仲良し姉妹のハンディファン用ケース

7/27/2019

姪っ子達に頼まれた物シリーズ第4弾。地元のみならず全国を飛び回る熱烈なJリーグファンの姪っ子達にとって、ハンディファンは夏のサッカー観戦時には欠かせないアイテムらしいです。仲良し姉妹のSちゃんとMちゃんは、フランフランで買った色違いのハンディファンを持って、一緒に応援に行くんだそうです。マイカラーがはっきりしているこの2人。持っているハンディファンの色はもちろん、Sちゃんは青、Mちゃんは赤。これを入れてバッグのハンドルに引っ掛けて持ち運べるようなケースが欲しいとの事でした。完全にサイズを指定してもらい、ぴったりサイズのケースを作りました。前回の一時帰国の際に一緒に布も買いに行ったので、材料も指定のビニコです。今回の一時帰国に間に合うように急いで作って、はるばるアメリカから持って来ましたよ。だって、前回と今回の一時帰国って、2週間しか間が空いていなかったのよね。(こんなハードスケジュール、もう2度と無いと思うわ。)郵送すると10日以上かかるし、喜ぶ顔が直接見たかったから、手渡し出来るように頑張りました。

(ファンは、去年フランフランで買ったそうです。)

《作り方》

⑴  型紙作り

     LINEで打ち合わせをしながらハンディファンの形状と実寸を教えてもらい、オリジナルの型紙を作りました。

     実寸: 土台の直径 6cm/高さ 25cm/ファンの最大幅 14cm

     という事だったので、ファスナー幅を1cmとして、型紙を作りました。実際の型紙は、これ。


⑵  裁断

 (タブは3x4cm。本体は、型紙を反転して2枚。)

(底は1枚。)

⑶  タブを付ける。

     タブを3つ折りにして1cm幅にして縫い、Dカンを通し、本体の背の上から2cmくらいのところに挟み込んで縫う。

 (しっかり柄合わせもしましたよ。)

⑷  ファスナーを付ける。

     下までファスナーを全開にするため、40cm以上のファスナーが必要でした。

 (18インチのファスナーを使いました。)


⑸  底を縫う。

     写真が無くて、ごめんなさい。合印をつけ、曲線部分には切れ目を入れて、丁寧に縫いました。
     余分なファスナーは、ここで切ります。

⑹  ハンドルを作る。

     100均のハンドルを作り替えて、共布のハンドルにしました。2.5cm幅を3つ折りして、端にステッチ。両端にナスカンを付けます。


     ナスカンは最初はミシンで縫ったんだけど、布が厚くてうまく縫えず汚くなってしまったので、後でカシメに変更しました。


⑺  本体にハンドルをつけて、完成です。


おばあちゃんの家(私の実家)へ、それぞれケースとファンを持って集合。どんな具合になっているのか、初めて入れてみました。ドキドキ。


姪っ子には、「底があるのが良いね。」と言ってもらいました。合格、頂きました〜。デザインも喜んでもらえて、嬉しいです。

カシメに変更する前、ハンドルとナスカンをミシンで取り付けて、これで完成のつもりで撮った写真です。(カシメに変えてからの完成品が2つ並んだ写真はとっていなかったの。ごめんなさい。)それにしても、やっぱりカシメにした方が仕上がりがきれいで良かったと思うので、粘った甲斐があったというものです。

(Sちゃんのケースには、ブルーのファスナー。)

(Mちゃんのケースには、ピンクのファスナー。)

(中身が入っていなくても、結構形がしっかりしています。)

仲良し姉妹のお揃いハンディファン用ケース。デビューはいつかな?

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