チェックブックカバー試作⑴
8/26/2017主人は私がアメリカに来る半年以上前から単身アメリカで暮らしていたので、一通り生活の基盤が出来上がっているところへ転がり込んだような感じで私のアメリカでの生活は始まりました。例えば、チェックでの支払いに関して。単身のうちは銀行口座は勿論主人の単独名義でしたし、私が合流してからも主人がチェックの管理をしてくれている限りそのままで困る事も無いので放っていたのですが、この春に口座を共同名義に変えて私のサインでもチェックが切れるようになりました。細かい家計の支払いばかりなので、元々私の仕事ですよね。そこのところを気付かれてしまい(?)、お役目がまわって来たわけです。そしてその時作り直した2人の名前が印刷された4冊のチェックブックはずっと箱に入ったままで、必要な時にはそこから取り出して使っています。前回の赴任時には子供達のお稽古事の支払いや学校のランチ代などチェックでの支払いを指定される場面が多かったのですが(同時赴任だったので最初から共同名義の口座を開設して私がその手の支払いをしていました)、今回は本当に少なくて、私がチェックを切るようになったここ3ヶ月で使ったチェックはたったの12枚。こんなに使う機会が少ないと「まあこのままでも良いかなあ。」とも思っていたのですが、やはりなんだか味気ないし気に入った市販品にも巡り合わないので、家にあったお気に入りの布で自作してみました。
2つ折りで、上下のポケットにチェックブックと台帳を振り分けて中央にペン差しも付けました。専用のペンがあれば、チェックを書く段になってから慌てて探す必要がなくて、ここポイント高いんじゃないかな。チェックブックと台帳の向きが同じなので、チェックを書いたらそのまますぐに台帳にも書き込めます。
ペン差しを縫い付けたミシン線が平行でなかったのが、とても目立ちます。ペン差しにも接着芯を貼ったのがゴワつきの原因かも。ここの縫い方にはもっと工夫が必要ですね。そして勿論、柄の向きを間違えないようにしなくちゃね。
台帳はチェックブックよりほんの少し小さい上に、台帳用のポケットはケースの外側に向かって口が開いているので、開いた時に中身が飛び出し易いようでした。ポケットの向きを変えないなら、幅に合わせてミシンをかけてポケット口をぴったりサイズにするか、クローザーを付ける方が安心かもしれません。(向きにこだわらなければ、両方のポケット口を内側に向ければ解決ですが。)また、厚めの接着芯を縫い代部分まで貼ったため、余裕分と考えていた分量を厚みにとられてサイズがきつくなったり、最後に周囲に端ミシンをかける時に厚くてとても縫いにくくなってしまいました。縫い代には芯を貼らないでおいたら、当初考えていたようなサイズに出来上がり、角の仕上がりももっとスッキリしたかもしれません。
試作品を作ってみて、いろいろ見えた事がありました。もう少し作り方を考えてみます。
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