ロールタイプの化粧品ケース試作
5/08/2014娘からのリクエストで、ロールタイプの化粧品ケースを試作しました。スティックタイプの化粧品やブラシ類をまとめたいとの事でした。
サイズの指定が無かったので、私が持っている化粧品の容器の中で一番長いマスカラが入るようなサイズで一つ作ってみました。抜け落ち防止の為に上部にフラップを付けました。
ポケットの幅も、いろいろ試したところ、一番細いペンシルを入れるのにも、2.5cmはとった方が良いという結論に至りました。しかし、ポケットの仕切りを縫ってしまった後で、マスカラより太いスティックコンシーラーを発見!そうか〜、こんな形状もあるわね〜。(あんまり使わないので、忘れていました。)一番広くとっていた3cm幅のポケットにも入りませんでした。4cmは必要だったかも。ポケットの幅の決定には、要注意です。
こんな事があるので、やっぱりある程度入れたい物のサイズや数がわからないと、実際のところ作れませんね。さて、うちの娘は何を幾つ収納したいのか。只今具体的なサイズの連絡待ちです。
端からくるくる巻いて、バイアステープで作ったひもでリボン結びをしたら、可愛くまとまりました。ひもの長さがギリギリだけど、これはこれで結構完成度高いんじゃないでしょうか?
メールで試作品の写真を送ると、娘には、「もうちょっとシックな感じの布が良かったけど、これも可愛いね。」と言われました。そうね。この布とデザインで行くなら、別の色のもう少し細いパイピングを使った方があなたの好みに近いのかもね。「シックな感じの布」については、意識して探しておくことにしましょう。
今日は試作なので木綿のキルト地のみで作りましたが、次は汚れが付きにくいように内側にサテンを張りたいと思っています。それなら、今バイアステープで作ってあるひもも、サテンのリボンに変えた方が素敵かしらね。それとも、そもそも本体をナイロンのキルト地で作れば、裏を付ける必要がなくて良いかしら。気に入るような生地があればそれも有りですね。
一つ試作品を作ってみると、色にしても素材にしてもいろんなバリエーションのアイデアが浮かびます。次に何を試してみるのかの選択が、また悩みの種になる、仕事の遅い優柔不断な私なのでした。
《おまけ》
20年以上前に作って今も現役の、愛用の棒針ケースです。今回の化粧品ケースは、これをもとに考えました。(って言うか、ほぼ同じですね。)ひもを逆の位置に付けてあるけど、どっちが使い易いのかな?
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