デコパージュ専用ケース

10/10/2014

最近私、デコパージュにはまっております。先日もクラフトの会のメンバーが集まって、デコパージュ&お茶会の昼下がり。M子さんもY子さんもそれぞれ持参されたペーパーナプキンを使って素敵な作品を仕上げられました。「子供の頃は、よく友達と千代紙の交換したよね〜。」なんて言いながら、お互いに手持ちのペーパーナプキンの交換もしました。


私はと言えば、デコパージュの材料を入れているお菓子の缶にマスキングテープをデコパージュしようと思っていたのですが、やればやるほど自分が考えていたイメージと違ってきてしまい、途中リタイアという情け無い事態になりました。その後は「見学」と称してお二人の間をウロウロしていたのですが、お二人の作品がとても素敵だったのでそれに刺激されて一念発起。お二人が帰られた後、一人再チャレンジすることにしました。イメージが合わなかったマスキングテープを使うのは止めて、この日M子さんに頂いたバラ柄のペーパーナプキンを合わせてみました。広げたペーパーナプキンをどどーんとそのまま大胆にふたに貼ってから周りを切っただけで、作業としては単純ですが、一応最後まで仕上げたということで、一度は完成を諦めた自分自身にリベンジ出来たかな。


使ったのは、元々は美味しい芋ケンピが入っていた缶です。大きさは、縦24×横24×深さ11㎝位。まだまだスペースに余裕があります。ずっと100均で手に入る小さなデコパージュ剤を使って来ましたが、こんなにデコパージュに凝るのだったら、もっと容量の大きいものを買っても良いかも、と思い始めています。こんなに大きいケースも用意出来た事ですしね。

《 作り方 》

⑴  ふたに貼ってあったお菓子屋さんのシールをきれいに剥がし、汚れを落として、準備完了です。きれいな仕上がりの為には、実はここが一番大切なプロセスかもしれません。


⑵  ふたの上部(デコパージュをしたい部分)にデコパージュ剤をハケで薄く均一に塗って、2枚重ねのペーパーナプキンを1枚にしたものを貼ります。紙が薄くて伸び易いので、なるべく皺がよらない様に注意しながら貼っていきます。

(1枚に剥がしたら、そのままペタリ。)

⑶  乾いたら、カッターで余分なところを切り取ります。四隅の曲線をきれいに出す様に、無理に引っ張ってナプキンを破らない様に、ゆっくりと慎重に。

(写実的なバラが、とっても大人っぽいです。)

⑷  上からもう一度デコパージュ剤を薄く塗ります。縁がきちんとシール出来る様に、縁から5㎜位外まではみ出すように塗るのがポイントです。乾いたら、更にもう一度塗ります。

⑸  これで完成のつもりでしたが、ここまでやって全体を眺めてみると、ふたが華やかになった分本体が少し寂しい気がしてきました。そこで、本体の下の部分にも帯状にデコパージュすることにしました。こちらもナプキンのボーダー柄をそのまま使い、上からのコートは2回です。


迷ったのですが、結構な面積元の缶の色を残しました。全部をバラ柄で覆ってしまうのは少しくどいかなと思いまして。でもどうでしょうか、このままではちょっと無粋な気もします?空いている部分に無地っぽい小さい柄ものを足すか、単色でペイントしてしまうのも有りかなぁ、とも思います。しばらくこのまま使って様子を見て、また考えますね。

このふたは大きいだけでなく薄いので、ひっくり返して作業台として使っています。デコパージュ剤が付いてもウェットティッシュで簡単に拭き取れて、まわりが汚れず便利なんです。元々この機能性(?)が嬉しくて使っていた缶でしたが、今回見た目もぐっと可愛く変身したので、デコパージュが益々楽しくなりそうです。

デコパージュの材料がまとめてたっぷり入るこの専用ケースには、この日Y子さんに頂いたクリスマス柄のペーパーナプキンも大事にしまいました。前回のクラフトの会でも同じナプキンを頂いて、既にそれを使ったクリスマスプレートを2枚制作済みなのですが、とても良い柄だったとお礼を言ったらもう二柄分をくださったのです。それを使ったプレートも完成したら、まとめてご紹介しますね。そんな訳で、頂いたナプキンには次の作業の日まで、すっかり可愛くなったこの缶の中で、機嫌良く待っていて貰うことにしましょう。

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