Christmas

2020年のクリスマスリース

12/08/2020

 今年は初めてクリスマスをアラバマで迎えます。この家の玄関にクリスマスリースを飾るのも初めての事です。今年は準備の時間も少なかったのでデコレーションを新たに買いに行くことも無く、家にある物だけで作り直しました。



去年は白いポインセチアをメインにしたリースでしたが、アラバマの家の外壁がベージュから茶色っぽい色のレンガなのではっきりとした強い色を使いたくて、使っていた白いポインセチアを抜いて、代わりに艶のある大きな真紅のリボンとマットな濃い色のオーナメントを8個足しました。


(ポインセチアを引き算。)

足したオーナメントは、存在感のある大好きなデザインの物ばかりです。(関係無いけど、これは今の松坂屋豊田店がまだSOGOだった時に買った物です。残念な事に、来年松坂屋豊田店は閉店するそう。SOGOが閉店した時、救世主のように現れて我々地域住民に手を差し伸べてくれた松坂屋。今までありがとう!)

(クラシックな雰囲気のデザインです。)

北向きの玄関だけど、ドアがガラスなのでまあまあ明るいです。ほぼ正面にある階段が外から丸見えだけど、ステンドグラスなので中の様子がハッキリ見える事はありません。


玄関ポーチが大きく、道路から玄関までの距離も結構あるので、少し離れるとあんまりよく見えないかもしれないけど、赤いリボンは正解だったかと。


リボンの形が上手く仕上がったし、急遽足したオーナメントとも色の相性が良かったので、今年のリースの出来には満足しています。もしお客さんが来るような事があれば間近で見てもらえるんだけど…。クリスマスの時期に限らず、「いらっしゃ〜い。お待ちしていました〜。」と、笑顔で玄関からお客様をお招きできる日が待ち遠しいです。


Knitting

100均毛糸でもこもこマフラー2種

11/28/2020

 11/23にアメリカに戻って来ました。約5週間の一時帰国でしたが、そのうちの2週間は自宅で自主隔離していたので実質3週間と言って良いかと思います。今回の一時帰国の主な目的は、①領事館の業務がストップしていた為に遅れに遅れていたビザの延長手続き②2月に切れてしまっていた主人の日本の運転免許の更新③主人の健康診断、の3つでした。全て予定通りにクリア出来たので、ホッとしました。


さてさて、日本滞在中に作った物がまだあるので、紹介します。セリアの毛糸で編んだマフラーです。アメリカにいる時に、日本のユーチューバーさん(手作り倉庫さん)がこの組み合わせで編んでいるのを見ていて、「日本に居たら、絶対に真似して同じ毛糸で作るのにな〜。」と思っていたので、自主隔離期間が終わったら、速攻でセリアに毛糸を買いに行きました。(実際は同じ物は無かったのだけれど、似た毛糸で代用しました。)



とっても軽い仕上がりです。フワッと巻いたら良いかな〜。

(黒は勿論オフホワイトのジャケットに合わせても。)

使った毛糸はこちら。(買って来てすぐに編み始めて一気に編んでしまったので、毛糸玉の状態での写真が無いのですが。)ドリームキャット(色番26)とぷくぷくのモール(色番14)の2本どりで10号(6mm)のかぎ針でゆったり編んでいます。鎖編みで6目作り目、立ち上がり3目、次の段からは(鎖編み1目編んだら1眼飛ばして長編み1目)を繰り返して端まで編んで、ドリームキャット4玉ぷくぷくのモール2玉を使い切るまで編みました。出来上がりサイズは、幅15cm長さ115cmです。



簡単な編み方だった記憶を頼りに編んだのですが、手に持った時に一目飛ばしで編んでいるところに指がズボっと入っちゃうのがどうもおかしいと思い、手作り倉庫さんのYouTubeを見直したら、編み方が違っていました。やっぱりうろ覚えはいけません。でもね、この白っぽい毛足の長いふわふわ毛糸と茶系のネップが沢山入っている毛糸を2本どりで編むのは、手作り倉庫さんのアイデアそのままで、私が良いなと思ったユキヒョウみたいなテイストはそのまま再現で出来たので、そこは満足なのでした。


まあ、これはこれで良いとして、せっかく間違いに気付いたので、元ネタ(?)の手作り倉庫さんの編み方でももう一つ編む事に。ところが、何度か通ってもぷくぷくのモールが売り切れていて手に入らず、仕方がないので、糸を変えてチャレンジ。使った毛糸は、ドリームキャット(色番22)とメランジモヘア(色番4)です。メランジモヘアはネップの無い細い糸ですが、ドリームキャットのコシの無さを補うには十分な強度があると思って使ってみました。この色番のドリームキャットには強めの黒が入っていたので、それに合わせて濃いグレーの糸をチョイスしました。先に編んだマフラーの様なツイード調にはならず、2本の糸が最初から一色だったかのように馴染みました。鎖編みで作り目4目、鎖編み3目で立ち上がり、向きを変えて作り目の鎖編みに1つずつ長編みを編み、端まで行ったら鎖編み3目で立ち上がり、次の段からは前の段の長編みと長編みの間に針を入れて長編みを編み、これを繰り返します。こうして、ドリームキャット3玉を使い切りました。メランジモヘアは1玉がかなり長いのでので、相当残りましたが、また何かに使えるでしょう。持っているかぎ針の中で1番大きな号数の針が10号針だったのですが、先に編んだ時に編み難かったので、もう少し大きい号数のものを使いたいと思い、これまた100均でジャンボかぎ針(10mm)を買って使いました。出来上がりサイズは、幅12cm長さ80cmです。


(使ったのは、セリアで買った毛糸2種。)

(出来上がりは、こんな感じ。)

使い方は、こんな3種類を想定しました。

① ピンを使って、首にピッタリ巻く。


②  下目に重ねて、タイピンの様にピンで留める。


③  片方の端を反対側の幅の半分くらいのところの長編みの間の隙間に入れて留める。


長短のもこもこマフラーが2本出来ました。どちらも軽くてフワフワで手触り抜群で、かなり気に入ってます。手作り倉庫さん、ありがとうございました。

Craft

グラニーステッチの三角ショール

10/25/2020

 日本に一時帰国しても最初の2週間は外部との接触を控えるように要請をされるので、その自主隔離中に自宅で編み物をしようと思ってアメリカから毛糸と編み針を持って来ました。(2週間は材料の毛糸を買いに行く事も出来ないからね。)前回使った段染めの毛糸が良い感じだったので、同じような感じのピンク系の毛糸を2玉用意して来ました。この2玉使い切りで、大きな三角ショールを作りました。


(完成型は、こちら。)

(アメリカから持って来た、毛糸とかぎ針セット。)

ラベルを見て、お勧めの通り10号のカギ針で編んでいきました。


前回ダイアゴナルステッチで編んだら、目が詰まっている分重い気がしたので(いや、実際には十分軽いのだけれど。)、今回はグラニーステッチで密度を低くして更に軽い仕上がりを目指しました。

この編み方には、個人的に凄く思い入れがあります。私が幼い頃、ピアノの椅子のカバーもコタツ掛けも、この編み方で母が編んでくれていました。特にコタツカバーは1段ずつ違う色の糸で編んだカラフルなモチーフをたくさん繋げてあって、見ているだけでとても楽しい気持ちになりました。あの頃はどちらかと言うと毛糸は編み直して何度も再生して使う物という認識で、手編みのセーターの糸をビーっと引っ張ってほどいたり(これが、障子張りの前に古い障子を好きに破らせてもらう快感に似て、子供心にめちゃくちゃ楽しいの。)、母や姉と2人向かい合って片方が両手首に糸を巻き取ってあった毛糸をもう片方が毛糸玉に巻き取って行くという作業をしていた記憶があります。そんな風にみんなで作った色とりどり大きさも様々な毛糸玉が大きなビニール袋に一杯詰めてあって、母はそこから色を選びながら、いろんな小物を作っていたのだと思います。あれって50年も前の事なんだなぁ。

あの編み方に名前があるとは今回初めて知りましたが、名前など意識しないで使う程相当古くから沢山の人に受け継がれている基本的な編み方なのでしょうね。母から直接教わった事は無いけれど、編んでいる姿はよく見ていました。鎖編みと長編みだけで出来て、目数を数える手間も殆ど無いので、テレビを観ながらでも面白い程速く編めました。

(ちょっと編んでみたら、思ったより手がゆるゆる。)

(1玉編み終わったところ。)

2玉編んだら、こんな感じになりました。サイズは、一番長い辺が138cm、短い辺が93cmでした。穴が開いている分、ダイアゴナルステッチの三角ショールより大きくて軽くなりました。


最後の段が端まで行かなかったので、その分を解いたのがこの位残りました。


角の3か所に簡単なフリンジを付けて、残った毛糸も使い切りました。適当に切り揃えたフリンジの長さは、12cm。色が偏らない様に気を付けたのが、工夫かな。これで出来上がりです。



このまま肩に描けたら、かなりノスタルジックな雰囲気になりますね。「赤毛のアン」のマリラがしていそう。大判なので、こんな感じで家の中で気楽に羽織るのにも重宝しそうです。色の出方も好きな感じだったし、幼い頃の思い出にも繋がり、大満足の作品になりました。私にとってはグラニーと言うよりマミーステッチなのかもね。自粛期間が過ぎたら、母にも会いに行く予定です。

Sewing

Pinoのバンダナも秋仕様

10/22/2020

 この夏ニューヨークに引っ越した長女に一時帰国の日程が決まった旨連絡を入れた時、「シーズン毎にピノのバンダナを作るって言ってたんじゃなかったっけ?」と指摘されました。痛いところを突いてくるなあ。実は気にしていましたのよ。前回送ったのは3月。セントパトリックスデー用の緑色のバンダナだもんね。日本に戻る前に送らないと又1ヶ月先になってしまうと思い、慌てて作って送りました。新しい住所に郵便を出すのも、これが初めてでした。

ケンタッキーにいた頃によく通っていたJOANN FABRICというお店がハンツビルにもあります。コロナの影響で完全にクローズしてしまってからは再開したと聞いてももなかなか行く気にならず、足が遠のいていましたが、ハロウィン柄の布があったら良いなと思って何ヶ月ぶりかに行ってみました。でもね、時期的に近づき過ぎなせいかもうあんまりハロウィン物は多くなくて、それは断念。秋っぽい茶系のチェックとサンクスギビング のターキー柄のリバーシブルにする事にして、この2種類の布を買って来ました。

ピノのバンダナ用の型紙は作ってあるので、布さえあれば後は簡単。(以前から読んでくださっている方はご存知でしょうが、これは首輪に付け替える着せ替えバンダナです。)ついでに、長女とお婿さん用にバンダナとお揃いのチェックのマスクも作りました。形はは折り上げマスクで、ノーズワイヤーをつけています。

(3人お揃いでお散歩して下さいな。)

(ターキー柄は、11月限定かな。)

娘達はモノトーン好きなので、黒とグレーのチェック柄のマスクももう1組オマケに付けました。可愛すぎるターキー柄はピノのバンダナにのみ使い、マスクは作りませんでした。

(これならハロウィンの時期にも十分使えそうです。)

「着いたよー。」と、早速娘が写真を送ってくれました。なかなか毛色にマッチして良い感じではないの。ピノってば、ハンサムやん。コロナ禍の中でも、朝晩のわんちゃんのお散歩は欠かせません。ニューヨークもまだまだ大変そうだけど、これからも健康に注意して過ごして欲しいです。




Life

コロナ禍の中の一時帰国

10/22/2020

 先週末から一時帰国しています。今回の目的は、visaの更新です。コロナ禍の中でも、どうしても帰国する必要がありました。更新の為には大阪にある在日アメリカ領事館へ本人が出向いて面談を受けなければならないのですが、コロナで領事館の業務がストップしてしまい面談の予約すらとれない状況が何ヶ月も続いていて、本当にどうなってしまうのかとヤキモキしていました。なんとか予約が出来たという連絡をもらったので、面談日から自宅待機の2週間を逆算し、またそこから実際に発給される迄の日にちも1週間から10日かかるということなので、それを計算して旅程を組み、ほぼ1ヶ月の予定で一時帰国を決めました。

日本に比べてコロナの状況がかなり悪いアメリカからの入国ですから、入国時には今までには無かったような手続きが必要でした。水際対策ってやつですね。

アトランタからの国際線に乗るとすぐに日本入国の際の手続きを説明した書類が配られて、提出が必要な書類は機内で書いておくように言われました。入国から2週間の間の滞在場所やそこまでの移動方法(公共交通機関を使わない事の確認ですね。)や連絡先などを記入しました。

(機内でもらった書類の一部。)

羽田で飛行機を降りると別室に誘導され、まずは機内で書いた書類のチェックをうけます。次にPCR検査の為に、投票所のようなブースで各自唾液を採取して提出。更に別室に移動して担当者と面談して書類審査。更に待合室に移動して検査結果を待ち、陰性の結果が出ていたら、そこで無事に通常の入国審査に進む、といったプロセスで進みました。

唾液による検査は鼻から検体を採取する方法に比べて検査にかかる時間が短く、そもそも同じ飛行機に乗っていた人数も少なかった(この人数のために飛行機を飛ばして、採算が合いますか?と心配になるレベル。)事もあってか、思っていたより全てがスムーズに進みました。もちろん、担当の職員さん達の手際の良さによるところも大きいのでしょうが。

今はデトロイト-セントレア便が運休になっているので、今回もアトランタ-羽田便で帰国したのですが、問題は空港から自宅まで帰る方法です。羽田近くのホテルに2週間滞在してから国内線でセントレアに飛ぶのもばかばかしい気がして、ちょっと大変だけど羽田からレンタカーで愛知の自宅に戻る事にしました。どうせ外に出られないのなら、自宅で缶詰になっている方が気分的にまだマシというものでしょう。帰国した日はあいにくの雨で路面が悪く最初のうちは渋滞も激しかったし、このままでは家に着くのに一体何時間かかるのかと心配しましたが、第二東名に入ってからはスイスイと順調に進み、結局5時間程のドライブで自宅に着きました。

とにかく今回の帰国では、検査などで入国に時間がかかりました。でも、いくら時間がかかってもやっぱり日本は良いです。我が家、最高です。とりあえず2週間は懐かしの我が家で缶詰生活を謳歌するつもりです。(はやくお出かけしたいけど。)

とりあえず今回は、一時帰国のご報告まで。

Craft

ダイアゴナルステッチの三角ストール

10/03/2020

そろそろ編み物がしたいなぁと思って久しぶりにMichelsに毛糸を見に行き、CaronのLatte Cakesという軽くて暖かそうな毛糸を見つけました。本当はモノトーンのグラデーションの糸を探すつもりだったのですが(そして、同じシリーズでモノトーンの物もあったのですが)、色のバリエーションが豊富だったので、迷いに迷って結局紫~ピンク系の糸を選びました。1玉の直径が15cm位と、かなり大きい毛糸玉です。1玉使い切りでストールを作ることにしました。定価$9.99のところ$7.99で買えました。

(ふわふわで、いかにも暖かそう。)


コロナで床屋さんがクローズしてしまっている時に、必要に迫られてAmazonでヘアカット用のハサミセットを注文するついでに(一度紙切りハサミで主人の髪を切ってあげたんだけど、案外上手く出来ちゃった+当時再開の見通しが全く立たなかったので、結局ちゃんとしたハサミを買って私が「おうち床屋さん」をする事になったの。)前から欲しいと思っていたTulipのかぎ針セットもポチっちゃいました。だからこのかぎ針セットって、私にとってはコロナの思い出なのよね。なんか複雑だけど。

(持ち手がシックで好き。定規まで可愛い。)

ダイアゴナルステッチという編み方は、以前から「絵」としては知っていたけれど、名前も編み方も知りませんでした。最近たまたまYouTubeで編み方の解説動画を見かけて、思ったより簡単そうだったので挑戦する事にしました。名前の通り、斜めに編み進んでいく感じです。鎖編みと長編みだけで出来るので、慣れると途中で止められないほど楽しくサクサクと作業が進みました。使用針は、10号(6mm)針です。

(色が変わって来た~。楽しい~。)

(1日目は、ここで終了。)

ちょこちょことした隙間時間に編んでいても、あっという間に完成しました。想像していたよりもはっきりと段が現れましたが、まあまあ許しましょう。出来上がりサイズは、長辺が145cm、高さが67cmでした。

(完成。)

↓こんな感じで使う予定。


実際に首に巻いてみました。ドレープが出来ると、グラデーションの色の馴染みも良くなるような。広げて見た時は少し地味な色だったかなと思いましたが、使ってみるとピンクがキレイに見えて中々良い感じ。そして何より、思った通りの柔らかな肌触りと抜群の暖かさ。少し気になったのは、毛足が長くて編み目が見え難かった事と案外厚みが出た事。大きな鹿の子編みのような表面の凹凸の面白さがあまり見えなかったのが残念でした。(私にははっきり見えるけど。)


1玉で出来るので途中で糸を繋ぐ必要が無く、最後まで一気に編めるのが快感でした。ダイアゴナルステッチって簡単で面白いので、また何か糸を変えて編んでみたいと思いました。新しい編み方を知るのって、本当に楽しいですね。

Life

2020年ハンツビルの夏

9/21/2020

平時においてもただでさえ出不精な私は、新型コロナに絶好の口実を得て引きこもりのような生活を満喫していましたが、気がつけば明日は秋分の日。ハンツビルに来て初めての夏が過ぎてしまう前に、この夏を一度総括してみようと思います。

引っ越してすぐの数週間はとにかく雨(しかも次から次へとやって来るサンダーストーム)ばかりで、こんな天気が続くのかと不安でしたが、やはりあれは特別天候の悪い時期だっただけのようで、今は普通に南部の爽やかな気候を満喫しています。

(5月9日、初めて近所をお散歩。)

新型コロナが言われるようになってからは飛行機を使うような旅行は行けなくなったので、3月に予定していた一時帰国も無しとなり、とっても残念でした。(主人の出張が全て無くなったので、私の予定も大幅に変更となりました。)6月にパスポートの更新の為に日帰りでアトランタにドライブしたのが、一番の遠出でありレジャーだったかな。

暑くなって来て気付いたのは、住宅地にも商業施設の駐車場にも大きな道路脇にも、街中いたるところに百日紅の木がとんでもなく多い事でした。ケンタッキーではそんなに見かけなかったと思うので、とても印象的でした。私の背程の小さい物から2階の屋根をはるかに超える大木まで様々で、花の色も白・真紅・薄ピンク・濃ピンクとバラエティ豊かです。うちのサブディビジョンでは、各家に必ず1本以上は何某かの百日紅の木がある感じです。我が家の花は終わってしまっていますが、今もまだ少し花が残っているお宅もあります。6月から咲いていたので、随分長い間楽しませてもらったんだなあと思います。我が家の裏庭にも白い花を咲かせる巨木が2本並んでいます。満開の時は花嫁のベールの様で、とてもキレイでした。そしてまた、盛りが過ぎて風に花びらが舞う時には地面が花びらで覆い尽くされてまさに桜が散る様子とイメージが重なり、日本人が桜の散り際を美しいと思うのと同じようにアメリカ人もこの儚さを美しいと思うのかしらと、誰かに聞いてみたい気がしました。

(7月10日撮影。見上げる程大きな我が家の百日紅。)

(玄関近くには、小さな紅い百日紅も。)

旅行が出来ない代わりと言っては何ですが、8月からは時間を見つけてハンツビル周辺の公園をいろいろ探して出かけています。どこも3密を全く気にしなくて良い人の数でしたし、木陰に入ると風が涼しく感じられる気持ちの良い場所でした。

8月16日、まずは手始めにモンティサーノ州立公園(Monte Sanyo State Park)へ行きました。ハンツビルの街を見下ろす小高い山の上にあります。私達はゲートを入ってすぐの駐車場に車を停めて、BBQの出来る広場や小さな屋外ステージがある辺りを中心にぶらぶら歩いて来ました。山の中を走るサイクリングコースもあるようで、自転車を連ねて走っているグループも見かけました。もちろん、歩きたい人の為にはトレイルもあります。バンガローが建っているエリアもあったので、泊まりがけで自然にどっぷり浸かる事も出来そうです。

 (ただただ広いBBQエリア。)

 (木陰を渡る風が気持ち良かったです。)

(開けた場所から見える風景。何も無い…。)

9月5日は、家からすぐの場所にあるレインボーマウンテン保護地区(Rainbow Mountain Nature Preserve)のトレイルへ。この時は最初から歩く気満々でスニーカーを履いて行きましたよ。面白い地形で飽きずに歩けそうだったのですが、あまり人がいないので、迷子になるのが怖くて途中で引き返しました。面白い形状の岩が多く、ブラタモリに取材に来て欲しいなんて思いながら歩きました。

(バランスロック。結構な巨石が、何故こうなった?)

9月12日は、ハンツビル植物園(Huntsville Botanical Garden)へ。ここはハンツビルでは有名なスポットなので、引っ越し以来ずっと行きたいと思っていた場所でした。季節的にあまり花は多くない時期だったかもしれませんが、気持ちの良い空間をお散歩するという視点から見たら、十分楽しめたと思います。園内にはイーゼルを立てて絵を描いている人が沢山いたので、そんな風にのんびりとした時間を過ごすのも贅沢だなぁと思いました。バタフライハウスは小さいながら沢山の種類の蝶を間近で見られて、とても良かったです。これからも季節毎に訪れて、園内の自然の変化を楽しんでいけたらと思いました。

 (ビジターセンター。)


(噴水のある池には鯉が。)

 (奥に見えるのが、バタフライハウス。)

(蝶の採集が趣味だった義父を思い出します。)

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、暑さの中でも徐々に秋を感じるようになって来ました。この夏は外出がままならなかったりしていつもとは違う夏だったけれど、少しは季節を楽しめる機会が持てて良かったです。この先も、少しずつでも状況が良くなっていきますように。

Craft

濡れてもOKなiPhoneスタンド

8/27/2020

私はiPhone用のスタンドとしてずっとカード立てを使っていたのですが、枠が少し画面にかかるのがどうも気になっていたので、端切れで手作りすることにしました。布製の物はよく見るのですが、私は台所のカウンターで使いたいので、うっかり濡れたところに置いてもシミをつくらないようにビニコ素材で作りました。

(カウンターで使うよ。)

今まで使っていたのは、この2つ。


こちらのタイプは実用的ではありますが、何の飾りも無いのでちょっぴり物足りないのよね。普段(使っていない時)はこれを、私のiPhoneの指定席としています。


かと言って、ちょっと良い感じの飾りの付いたこのタイプは、観るのに丁度良い角度に止めておくのが難しい上に手前の飾りが画面下をタップする時に邪魔だったりするのでイライラしたり。(かなり人間が小さい。)


という訳で、今回作ったのがコレ。

(動画を観る時は、横置き。)

(縦でも使えます。)

台所で作業中にカウンターの上で使いたいので、なるべく奥行きを削る為に、背後のとんがったところを内側に折り込んで、底を三角形ではなく台形にしました。これもよくある形です。

中には手芸用の綿を詰めました。使用には問題ありませんが、軽過ぎて逆に使いにくいようにも感じたので、もう少し重い物(木のチップとか?)を入れた方が良かったのかもしれません。

《材料》

7x12inのビニコ  1枚














《作り方》

①  布を長辺で半分に折って、短辺を開けて残りの2辺を縫う。


②  袋に手を入れて縫い線と折り目を合わせるように折りたたむ。


③  裏返して、角から1/2inのところにミシン。


④  表に返す。

 (何とも形容し難い形になります。)

⑤  適量の綿を詰める。


⑥  端から1.5inにミシンをかけられる位の量を入れたら、そこでストップ。


⑦  端から1.5inと1inのところにミシンをかける。


⑧  布端を1/4in程内側に折り込んで折り癖を付けておく。


⑨  綿の入れ口を少し残して端を縫う。


 ⑩  棒を使って入れ口から少しずつ綿を押し込み、最後にミシンで口を閉じる。


これで、完成です。

 (横から見たらこんな感じ。)

(後ろ姿はこんな感じ。)

最後に閉じるところのミシン線が何本か重なってしまうので、見た目が少し汚くなってしまいました。後ろのマチのところを開き口にして、綿は後ろから入れるようにして、目立つ正面をきれいに仕上げた方が良かったかもしれません。次にまた作る機会があれば、そんな風にしてみようと思います。