縫ったのですが、所々ギャザーは寄るはプリーツが入るは。(かなり致命的な仕上がり方ですが、直していない…。)好きでよく見ているアメリカのパッチワークのYouTubeチャンネルで、「ミシンの送り歯が下の布を先へ送ろう送ろうとするので、微妙に長さが合わない2枚を縫い合わせる時は長い方を下に置いて縫う方が調整し易い。」と(多分)言っているのをのをいつも半信半疑で聞いていましたが、ダメ元と思って試してみたら(横につなげた7列を縦につなげていく時)、はるかに縫い易かったです。いや、根本的に長さが合わないのは直せませんけどね。上り坂で必死に自転車をこいでいたら誰かが黙って背後から押してくれるかのよう感じというか。上手く言葉で説明出来ないのがもどかしいのですが、実際にやってみると「なるほど、こういう事か!」と思って貰えると思います。明らかに違います。同じような事態になったら、騙されたと思って是非試してみて下さい。しかし何故よりによってこんな大物を作っている時にこんな間違いをするかな~。そして私はここでもまた、計画の大切さを身に染みて感じたのでした。

とりあえず縫い合わされたキルトトップにアイロンをかけて、ゲストルームのダブルベッドに掛けてみました。出来上がりは正方形でサイズは約250×250㎝。ダブルベッドのベッドカバーとしては幅は十分だけど長さがちょっと足りない感じかなぁ。まあ何に使うにしても、この後バックの布とバッティングを挟んでキルトして、周囲をバインディイングして、と作業は続きます。


最近知った言葉。" A finished quilt is always better than a perfect quilt top."(完璧なキルトトップより完成したキルト)私の場合は、そもそもギャザーが寄っちゃったりして完璧ですらないキルトトップですから。まだこの先の道のりは長いけど、完成させてあげなきゃね。

You Might Also Like

0 コメント