2.5インチストリップだけで作るSister's Choice (2)

4/19/2017

2.5インチ幅のストリップで作るSister's Choice のパターンは、練習のつもりで、結局10種類の生地で全部で10枚作りました。しかし、縫い代1/4インチを目分量で計りながらミシンでダーっと縫っていく今回のやり方は、私にとって初めての挑戦で、実は正確さとは相当かけ離れた事になっていました。形になっていくのが楽しくてどんどん進んでしまったけれど、もう少し慎重にすれば良かったと、反省しきりです。数を作ったのは良いけれど、出来の良いものと悪いものの差が激しくて、作品に仕上げようとした時どうしても考えがまとまりませんでした。数を絞ってまとめようかとも考えたのですが、そうなると選別されて「使えない」と判断されたブロック達が不憫で…。だってそれ、そういう風に縫ったの自分でしょ?って、自分に突っ込む私がいたりして。そこで、思い切って発想を転換。合う筈のポイントが合っていなくても気にしないで「初挑戦記念ぐだぐだキルト」として、作った10枚全部を使って1枚の作品に仕上げる事にしました。「初めてやってみた事だから、まあこんなもんでもしょうがないじゃん。」って、要するに開き直っちゃったというわけです。せっかく作ったブロックだもの、はみ出ていようが歪んでいようが全部生かすぞ!


(出来上がりをイメージして、並べてみました。)

とにかく10枚全部を使うにはどうしたら良いか考えて、中央にキルティングのみの部分を作りその周囲にブロックを配置するようにしました。

(無地の白を中央に入れて繋げました。)

パターンが鋭角的なデザインな上にミシンピーシングだと縫い線もすっきりした直線になるので、繋げてみるととてもパキッとした印象です。そこで逆に、中央のキルティングは曲線的なものにしようと思って、フェザーを基本に自分でデザインしました。キルティングのラインを自分でデザインするのも初めてで、その点でも「初挑戦記念」の名に相応しいかと。

先ずラフスケッチをして、イメージが決まったら、


足したり引いたりしながら線を整理して、最終デザインをマジックで紙に描き、


布の下に敷いて、透けて見えた線をフリクションペンで写します。白い布に写すなら、裏から光を当てなくてもハッキリ透けて見えるので、この方法が1番楽です。フリクションペンの線は、キルティングが済んだらアイロンの熱を当てて消します。

(デザインは点対称になっています。ひっくり返してこちら側も写しますよ。)

次に、バックの布とバッティングとトップの3枚を合わせて、しつけをかけます。

(しつけは、中心から外に向かって放射状に。)

そしてここから、いよいよキルティングタイム。枠をはめて布にテンションをかけて、写した線に沿ってキルティングしていきます。

(キルティング、始めました。)

今日はここまで。久しぶりのキルティングを、しばらくの間楽しみたいと思います。

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2 コメント

  1. めちゃくちゃかわいいです!刺繍も素敵☆

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    1. ありがとう。結果オーライだけど、私も結構気に入っています。中央部分は、刺繍ではなくてキルティングです。でも確かに、刺繍の図案としてもイケるかもね。

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