うね編み簡単リストウォーマー

2/26/2019

日本に帰って間もなく取れかかっていたボタン付け直そうと思った時、今我が家には小さな携帯用ソーイングセットしかない事に気付いて呆然としてしまいました。もちろんミシンも無いし、やりかけだった刺繍も無いし…。それでも何か手仕事をしたいなぁ〜と思っていたら、最近好きになったLiLi nana さんの編物動画で、すごく簡単だけど実用性の高そうなかぎ針編みのリストウォーマーの作り方を紹介しているのを見つけました。かぎ針も毛糸も100均で調達出来るから、これなら気軽にトライ出来そう。早速近所のセリアへGo!


買ってきたのは、Mix Berryというピンク系のミックスカラーの糸です。編み地が単純なので、糸で遊んでみたらどうかなと思って選びました。使用かぎ針は4〜6号の指定だったので、私は6号で編みました。

指が始まるあたりから手首のぐりぐりが隠れるくらいの長さにしたかったので、鎖編みを編みながら実際に自分の手に当ててみて、作り目を25目に決めました。そこからうね編みを編み、手首にくるりと当ててみて、端が合う長さまで40段編みました。手のひらの幅より細いですが、うね編みは棒針で編むゴム編みのように伸縮性があるので、手首の方に合わせて良いのだそうです。(具体的な編み方に興味がある方は、LiLi nanaさんの動画をご覧下さいね。とてもわかりやすい解説をされています。)


(13cmx17cmの四角に編みました。)

四角く編めたら、引き抜き編みで筒状に閉じます。この時、親指が出るところだけ閉じずに開けておきます。私は、親指側を5目、手首側を10目閉じました。



 糸端を始末して、


ひっくり返したら、出来上がりです。軽くてあったかくて、でも指先は出ているからつけたままで鍵をかけたりスマホを操作できるのがとっても便利な気がします。


1玉弱で片手分が出来ました。もちろん左右2つ分編みましたが、左右同型なのでとっても気楽に作れました。

それからまた別の日にダイソーに行ったら、持ち手のところが少し太くなっているかぎ針を発見。しかも、号数によって違うパステルカラーを使っていてすごく可愛いの。今までこのタイプのかぎ針は使ったことがなかったんだけど、今までずっと使っていた持ち手の細いものよりこちらの方が疲れにくいのかなって、クローバーから出ているアミュレなんかの事が前からちょっと気になっていました。似たような感じの物を100均でお試しができるならと、こちらの8号針を買い、それに合わせて少し太めの糸も買い、同じようにリストウォーマーを編んでみました。

 (毛糸は、LivelyのL2ブルー。ツイード調の糸です。)

先に編んだものと大体同じ大きさに作りましたが、こちらは20目の作り目で28段編みました。最後の閉じは、親指側を4目、手首側を9目にしました。糸が太かった分出来上がりにボリュームがあり、今の季節用と言うよりはもっと寒い時に使いたい仕上がりになりました。


 (なんかちょっと、Daigoっぽい気がしないでもないw)

LiLi nanaさんによると、親指だけ外せば、手を洗ったりハンドクリームを塗ったりする時にいちいち全部を外さなくても良いから便利なんだって。そんなシチュエーションでなくても、確かにこの使い方もありね。


2種類の形のかぎ針で編んでみましたが、私はそんなに使い勝手の違いみたいなものは感じませんでした。持ち手が太い方が疲れにくいに違いないという期待が大き過ぎたのかもしれないし、単に慣れの問題なのかもしれません。でもやっぱり、もし疲れやすさが変わらないのなら、持っていてテンションがあがるような可愛い色や形の道具を使いたいな、とも思いました。

このリストウォーマー、あまりにも気に入ったので、最初に編んだピンクと色違いのクリームxグレーのミックス糸でもう1セット編んで母にプレゼントしました。(母用には少し長めに、28目の作り目で40段編み、親指側5目手首側12目を閉じました。)もうだいぶ暖かくなってきてしまったけれど、まだ使う機会があるかしら?まあそんなに急がなくても、今年の秋口にでも使ってもらえれば、と思います。

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