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一時帰国のパッキング

9/24/2018

最近作ったオーガナイザーを使って、一時帰国用の荷物をトランクに詰めました。



一番大きな茶色のケースには、ボトムス3枚・ワンピース1枚・ツーピース1セット・ブラウス5枚が入っています。さくらんぼ柄の中サイズのケースには、Tシャツなどカジュアルなトップス8枚とパジャマを入れました。一番小さい焦げ茶色のケースはセリアで買った物で、下着用です。大きさの違うこの3つのオーガナイザーを並べて出来た隙間に、パンプスの入った靴袋・花柄の充電器用ポーチ・アクセサリーケースを入れました。アクセサリーケースは市販のもので、ネックレスが1本ずつ絡まらないで収納出来るのが気に入って使っていますが、フルーツ柄が可愛い過ぎると思うので、形を参考に別布でそのうちに作り直すつもりです。

パッキングをしている時には「誰に見せるわけではないけれど、オーガナイザーを使ってきちんと整理して入れられるのは気持ちが良いなあ。」と思っていましたが、日本の自宅に着いてトランクを開けたら、入れた荷物の位置が微妙に変わっていて、身に覚えの無い小さな紙が1枚入っていました。


どうやら出国の時にインスペクションにかかって、トランクを開けて中を調べられたようです。誰かに見られる可能性って、無いわけじゃないのね。

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S子ちゃんの新お泊まりセット

9/20/2018

S子ちゃんに頼まれていた新しいお泊まりセットが完成したので、イヤホンケースと一緒に昨日サンフランシスコに発送しました。今週末から一時帰国するので、その前に約束が果たせて良かったです。(随分お待たせしてしまいましたので。)


以前作った定番の「お泊まりセット」をずっと使ってくれていたようですが、新たにちょっと大きめ物も欲しいな〜と嬉しいリクエストをもらったので、張り切って作りました。ここのところ続けて作っていた自分用の「トラベルオーガナイザー」は、実はS子ちゃんのお泊まりセットの為の試作の意味もありました。リクエストは2つあり、1)1泊分のお着替えが入る大きさのもの。2)化粧品のビンが入る大きさのもの。との事でした。S子ちゃんの為なら、これは日本から持って来ていた虎の子のソレイヤードのビニコの使い時でしょ。

1)については、フタが大きく開く形が使いやすいかなと思い、自分用に大小2サイズのオーガナイザーを作って大きさを確認し、さくらんぼのオーガナイザー(小さい方)と同じ10.5x8.5x3.5inで作りました。

(ファスナーの先にタッセルの飾りをつけました。)

2)については、1)の残り布で作ろうとしたらポーチの高さが7inしか取れなかったので、もしかしたら入れたいと思っていた化粧品が上手く入らないかもしれませんが、とりあえず作れる範囲で最大の大きさで作ってセットにしました。(入らなかったら、別用途に使っておいてね。一時帰国の時に同じ布を買って、作り直します。)サイズは、9x7x2inです。


(底マチは2inと狭めで、すっきりとした印象です。)

ファスナーは、アメリカで一般的なcoatsのコイルファスナーです。色はもう少し茶色味が強いものと迷って、結局白に近いnaturalにしました。本体の色とのコントラストが強過ぎないか心配でしたが、逆に若々しい感じになって良かったと思います。

引き手が小さめで少し寂しいので、共布でタッセルを作って引き手の飾りにしました。タッセル本体用の布は横2.5x縦1.5inに切り、上から1/2inのところに線をひいて、下は縦に1/8in幅で平行に切ります。紐用には、1/2in幅に切った紐を半分に折ってその幅の中央辺りをミシンで縫い、ミシン線ギリギリでカットしてなるべく細い紐を作りました。(引き手の先にある小さな穴に入るように合わせました。)

(のれんみたいに切ります。)

切らずに残しておいた1/2in幅のところにボンドをつけて、ファスナーの引き手の先の穴に通した紐の先を端から巻いていきます。紐は4inくらいの長さに切って使っているので、タッセルの長さの真ん中あたりまで来ています。強度の点から言って、紐とタッセルをボンドで接着する面積は大きい方が良いので、最低でも紐が1/2inのラインから少しはみ出すくらい奥にセットするのが良いと思います。完成すれば紐の先は隠れてしまうので、見た目には全く気になりません。

(引き締めながら、くるくると巻きます。)

最後までボンドをつけて巻き終わったら、洗濯バサミなどではさんでしっかりくっつけます。それだけでは強度が心配なのと多少の飾りにもなるかと思い、太さの合いそうな手持ちの丸カンをタッセルの上部にはめました。


(丸カンの径が、このタッセルにぴったりでした。)

共布のタッセルをつけた事によって、少し個性が出たような気がします。S子ちゃん、気に入ってくれるかな?

(この3点をお送りしました。使ってね〜。)

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さくらんぼのトラベルオーガナイザー

9/11/2018

前回は茶色のポリエステル生地でトラベルオーガナイザーを作りました。大好きな生地だしとても気に入っているのですが、唯一心残りな点は、1ヶ所だけバイヤスで布端を始末しなかった事です。一応布端近くを端ミシンで押さえたので、まあそれでいいかなぁって省略しちゃったのですが、そこ以外は全てきれいにバイヤス始末が出来ただけに、後になってじわじわと後悔しています。やっぱりビニコで作る方が気が楽だな〜。

日本にいる時から、ビニコを使った小物作りが好きでした。切りっ放しでもほつれてこないので、布端の始末も要らなければ、裏地を付ける必要もありませんからね。汚れても濡れタオルで拭くだけで良いし。私のようになるべく工程を減らしたい人には、ぴったりの素材です。日本の生地屋さんではリバティやソレイヤードなどのビニコだって選び放題でしたが、こちらの生地屋さんの店頭ではそんなオシャレな生地は見たことがありません。切りっ放しでもほつれてこない生地という点で、ホームデコ用の生地コーナーに置いてあるテーブルクロス用のビニール生地に注目していましたが、いかにもテーブルクロスという柄しか無くて、諦めていました。

そんな訳で、実際に手に取って厚みやハリを確かめられないのは冒険でしたが、思い切って通販で生地を買ってみました。結局テーブルクロス用の布なんですが、近所の生地屋さんよりは多くの選択肢がありました。 注文したのは黒地に赤いさくらんぼ模様のビニール生地で、たった1ヤードの注文にもかかわらず、折りジワが出来ないよう芯に巻いた状態で送られて来ました。なかなか可愛い物が出来ましたよ。

 (前)

(後ろ)

大きさは前回より一回り小さく、13.5x9.5x3.5inです。紙に14x10inの長方形を描き、角を丸く切り落とし、これを底とフタの縫い代込みの型紙としました。縫い代を1/4inとすると、周囲をミシンで縫うのは45inと計算して、ファスナーが付く前パネルが34in、ファスナーが無い後ろパネルが11inになるように、縫い代1/2inを足して裁断しました。

丁度良い長さの黒いダブルファスナーが無かったので、2本の18inのファスナーを付き合わせて使い、余分は切り落としました。したがって、必ず前面中心から左右に2本のファスナーを開け閉めする構造になりました。

 (オールパーパスのファスナー2本を使いました。)

前パネルの生地の上部にファスナーを縫い付け、端ミシンで押さえます。


後ろパネルと輪になるように縫い合わせて、後ろパネル側に 縫い代を倒して押さえのミシンをかけます。

(パネルの高さは、縫い代込みで4inです。)

輪に縫い合わせたマチと底を縫い合わせます。角のカーブのところは、マチの方に切り込みを入れて、フィットさせます。


同様に、マチとふたを縫い合わせます。縫い代はふた側に倒してミシンで押さえておくと、ファスナーの開け閉めがスムースです。


出来上がりです。


中に何も入っていなくても形がキープされる程度のハリがありながら、固過ぎるということもなく、良い感じに仕上がりました。大きさ的にも、使い勝手が良さそうです。使っている内にどの程度シワができるのかが未知数ですが、その実験の意味も含めて、次の旅行で使うのが楽しみです。

(ノートを入れると、こんな感じの大きさです。)

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Newトラベルオーガナイザー

9/05/2018

この夏のハワイ旅行にも持って行ったトラベルオーガナイザーは、服をギュギュッとコンパクトにまとめる事が出来てとても便利です。機能的には文句はないのですが、近所のガレージセールで破格で買ったベビーピンク色のキルティング生地でお試しのつもりで作った物をそのままずっと使っていたので、そろそろ作り直したいと思います。生地は以前巾着型の室内ばき入れを作った茶色のポリエステルを使います。軽くて旅行グッズにぴったりの素材だと思います。いつかこの生地で作ろうとずっと思っていたので、ようやく重い腰を上げたということです。

生地は決まっていたのになかなか次回作が作れなかったのは、思うような長さと色のダブルジッパーが見つからなかったからです。以前は引き手が1つの長いファスナーを使って作ったのですが、次に作る時はダブルジッパーで作ってみたいと思っていました。実店舗で見つけるのは難しそうと見切りをつけて、ネットで注文しました。探せばあるんですねえ。

形は前と同じくトランク型ですが、今回はハンドルを付けるのはやめました。(使ってみて、実際にハンドルを持つ機会があまり無かったので。)底とフタは15x11inの長方形の角を丸くした形で、それをつなぐマチ(高さ)は5in、ファスナーは40inの長さのダブルファスナーです。そして、完成したのがこちら。



薄い生地なので、中に何も入っていないとクニャッとなっちゃって形がわかりにくいですね。

試しにパンツ3本、ワンピース1枚、Tシャツ6枚、パジャマ1組を入れて、


ファスナーを締めたら、こんな感じ。まだ上部に余裕があります。

(このファスナー、引き手の形も気に入っています。)

(後ろ姿も、なかなかきれいです。)

前作に比べて、大分年相応な感じになりました。ただ大人っぽいというだけでなく、オレンジ色のファスナーがアクセントになっていて、いい感じ。別に誰に見せる訳ではないですが、お気に入りの手作りグッズを持っていると、旅が楽しくなりますよね。セリアで買った小さいオーガナイザーも便利に使っていますが、自分だけのオリジナルのものも欲しいと思っちゃうのよね。ずっと後回しにしていて気になっていたプロジェクトだったので、ほぼ思っていた通りに完成出来て良かったです。

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S子ちゃんのイヤホンケース(3)

9/03/2018

S子ちゃんのイヤホンケースが、完成しました。イェーイ!


S子ちゃんに色の希望を聞いて、2作目で合わせていた濃いピンクを淡い色にチェンジしたら、ぐっと優しい感じになりました。確かに、こっちの方がイメージに合ってるかもね。

ファスナーの付け方にも、進歩がありました。先に長めのファスナーを付けておいて後で好きな長さにカットするのが作りやすいという思い込みがあったのだけれど、よく考えてみたら、ムシの上をミシンで縫いたくないなら最初から縫い線にかからない長さのファスナーを使えば良いと気が付きました。(考えてみれば当たり前なんだけど。)

(ファスナーをつけたところ。)

今回使ったのは、6inの長さのファスナーです。(前作では、9inのものを使いました。)下のストッパーの位置に注目です。布端から1inくらい手前にあります。もう一方の端と同じように、ストッパーぎりぎりのところで本体側に折っても良かったかもしれませんが、作っているときはファスナーの長さにばかり気をとられていてそこまで気が回りませんでした。もしまた同様の作品を作ることがあれば、試してみたいと思います。

ファスナーを表布と裏布に挟んで縫ったら、次に、表布同士(ここでタブを挟みます。)裏布同士をそれぞれ中表に縫い合わせます。裏布の底の部分に返し口を少し開けておきます。

(表布同士を中表に合わせて縫ったところ。)

返し口からひっくり返し、形を整え、返し口を縫い合わせたら、本体の完成です。

(ファスナーの下の端が、きれいに収まりました。)

取り外し可能なストラップは、ナスカンの端から端まで8.5inです。


今回は、使うファスナーによって、適した付け方は違うのだという事を学びました。ファスナーひとつとっても、奥深いわね〜。

3作目にして遂に完成したイヤホンケース。さてさて、S子ちゃんは気に入ってくれるかな?

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S子ちゃんのイヤホンケース(2)

9/02/2018

S子ちゃんのイヤホンケースの試作第2弾です。1作目より縦を0.5in短くして、4x3inで作ってみました。縦横のバランスから言っても、こちらの方が良い気がします。イヤホンもきちんと入ります。


共布でストラップも作ってみました。これだとちょっと長めかな。


前作では縫い代をバイアステープでくるんで始末しましたが、今回は縫い代が全て内側に隠れる縫い方をしたので、ファスナーを全開した時にすっきり見えます。ただ、1作目で使った日本のファスナーのストックがなくなったので、2作目ではアメリカのファスナーを使ったところ、今までのやり方ではきれいに仕上がらず、ぐじゅぐじゅと何度もやり直す羽目に。仕上がりに不満が残っています。

比べてみます。左が1作目、右が2作目です。

 (内側。)

(ファスナー付け。アメリカのファスナーのムシ部分が固くて苦労。)


刺繍は角に小さく入れました。このくらいの大きさでも、イニシャルの刺繍っていうだけで十分に可愛い気がします。(1作目もあれはあれで「あり」だとは思うのですが、主張が強過ぎたかな〜、と。)

さて、形と大きさはこれで良しとして、あとはデザインや色をどうするか。(あと、ファスナーをどうするか。)S子ちゃんの希望も聞いてみたいと思います。