チェックブックカバー完成

10/01/2017

久しぶりに集中してミシン仕事。機能的には十分に使えるので試作品をそのまま使っていたチェックブックカバーを、やっと作り直しました。試作品を作って気が付いたことをいくつか改善出来たので、良かったです。



デザインのの改良点は、次の2点です。
     ①  クローザーを、ゴムからマグネットホックに変更。
     ②  台帳はポケットに入れず、リボン状のところに引っ掛ける形に。



台帳はポケットに入れるのではなくただ引っ掛けるだけにした事によって、下のページに書き込む時にわざわざ台帳をポケットから取り出さなくてもそのままの状態で使えるようになりました。リボンが邪魔になる時もありますが、台帳をちょっとだけずらせば解決ですので、やはり便利なのではないかと思います。なかなかの自信作です。

《デザイン・型紙》


(前回柄の向きを間違えたので、矢じるしで柄の上を示しておきました。)

《作り方》

①  裁断し、必要な接着芯を貼っておく。

(表生地)

(接着芯は、この様に。)

(裏生地)

②  裏布のマチにペンホルダーを付け、裏布の土台を作る。

     1)  表布と裏布を中表に合わせて短い辺を縫い、表に返して、輪になったところに端ミシンをかける。

(長い方の辺にジグザグミシンをかけたけど、しなくてもよかったです。)

     2)  裏布のマチの生地に端を合わせて、本体裏の生地に挟んで縫う。
            縫い代を本体側に倒して、端ミシンで押さえる。


③  ポケットを作る。

     半分に折って、輪になったところに端ミシンをかける。


④  台帳を掛ける用のリボンを作る。

     リボン用の生地の長い方の辺にジグザグミシンをかけ、3つ折りして端ミシンをかける。


⑤  裏布にポケットとリボンを仮留めする。


⑥  クローザーを作る。

     1)  接着芯を貼ってある方の生地に、マグネットホックの凸を付ける。

(座金を当てて印をつけ切れ込みを入れ、表からホックの脚を差し、裏側で座金を通し、脚を左右に折り曲げる。)


     2)  クローザー用の生地2枚を中表に合わせて、縫い合わせる。カーブに切り込みを入れて、表に返す。


     3)  アイロンで形を整えて、端ミシンをかける。


⑦  表布の所定の位置に、マグネットホックの凹を付ける。


⑧  表布と裏布を中表に合わせ、クローザーを挟み、返し口を10cm程開けて、周囲を縫う。

(同じ間違いをしないように、柄の向きに気をつけて。)


⑨  四隅の角を切り落とし、表に返し、アイロンで整え、返し口を閉じながら周囲に端ミシンをかける。




完成です。

もう少し厚めの接着芯を使ってかっちりした仕上がりにしても良かったかも。それ以外は概ね満足な出来になりました。しばらくはこれで落ち着きそうです。




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