御所車柄のティーマット
1/19/2024刺繍の御所車柄のリサイクル袋帯でティーマットを作りました。1本の袋帯から同じ柄のマットが6枚出来たので、6人でお茶会が出来るなあと夢が広がります。
この袋帯はリサイクル着物や帯を扱っているシンエイさんのオンラインショップで見つけて、タペストリーにするつもりで購入した物ですが、手元に届いて全体を見てみると同じ柄が繰り返し現れていて模様の大きさもティーマットに丁度良さそうだったので、予定を変更してティーマットにしました。シンエイさんではこれまでもリサイクル帯を沢山買って来ました。いつも状態の「大変良い」物から選んでいることもあって着用するにしても手芸材料にするにしても到着した状態のままで利用していましたが、今回は食卓で使う事を考えて、初めて帯を家で洗ってみました。結果、ブカブカになってしまいましたが、作品としてはサイズの小さな物なので、許容範囲かなと思います。
(届いた状態がこちら。十分に美品です。)
(干す段階でもうシワシワ。どうなる事かと思いました。)
半乾きで取り込んでアイロンを掛けようと思っていたのですが、思いの外乾かし過ぎてしまったのもいけなかったのか、全体にボヨボヨしてしまった上に出来てしまった皺は取れず、この段階で既に前途多難な予感しかありませんでした。でもここまで来たら、前進あるのみ。次はいよいよハサミを入れます。横幅は帯幅の30cmのままで使いたかったので、柄の具合と縦横のバランスを考えて、縦を23cmでカットしました。
中には帯芯が入っています。帯の表面には豪華な刺繍が沢山施されているので、裏には色糸が一杯渡っていてそれだけで薄手のキルト芯並の厚みが出ています。表も裏も1cm位内側に折ってミシンをかけるつもりなので、縫い代分の帯芯をカットして帯芯分の厚みを無くし、針が入り易い工夫をしました。最初はゴチャゴチャしている刺繍糸も少し切ってみましたが、表から刺繍糸が抜けるなどの影響が出たらとちょっと怖くなり、裏面の刺繍糸を切るのは1枚だけにして、後の5枚は帯芯だけは1cm程切り取り刺繍糸はそのままにして端ミシンをかけました。思った程刺繍糸による縫いにくさは無かったのでホッとしました。
(帯芯を帯の端から上下共1cm位のところでカット。)
カットした帯の布端を内側に折り込んで、2mm位で端ミシンします。
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