おせちとお雑煮

1/01/2016

皆様、新年明けましておめでとうございます。自分の好きな手作り生活の記録として始めたこのブログも、3年目に突入します。本年もお付き合いの程、よろしくお願い致します。



今年も、おせち料理とお雑煮と共に日々が始まりました。

以前も我が家のおせちを紹介した事があったなぁ、と思って過去のブログをチェックすると、家族みんなが好きな煮豚と筑前煮はその時と同じ。我が家の定番ですね。(テーブルランナーも同じで、デジャブかと思いましたよ。)その他に今年作ったのは、海老の煮物、酢蓮、栗きんとん、伊達巻、ブリの照焼き、スモークサーモンのマリネ。紅白のかまぼこ、黒豆、数の子、昆布巻は、市販品を買って詰めました。

伊達巻と栗きんとんは、市販品の甘さが気になっていたので、今年は自分で作って甘さを調整しました。両方とも思っていたより簡単で、何故今まで作らなかったのか不思議な位です。

【伊達巻】
お友達に教えて貰った作り方で、材料を半量で作りました。調味料の量は適当。

《材料》
            卵                3個
            はんぺん  1/2枚
            みりん         
            砂糖        
            だし汁       

《作り方》
            ①  はんぺんをフードプロセッサーにかける。
            ②  更に他の材料を全部入れて、回す。
            ③  卵焼き器に流し入れ、蓋をして弱火で焼く。
            ④  表面を触って中まで焼けているのを確認したら、熱い内に巻きすにとって巻く。
            ⑤  輪ゴムをはめて固定し、冷めるまで置く。
  
【栗きんとん】
甘味は甘露煮のシロップで。くちなしの代わりに、かぼちゃで黄味をプラスしました。

《材料》
            栗甘露煮          1袋
            さつまいも   5㎝位
            かぼちゃ         適宜

《作り方》
            ①  飾り用の栗甘露煮を残して、残りをざっと刻む。
            ②  さつまいもとかぼちゃを水から煮る。
            ③  軟らかくなったら水を捨て、ヘラで潰しながら水分を飛ばす。
            ④  甘露煮のシロップを加えて練る。量はお好みで。
            ⑤  刻んだ栗と飾り用の栗を加えて、優しく混ぜる。


年によって多少内容が変わるおせちと違い、お雑煮は毎年殆んど同じで安定感有り。この写真の状態で出し、各自で鰹節をかけて食べるのが我が家流です。

結婚して初めてのお正月に主人の実家でお雑煮を食べた時には、自分が子供の頃から食べていたお雑煮との違いに驚いたものです。車で10分もかからないところなのに、お雑煮文化が違う!と。(結婚ってそもそも両家の文化の違いを発見する事の連続で、それが楽しいところな訳ですが、食べ物に関しても例外では無く。)私は切り餅をそのまま鍋に入れて煮る形のお雑煮に慣れていたのですが、主人の実家では焼き餅を入れていて、その香ばしさがとても新鮮に感じられました。そんな軽いカルチャーショックから30年。我が家のお雑煮は今年も、焼き餅を入れるのも最後にナルトとほうれん草を飾るのも主人の実家風です。主人の両親が亡くなって既に随分時間が経ちますが、今もお雑煮を作る度に、椀にナルトとほうれん草を載せる義母の手を思い出します。食の継承(?)って記憶の継承でもあるなぁ、と思います。

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