コーヒーカップのピンクッション
1/16/2019以前「ドリップし終えたコーヒーの粉をピンクッションの中に入れると、針が錆びにくい。」と聞いた事があり、次にピンクッションを作る時には是非試してみようと思って準備していたところ、ピンクッションの土台にぴったりだと思えるコーヒーカップを見つけたので、早速作ってみました。
白地に金のラインが控え目に入ったこのカップは、コーヒーカップにしては小さく、デミタスカップにしては大きい、なんだか微妙な大きさ。でも、それが正に私が思い描いていた大きさだったんです。即買いですわ。
(レースのようなディテールも、私の好みのど真ん中。)
(カップの直径は、7cm。)
出がらしのコーヒーの粉は、ただ ペーパータオルの上に広げて十分に乾燥させればOKだそう。いつ使うか分からなかったので、数回分を容器にためて、冷蔵庫で保存していました。
乾燥させた粉はかなりサラサラな状態なので、お茶の葉を入れる紙パックに入れました。
(量は、実際にカップに入れてみて調整しました。)
次に、それを、キルト芯で包みました。このキルト芯は薄いので、2枚重ねにしました。
(直径14cmと、その一回り大きい円形を重ねます。)
コーヒーの粉を入れて、
糸を引き締めます。
(小籠包にしか見えない…。)
糸を渡して、隙間を閉じます。
更にこれを包むための布を切ります。
(大きい方のキルト芯と同じくらいの大きさに切りました。)
周囲を2本どりでぐし縫いして、
キルト芯で包んだボールを中に入れて、
糸を引き締め、しっかり留めます。
ひっくり返して、カップに入れます。
(この写真は、キルト芯1枚で作った時のものでした。失礼。)
機能的にはこれで完成ですが、あまりにもシンプルなので、手持ちのリボンとボタンで少しデコる事にしました。
カップの下に、グルーガンで付けました。
これで完成です。
今使っているピンクッションから、まち針の引越しをしようと思ったけれど、なんだか淡い色のまち針しか移したくない気がしてしまいました。どうしよう?
実際問題として、コーヒーカップのピンクッションは裁縫箱に入れておくのには大き過ぎるので、作業台に出しっぱなしにする事になるのだと思います。作業しながらソーサーのところに糸切りばさみなどの小物をちょっと置いておくことができるのが、便利なんじゃないかな〜、と期待しています。というわけで、バラのピンクッションも、まだまだ現役で裁縫箱の中で頑張ってもらうことにします。
実を言うとこのピンクッション、少し針が刺さり難いんです。コーヒーの量が多すぎるのか、綿とコーヒーを混ぜて芯にするのが正しいのか、正解がわからないので困ります。クッション部分はカップにまだグルーで接着しないでおいてあるので、もう少し中身を工夫してみてもいいかなと思いますが、とりあえずこのままでしばらく使ってみますね。
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