なんちゃってクリームパン

9/15/2017

今回フルーツタルトに使う為に作ったカスタードクリームは普段作るより少し固めの仕上がりだったので、スプーンですくうと形がしっかり残る感じがして、これならパン生地で包んだらクリームパンになるんじゃないかと思い、試してみました。ホームベーカリーでいつもは1度に12個のバターロールを焼くところを、半量をクリームパン用に回して、6個のバターロールと6個のクリームパンを作りました。


(ちょっと色がつき過ぎちゃったけど、味はOK。)

(フルーツタルトに使った後残ったカスタードクリームを、クリームパンに使い回ししました。)

1次発酵までホームベーカリーで済ませた生地を12等分し、表面をきれいに張って丸め、ぬれ布巾を被せて15分ベンチタイムを取ってから、成形作業に入ります。

生地を楕円にのばして、


カスタードクリームを大さじ1杯ほどのせて、


半分に折り、しっかり閉じます。


天板に並べ終わってから閉じ目のところにスケッパーで切れ目を入れようと思っていたのに、間隔が狭過ぎて使えない事に気付いて一瞬焦りましたが、


キッチン鋏の先でチョキチョキする事で、何とか切り抜けました。ふ〜っ!

(結構奥までザックリ行っちゃいました。2次発酵で膨らむと、結構ふさがっちゃうからね。)

そして、2次発酵は室温で50分位かな。

(2次発酵が、済んだところ。)

とき卵に少量の水を加えた卵液をハケで塗って、375℉(190℃)に予熱したオーブンで15分焼きます。


ちょっとクリームが流れ出ちゃった物もあったけど、お味見の名の下にすぐさま証拠隠滅。焼き立ての美味しさは格別です。えへへ。

味は良いんだけど、残念だったのはクリームの形状です。熱で溶けちゃうっていうか、固形じゃ無くなっちゃうっていう。クリームパンのクリームって、タルトやシュークリームに使うようなカスタードクリームとはやっぱり違うんだろうな。でも出来上がったグローブ型の形は正に「ザ・クリームパン」で、日本風パンに飢えている今の身の上にはそれだけでも目に嬉しいかも。今回はカスタードクリームのリサイクル目的のクリームパンなので、文句は言うまい。なんちゃってクリームパンでも、嬉しく懐かしく美味しく、感謝していただきます。

(クリームが広がり空洞が目立って何だか残念な感じだけど、味はしっかりクリームパンです。)

You Might Also Like

0 コメント