キティちゃんの中サイズポーチ
7/28/2017楽しかった一時帰国から、無事に帰って来ました。今回の一時帰国中に、東京で一人暮らしをしている次女に会いに行くことが出来ました。去年の2月に作った大小2つのキティちゃんのポーチを使ってくれているのを見て、普段離れている分とても嬉しかったです。でもよく聞いてみると、「充電器入れにしている小さい方のポーチがキチキチのサイズなので、もう少し大きいといいなぁ。」との事でした。はいはい、任せなさい。確かその布、まだ家に残っていた筈。愛知の自宅に残してあった黒の合皮と赤いキティちゃん柄の木綿をアメリカに持って帰り、娘のリクエスト通り中間サイズのポーチを作りました。
以前作った大小2つのポーチのファスナーの長さが16cmと12cmだったので、今回は14cmのファスナーを使う事にしましたが、その長さのファスナーが売られていないので、15cmのファスナーを買って14cmのところで縫いとめて自作しました。ファスナーはアメリカの物なので、今使ってくれているポーチと同じ玉付きの金属ファスナーで揃えられなかったのが、心残りです。(材料はまだあるから、同じ色の玉付きファスナーを送ってくれたら、作り直しても良いよ。←娘へ業務連絡)
今までも沢山作ってきたペタンコポーチですが、今回少し作り方を変えた部分があるので、それを紹介します。
以前は本体を正面と裏面の2枚に分けて底で縫い合わせていましたが、今回は1枚の布で作りました。底の縫い代がゴロゴロしない分、物が入れ易くなるかなと思います。内布は、底に返し口を開けておく必要から、以前同様2枚で作ってあります。返し口を脇にすれば内布も1枚で作れるとは思いますが、今回は合皮を使って比較的小さいポーチを作る事を考えて、返し口をなるべく大きくとる為にこの様にしました。
《作り方》
① ファスナーを14cmに作り直す。
② 必要な布を裁断する。
本体用黒合皮 18cmx24cm 1枚
本体飾り用キティ柄木綿 6cmx24cm 1枚
内布用キティ柄木綿 18cmx13cm 2枚
③ 本体中央に飾り用の布を置き、両端1cmを内側に折り込んで端ミシンをかける。
③ 本体の表面の短い方の辺に、ファスナーを裏にして置き、端を縫う。
④ 内布を本体と中表に合わせ、③で縫ったミシン目の上縫う。
⑤ 内布を返して、本体側から端ミシンをかける。
⑥ ファスナーの反対側も同様にする。
まず本体のファスナーが付いていない側の端をファスナーまで持ち上げて、ファスナーと中表に縫って、1度ひっくり返して内布を本体と中表に合わせて今縫ったミシン目の上を縫い、外表に整えて端ミシンをかけると、こんな状態になります。
2本目の端ミシンはちょっと縫いにくかったけど、なんとか頑張りました。
⑦ 内布同士を中表に合わせて、内布の底に返し口を残して、脇と底を縫う。
⑧ 返し口からひっくり返す。
⑨ 内布の底の返し口を出来上がり線で折って、ミシンで閉じる。
⑩ 内布を本体の中に入れて整えたら、出来上がり。
これで、この黒い合皮と赤いキティちゃんの組合せのシリーズは、PCケースと3種類のポーチの4点になりました。早速娘に送ります。私としてはブログに書いた記録だけが頼りで、実際に3つを並べて比べてみないとその大きさの差はわかりませんが、「入れる物によって使うポーチが選べるようになって、便利になった。」と思ってもらえるといいな。使い勝手については、娘の報告を待ちたいと思います。
この2つのポーチは、底で接いでありました。出来上がりは、どんな風に違うんだろう?
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