Sewing

袋帯から花柄のコースター

1/26/2024

 御所車柄のティーマットを作った残布で、コースターを作りました。出来上がりサイズ12x12cmで作ったんだけど、ちょっと小さかった気がするので、この大きさでもう数枚作るか少し大きいサイズに変更するか考え中です。(材料的には、同柄で全部で6枚出来るのです。1枚だけ大きさが違うのも使いにくいかもしれないので、やっぱりこの大きさで6枚揃えるのが良いのかな。う〜ん、やっぱり考え中。)


(これは桜?それとも紫陽花?)

ティーマットを作った残りは、これだけ↓ありました。左下に花柄が来るようなティーマットを6枚作る事も出来るだけの大きさの布があったのだけれど、花の部分だけを切り取ってコースターにする事を選びました。


帯の左端の縫い目はそのまま使うので、上下と右側の縫い代を1cmとして、縦14cm横13cmでカットします。


ぱかっと開くと、中はこんな風になっています。この帯芯は縫い代に縫い付けられていなかったので、ハラリと取れちゃいます。。本体から離れた帯芯を出来上がりサイズの12x12cmにカットし直して、中央にセットし直します。裏に渡っている刺繍糸の量が半端無くて帯地を内側に折る時に邪魔なので、縫い代の部分を中心に糸を少し切って厚みを整理します。


(かなり切ったよ。)

ハサミでカットした3辺の端を1cm内側に折り込んで、クリップで留めて四角の形を作っておきます。帯の厚みがあるので、ミシン縫いの前に形をしっかり作っておくと後の作業が楽です。角に厚みが出てしまうので、形をきれいに整えるのに結構手こずりました。


折った3辺の端から2mm位のところをミシンで縫います。


出来ました。金糸も使っているので、キラキラして豪華です。色も好みで、大満足です。


縫う距離は大したことないけれど、角をきれいの出すのは中々難儀でした。ちゃんと予定通り6枚全部完成出来るかな。出来ると良いな。

Sewing

御所車柄のティーマット

1/19/2024

 刺繍の御所車柄のリサイクル袋帯でティーマットを作りました。1本の袋帯から同じ柄のマットが6枚出来たので、6人でお茶会が出来るなあと夢が広がります。




この袋帯はリサイクル着物や帯を扱っているシンエイさんのオンラインショップで見つけて、タペストリーにするつもりで購入した物ですが、手元に届いて全体を見てみると同じ柄が繰り返し現れていて模様の大きさもティーマットに丁度良さそうだったので、予定を変更してティーマットにしました。シンエイさんではこれまでもリサイクル帯を沢山買って来ました。いつも状態の「大変良い」物から選んでいることもあって着用するにしても手芸材料にするにしても到着した状態のままで利用していましたが、今回は食卓で使う事を考えて、初めて帯を家で洗ってみました。結果、ブカブカになってしまいましたが、作品としてはサイズの小さな物なので、許容範囲かなと思います。


(届いた状態がこちら。十分に美品です。)

洗面器にぬるま湯を張り、少量のシャンプー(絹100%の帯なので人毛と同じ扱いが良いと、どこかで聞いた気が…)を入れて屏風畳みした帯を入れて優しく押し洗いした後、数回水を換えてすすぎます。



バスタオルで水分をしっかり取ってから、陽に干しました。


(干す段階でもうシワシワ。どうなる事かと思いました。)

半乾きで取り込んでアイロンを掛けようと思っていたのですが、思いの外乾かし過ぎてしまったのもいけなかったのか、全体にボヨボヨしてしまった上に出来てしまった皺は取れず、この段階で既に前途多難な予感しかありませんでした。でもここまで来たら、前進あるのみ。次はいよいよハサミを入れます。横幅は帯幅の30cmのままで使いたかったので、柄の具合と縦横のバランスを考えて、縦を23cmでカットしました。


中には帯芯が入っています。帯の表面には豪華な刺繍が沢山施されているので、裏には色糸が一杯渡っていてそれだけで薄手のキルト芯並の厚みが出ています。表も裏も1cm位内側に折ってミシンをかけるつもりなので、縫い代分の帯芯をカットして帯芯分の厚みを無くし、針が入り易い工夫をしました。最初はゴチャゴチャしている刺繍糸も少し切ってみましたが、表から刺繍糸が抜けるなどの影響が出たらとちょっと怖くなり、裏面の刺繍糸を切るのは1枚だけにして、後の5枚は帯芯だけは1cm程切り取り刺繍糸はそのままにして端ミシンをかけました。思った程刺繍糸による縫いにくさは無かったのでホッとしました。

(帯芯を帯の端から上下共1cm位のところでカット。)

カットした帯の布端を内側に折り込んで、2mm位で端ミシンします。


(アップにすると、こんな感じ。)

左右はそのままで、上下2本ミシン縫いをするだけで出来上がり。サイズはおおよそ21cmx30cmです。


一気に6枚作りましたよ。

(並べるだけでもきれいで嬉しい。)


金糸を一杯使っているので、とってもゴージャスです。


今日は洋皿にケーキだけど、本当は塗りの銘々皿に和菓子をのせて緑茶を添えて出したいですね。


来週我が家で母のお誕生会をする予定なので、その時に使おうと思います。

Sewing

インドリボンのシックなポーチ

1/10/2024

 柔らかな黒い合皮にシックな茶系のお花が刺繍されている黒いインドリボンを合わせて、小さなポーチを作りました。黒に黒を合わせたので、リボンの両脇に緑色の細いリボンを足して、リボンのラインがより目立つようにしました。この色の組み合わせ、結構気に入りました。


(完成品は、こちら。)

《材料》

黒合皮                          23x14cm   2枚
インドリボン(5.2cm幅)    15cm   1本
アクセント用リボン(1cm幅) 15cm   2本
20cmファスナー                        1本



ファスナーは、アクセントに使った幅の狭いリボンの色に合わせて、緑色にしました。

《作り方》

⑴  インドリボンの両サイドに、緑色のリボンを縫い付けておく。


⑵  合皮の中央に⑴を縫う。


⑶  上下にはみ出たリボンをカットして、ほつれ止めにジグザグミシンをかけておく。
  

⑷  ファスナーをつける。


⑸  本体を中表に合わせて、両サイドと底を縫う。


⑹  マチを2cm縫う。


⑺  表に返して、完成です。

  
裏側はリボン無し、ポーチの内布も無しの、シンプルなポーチです。



出来上がりはバックの中の小物を整理するのに丁度良さげな大きさで、色々重宝しそうです。通帳を入れても、丁度良いゆとり加減かもです。

(サイズ感は、こんな感じ。)

今回使った合皮は今まで作ってきた物の関係で細長くしか残っていなかったのでこれ以上の高さをとる事ができませんでしたが、同じ様なデザインでもう少し大きく作って内布も付けてサコッシュにしても素敵になると思いました。気に入ったデザインのインドリボンも少しずつ集めているので、また何か作れたら良いなと思います。

Wreath

冬のリース

1/09/2024

 松の内も終わり、新年用の玄関リースを片付けるにあたって、次のリースを用意しました。バレンタインのリースを出すにはまだちょっと早い気がするので、テーマとしては「冬のリース」という事にします。



今回使った材料は、元々は一昨年長女が一時帰国した時に参加したフラワーアレンジメントの教室で長女がお土産に頂いた花束です。(因みに、その教室で作ったアレンジは長女がおばあちゃんにプレゼントして、今も実家に飾ってあります。)「残念だけどこのまま花束をアメリカに持ち帰る事が出来ないから。」と言って我が家においていった物で、その時の花束の状態でずっと壁に飾った後、この半年ほどは花瓶に下ろしてありました。そろそろまた違う形態にするのも良いかなあと思い、リースにリメイクしてみました。


(第1形態:頂いたままの状態で、壁に飾っていました。)

(第2形態:ラッピングを外して花瓶に飾りました。)

今回は、第3形態になります。土台のリースは、これね。


使い勝手が良いように、長過ぎる茎はカットして、土台のリースに挟み込んでいきます。


クリスマスからお正月にかけては金色のリース掛けを使っていましたが、今回マットな黒に戻しました。玄関ドアも黒なので、まあまあ同化して目立ちません。



私には絶対に選べないお花の組み合わせが使えて、私としては大満足です。

Baking

2024年明けましておめでとうございます

1/05/2024

 皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


年末年始は次女が帰省していました。私の体調が万全ではないので、一緒に街に繰り出して楽しくお買い物というようなことも殆ど無く、家でひたすらのんびり過ごしていました。それでも少しはお正月らしい事もしたいのが人情というもの。クリスマスが終わったら、玄関ドアに飾ってあったクリスマスのリースはお正月のリースに衣替えです。但し、今年のお正月リースは超手抜きでした。



土台のリースに、赤い実と松ぼっくりのついた大きな枝物の造花を1本挿して、仕上げに100均で買った扇子の飾りを付けただけです。もう、これで良いじゃんって。


この造花は、クリスマスにも使える優れもの。ちょっと高かったけどかなり使い回していて、買って良かった一品です。去年のお正月のリースはどんなのだったかなって今更ながら去年のブログをチェックしたら、同じ赤い実の造花を使っていました。実質、扇子が違うだけでした〜。「来年は変えたい」って書いてあったけど、今年もこれでしたね。2025年はもう少し考えます、はい。

今年のおせちは市販の物を買って済まそうと思っていましたが、思っているだけで締切日が過ぎてしまい、結局例年通り簡単に作る事に。作ったのは、栗きんとん、煮豚、ポテトサラダ、筑前煮、海老のうま煮です。31日にのこのこ筑前煮の材料を買いに行ったら、3カ所回っても里芋が売り切れていてびっくり。仕方がないので、冷蔵庫に残っていた長芋で代用しました。

(今年はテーブルコーディネートも特に無し。)

栗きんとんは、小さめのさつまいも1本で作りました。柔らかく茹でて、潰して、栗の甘露煮のシロップを少し足して練ったところに、甘露煮をまぶして完成です。簡単だし甘さの調整が出来るから、これからも栗きんとんはお手製が良いな。(少量あれば良いだけだから、1/2本分でも良かったかも。)

(さつまいもの自然の黄色、そのままです。)



(栗の甘露煮は1粒を半分に切りました。)

次女には煮豚が好評でした。脂が多めの肉を使ったからか、例年よりしっとりとして柔らかくて美味しいって言ってくれました。海老は縁起物だから殻付きで大きいまま出したけど、これって食べにくいですよね。手も汚れるし。皆さんのご家庭では有頭海老を使う料理の時に何か工夫をされている事ってあるのかしら?

なんだかんだ言っても今年は、クリスマス前には長女が、クリスマス後には次女が、例年よりも数日ずつ長く帰省してくれたので、いつもは老夫婦だけの静かな我が家も久しぶりに賑やかな日々でした。娘達の顔を見て、私も元気をもらいました。去年の年末は全く家に人をお招きする事も出来なかったので、体調も大分よくなって来たことだし、そろそろ我が家でのお茶会(新年会?)なんかも企画して自分にエンジンをかけたいところです。