レールフェンスのキルト(2)

12/03/2018

クリスマスプレゼントのキルトを仕上げる前に、しなければならない事がありました。後はキルトをするのみとなった段階でミシンの故障と一時帰国が重なった為に一時棚上げにしてそのままになっていた、レールフェンスのキルトの仕上げです。クリスマスプレゼントのキルトより一回り小さいサイズなので、初のミシンキルトの練習に丁度良いかと思います。ウォーキングフットは、バインディングを縫うのに使った事があるだけで、キルトはした事がないので、どうなる事やらワクワクドキドキ。

思い返せば、初めてフリーモーション用の押さえを使ってフリーモーションの練習をした後ミシンの送り歯が戻らなくなった(上がらなくなった)事が、停滞の原因でした。でもよく考えたら、フリーモーションで曲線のミシンキルトをする前に、ウォーキングフットで直線のミシンキルトにトライするのが正しい順番かも。やはり、正しい道筋で進もう。

 (ウォーキングフット。なんだかスターウォーズで帝国軍が使ってそうな感じ。)

 (ミシンキルト専用の糸を使います。)

どこから縫い始めたら良いのかよくわからないので、とりあえずボーダーの内側の枠をぐるりと一周縫ってから、レールフェンスのパッチワーク部分の対角線を縫い、そこから平行線を順番に縫って行きました。


私のミシンは、ごく一般的な家庭用のものですが、このくらいの大きさ(トップが約90cmx90cm)ならちょっと窮屈な感じはあるけれどまあ問題なく縫えました。ただ、今回はバイアス方向に縫ったので、針の落ちる場所の左右に両手のひらを置いて布目が伸びないように縫うことに、とても神経を使いました。

(斜めのラインが出来ました。)

ボーダー部分にも直線を2本入れて、キルトはおしまい。完成させることを第一の目標にしたので、欲張らずに簡単にね。


出来上がりの大きさに切り揃えます。


バインディング用の布を2.5インチ幅に切って、周囲の長さプラス50cmくらいになるように繋げて、半分の幅にアイロンで折ります。

 (布幅いっぱいにストリップを切り、バイアスにつなげます。)

トップの布端と半分に折ったバインディングの布端を合わせて、1/4インチの縫い代でぐるりと縫います。


バインディングを裏に回して、表側からバインディングの脇に落としミシンをしてバインディングが完了しました。


フリクションペンで描いた印を、アイロンの熱で消します。

完成です。


やる気になりさえすれば、結構時間をかけずに完成までこぎつけるものですね。さすが、ミシンキルト。


裏を見てみると、ちょっとずれてるけど…まあ許せる範囲のずれですね。

ウォールハンギングにするのなら裏に棒を通すスリーブを付けなければいけないのですが、それは飾りたくなったらすることにして、今回はこのままたたんでしまっておきます。中途半端になっていた作品が一応の完成をみたので、ほっとしました。やりかけの作品がなくなったところで、心置きなくクリスマスプレゼントのキルトに戻りますね。(あと3週間。今年のクリスマスに間に合うといいのですが。)


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