ゼブラポーチ・ジラフポーチ

8/03/2017

実は日本への帰国前夜の荷造り中に小さなポーチが欲しくなり、急いで1つ作ったのですが、やはり急ぐとろくな事がないわけで、出来上がったポーチはかなり歪んでしまいました。そもそも出発前夜に縫い物してる時点でかなりダメな人っぽくて残念な感じなのに、そうまでして作った物がこれまたイマイチの出来で、本当にがっかりな夜でした。


とりあえずそのポーチを持って一時帰国しましたが、見る度に胸の奥にモヤモヤとするものがあり、もう一度作り直したいと思いました。

歪んだポーチに使っていたのは、厚手の白いビニールに黒いスエード調のゼブラ柄が貼ってあるというおしゃれなハギレです。2種類の手触りが楽しめるところが面白いと思います。生地自体はとても気に入っていましたが、歪みの原因の1つがこの素材の厚みと硬さだという事もわかっていました。また同じ生地を使っても上手く出来るかどうかわからないなあと思いつつ、とりあえず同じハギレを求めてお店に行ってみたところ、ありがたいことに残っていました。ラッキー!そして、同じ動物柄でもずっと薄くて縫いやすそうなジラフ柄もあったので、ついフラフラと買ってしまいました。今思えば、保険をかける気持ちだったかもしれませんね。という訳で、今回のリベンジ作は、ゼブラとジラフのダブルポーチになりました。

(ゼブラポーチには白の、ジラフポーチにはベージュのファスナーを合わせました。)

(マチはそれぞれ、1.5インチ/約4cm・3.5インチ/約9cm。)

同じ大きさ(21x29.7cm)のハギレを使いましたが、マチの大きさでこんなにも違う感じの出来上がりになりました。

(クリアランスで、1枚60セントでした。)

(この2枚、厚みが全然違います。ジラフ柄の表面には毛の流れの様な微妙な凹凸が。)


作り方は、簡単です。長い方の辺を等分して2枚にし、出来た長い方の辺にファスナーを付け、脇と底をコの字に縫った後、角にマチを作るだけ。折角見つけたお気に入りの素材なので、なるべく捨てるところがないように、目一杯使いました。

ゼブラ柄の方は裏面が白いフェルトになっていて、ポーチにしたらクッションの役目もして中に入れた物の保護になって良いかなと思う反面、汚れが付きやすいかもと思い、グレーのサテン生地で内布を付けました。


ジラフ柄の方は裏面もビニールだったので、内布を付けずに1枚仕立てにしました。


洋服でもアクセサリーでもアニマル柄なんて持った事がなかったのに、どうしてこの生地を使いたいと思ったのか我ながら不思議ですが、なんだかとても惹かれました。ヒョウ柄よりは取っつきやすかったのかもしれませんね。気に入った生地で気持ち良く使えそうなポーチが出来て嬉しいです。まだ何を入れるか決めていませんが、使うのが楽しみです。

【おまけ】

因みに、歪んでしまった失敗作はこちら。これにもグレーのサテンの内布を付けてあります。形は好きだったんですが、この厚みの生地を使うにしては無謀な急ぎ仕事でした。もう大人(しかも結構いい大人)なんだから、仕事の段取りとか色々ちゃんと考えないとね。


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