Sewing

バラのトートバッグ

5/29/2014

久し振りにラミネート生地でトートバッグを作りました。今回使ったのは、しばらく前に買ってあった、バラ模様の110cm×50cmのカットクロス。今の季節にぴったりでしょう?色は爽やかなペパーミントグリーンです。表はリネンのジャガード織で、裏にラミネート加工がしてあります。とても気に入って買った生地なので、簡単な作業も丁寧にして愛情を込めたつもりです。



《出来上がりサイズ》

          縦  37cm     横  44cm     マチ   12cm
          持ち手   幅2.5cm x 長さ39cm

ちょっと面倒そうなバッグ作りも、ラミネート生地を使えばとても簡単です。直線だけの製図なので、型紙要らず。布の裏にささっと直接ボールペンで描いて、そのままチョキチョキ裁断します。切りっ放しでもほつれてこないから、布端の始末も要りません。なんて楽ちん!

見返しは付けましたが、ポケットもボタンも無しで、デザインはごくシンプルに。しっかりした生地なので、荷物をポイポイ放り込んでラフに使えそうです。いろいろと重宝しそうな気がします。

ついでに、我が家のバラもご紹介。

大好きな、純白のアイスバーグ。

アンジェラは、満開です。

今年は何故かだいぶバラの開花が遅くて、やっとつぼみが出てきた鉢もあったりします。バッグと共に、庭のバラももうしばらく楽しめそうです。

Craft

椅子のリペア

5/25/2014

信じられない事に、突然ダイニングチェアーの座面の板が割れました。

あっ!そこのあなた!私のこと、どれだけ体重あるねんって、思ったでしょ!断じて違いますよ〜。18年使っている間に布の張替えを二回していて、その度にタッカーで針をガンガン打ちつけるし、長いネジをグイグイねじ込み直しているので、絶対に経年による劣化が原因です!(熱弁をふるう程言い訳がましく聞こえるのが不思議。)

まあ割れた理由はともかく、とりあえず座れるようにしなければいけません。布の張替えはした事があっても、クッション材は一度も変えた事が無かったので、今回座面の板を変えると同時にクッション材も取り替える事にしました。


これが、完成した椅子です。この生地は、近所のカーテン屋さんの閉店セールで買ったカーテン生地で、その時一気に4脚張替えました。もう2脚分は、先送りになっています。つい数ヶ月前に張り替えたばかりなので、布はこのまま再利用します。

では、手順を追って説明しますね。

⑴   新しい板を買う。割れた座面を外してサイズを測り、ホームセンターへGo!
                 旦那さんにノコギリで図面通りに切って貰いました。(仲良く共同作業。)


                  割れた座面。やっぱり、ネジ穴のところにヒビが入っています。
                  長い間お仕事お疲れ様でした、という感じです。


                  ジャーン!新しい仲間。どうぞこれから私達を支えてね。どうぞ宜しく。

⑵   クッション材を、板と同じ大きさに切る。
                  クッション材は35mm厚のポリエステル綿で、硬めの物を選びました。
                  カッターで切りますが、切り口がギザギザでも気にしなくて大丈夫。


⑶   板とクッション材を重ねて、全体をキルト芯でくるむ。
                 上から 布を張った時に、角が柔らかい感じになります。


⑷   タッカーで布を張る。
                 上下、左右、という風に、引っ張りながら布を張る。
                 角は最後に、丁寧に。

       タッカーを使い始めると楽しくて、写真を撮り損ねたので、タッカーの写真を。道具も年季が入っています。
        パッケージも一緒に袋に入れて保存しています。


⑸   布を張り直した座面を、椅子のフレームに戻し、四隅にネジを留め直します。
                 この写真で、⑷の過程の状態も分かりますね。参考にして下さい。


この一脚は、新しいクッションになって座り心地が格段に良くなりました。他の椅子も座面こそまだしっかりしていますが、クッションは確実に悪くなっています。様子を見ながら、徐々にクッション材を交換して行きたいと思っています。


Craft

世界地図トレー

5/18/2014

何につけても物もちの良い我が家ですが、マガジンラックに入れっ放しになっていた1997年のロードアトラスをいよいよなんとかしなければ、と重い腰を上げました。「こんな古い地図、もう要らないでしょ。」と思いつつ、ただでは捨てられない貧乏性の私。もう一働きして貰ってから、気持ち良くリタイアして頂く事にしました。


いつもの100均で手頃な大きさのトレーを買って、リメイクします。

いろいろ悩みましたが、使うのはカリフォルニア州に決定。サンフランシスコ周辺の地形は、実に絵になります。細長いトレーの形にもピッタリでした。


中はそれ程でもないですが、表紙の色褪せが半端無いです。17年も前の地図なんて、もう実用に使う事は無いでしょう。簡単なクラフトですが、今までご苦労様でした、の感謝を込めて作ります。


《材料》

          木のトレー
          地図
          スプレーペイント
          デコパージュ用剤
          刷毛

《作り方》

          ⑴   トレーの底以外のパートを白くペイントする。
                 そのままでも良いのですが、私は側面に入っている文字を消したかったので、全体をペイントしました。
                 スプレーを使う時は、屋外で。立てたダンボール箱の中で作業すると、良いですよ。

          ⑵   トレーの内寸を計って、寸法通りに地図を切る。

          ⑶   底にデコパージュ用剤を刷毛でムラなく塗り、地図を貼る。

          ⑷   全体にデコパージュ用剤を刷毛で塗る。

          ⑸   乾かして、完成!


最新の地図には無い絶妙なレトロ感で、良い感じに仕上がりました。

ゴールデンウィークに帰省した娘が忘れていったサングラスを、入れてみました。名付けて、「あの日のサンフランシスコの明るい陽射しを懐かしむサングラスの図」です。


まだまだ材料はたっぷりあります。世界中の主要都市毎に一つずつ作っても面白そうです。あなたのお気に入りの街は、何処?

Sewing

ケーブル収納 for girls

5/11/2014

いつもチェックしている手芸サイトでこんなケーブルケースを見かけました。か、可愛い!早速真似して作ってみました。女の子なら誰でも大好きなリボンモチーフのケーブルケースです。以前主人用に作った収納ケースとは全くテイストの違う、女の子限定モデルです。



中身が入っている時は、ふっくらリボンの形。中心部を外すと大きく口が開き中身を取り出せる、という仕組みです。


   《作り方》

        ⑴   フェイクレザーを袋状に縫って、表裏の中央部を2cm位縫います。
               (後でリボンの形に整える時に便利かな、と思って、一工夫。)

        ⑵   2cm幅のストラップを作り、両端にスナップを付けます。

        ⑶   ケーブルを入れたら、中央にストラップを巻いて、リボンの形に整えます。

余りぎれを使ったので、サイズは適当。ストラップの幅も目分量で決めました。ファスナー付けも無くて手軽に作れるけど、それでも中身は出て来ないので、実用性も充分です。使ったフェイクレザーが薄過ぎて、残念ながら形を整えるのにちょっと手間がかかりましたが、もう少し厚めの素材で作れば、もっと使い易い物になりそうです。

ストラップには、太めのリボンを使うという手もありです。色を変えて、流行りのバイカラーにしても素敵だと思います。

自分が使う物だから、自分が持っていて楽しいのが一番。何歳になってもこういう小物って、乙女心(!)をくすぐるというか、見ていてニコニコしちゃいますね。

Sewing

ロールタイプの化粧品ケース試作

5/08/2014

娘からのリクエストで、ロールタイプの化粧品ケースを試作しました。スティックタイプの化粧品やブラシ類をまとめたいとの事でした。



サイズの指定が無かったので、私が持っている化粧品の容器の中で一番長いマスカラが入るようなサイズで一つ作ってみました。抜け落ち防止の為に上部にフラップを付けました。


ポケットの幅も、いろいろ試したところ、一番細いペンシルを入れるのにも、2.5cmはとった方が良いという結論に至りました。しかし、ポケットの仕切りを縫ってしまった後で、マスカラより太いスティックコンシーラーを発見!そうか〜、こんな形状もあるわね〜。(あんまり使わないので、忘れていました。)一番広くとっていた3cm幅のポケットにも入りませんでした。4cmは必要だったかも。ポケットの幅の決定には、要注意です。

こんな事があるので、やっぱりある程度入れたい物のサイズや数がわからないと、実際のところ作れませんね。さて、うちの娘は何を幾つ収納したいのか。只今具体的なサイズの連絡待ちです。


端からくるくる巻いて、バイアステープで作ったひもでリボン結びをしたら、可愛くまとまりました。ひもの長さがギリギリだけど、これはこれで結構完成度高いんじゃないでしょうか?

メールで試作品の写真を送ると、娘には、「もうちょっとシックな感じの布が良かったけど、これも可愛いね。」と言われました。そうね。この布とデザインで行くなら、別の色のもう少し細いパイピングを使った方があなたの好みに近いのかもね。「シックな感じの布」については、意識して探しておくことにしましょう。

今日は試作なので木綿のキルト地のみで作りましたが、次は汚れが付きにくいように内側にサテンを張りたいと思っています。それなら、今バイアステープで作ってあるひもも、サテンのリボンに変えた方が素敵かしらね。それとも、そもそも本体をナイロンのキルト地で作れば、裏を付ける必要がなくて良いかしら。気に入るような生地があればそれも有りですね。

一つ試作品を作ってみると、色にしても素材にしてもいろんなバリエーションのアイデアが浮かびます。次に何を試してみるのかの選択が、また悩みの種になる、仕事の遅い優柔不断な私なのでした。

   《おまけ》

20年以上前に作って今も現役の、愛用の棒針ケースです。今回の化粧品ケースは、これをもとに考えました。(って言うか、ほぼ同じですね。)ひもを逆の位置に付けてあるけど、どっちが使い易いのかな?



Baking

鯉のぼりパイ

5/05/2014

今日は、こどもの日でした。


我が家には男の子がいなかったので、残念ながら、鯉のぼりを揚げる事も兜を飾る事もありませんでした。でも、料理でならこんな遊びも良いですよね。

いつものクリームパイの形を鯉のぼりにして、大人二人だけになった我が家にも、ちょっぴりこどもの日の雰囲気を持ち込みます。


ちょっといびつだけど、ギリギリ鯉のぼりに見えるかしら?

パイの中身は、鶏のササミ・海老・玉ねぎ・にんじん・えのきです。ホワイトソースを硬めに作って、パイ生地を閉じる時に流れない様にするのが、形をきれいに作るコツです。

少量の油で具の材料をフライパンで炒めたら、バターを足し、溶けたところで小麦粉を入れて、全体にまぶしつけるように炒めます。粉気がなくなったら牛乳を入れて、好みのかたさのホワイトソースに仕上げます。

冷凍パイ生地を倍の大きさにのばしたら、半分に切ります。1枚を台にして、周囲を1cm残して冷ましておいたパイの中身を置きます。上からもう1枚をかぶせて、周囲を仮押さえします。尾の形をナイフで整えたら、周囲をフォークで押さえてしっかりとめます。

尾の形を切った時に出た切り端から、目と胸びれを切り出します。目と胸びれを適当な場所に置き、エラと鱗の場所にナイフで切り込みを入れます。

卵の黄身に水を少し足したものを、パイ全体にぬり、200度に予熱したオーブンで20分焼きます。

美味しそうな焼き色がつきました。手作りのバターロールとスープを付けて、こどもの日のディナーとしました。