英文法書で小物入れ
7/24/2014姉が、クラフトの材料として、要らなくなった古本を提供してくれました。ウエブスターの英英和辞典と広辞苑と英文法の解説書です。捨てるつもりで紐を掛けていたところ、私が以前古本屋さんで買った写真集でPCケースを作った時に「もう少し厚手のハードカバー本を使えば、おしゃれな小物入れが出来るかも。」と言っていたのを思い出してくれたそうです。
2冊の辞典はそれぞれ、1972年と1981年に出たものです。確かに古いのですが、紙のカバーを取った後の表紙の色がちっとも褪せていずおしゃれなので、上手く使えば何か面白いものが出来そうです。英文法の解説書は、背表紙の金文字が判別出来ない程擦り切れていますが、中のページのセピア色加減が絶妙で、とても心惹かれます。見ると大正10年初版昭和38年増訂の研究社の英文法書でした。半世紀も経っていればそりゃあセピア色な筈です。ちょっと読んでみたら、時代を感じる例文といい、クラフトの材料にしてしまうには惜しい抗し難い魅力が…。
いかん、いかん。姉もこうしてずっと処分出来なかったに違いない。
という訳で、いろいろ思うところはありますが、今回は先ず英文法書を、目をつむってエイヤーっと小物入れにリメイクする事にしました。(バチがあたりませんように!)
《材料》
ハードカバーの本
デコパージュ液 (一部木工ボンドを水で薄めたもので代用)
刷毛
カッター
定規
《作り方》
⑴ 最初のページを一枚残して、残りのページの周囲を少量の水で薄めた木工ボンドで固める。
(前回はこの作業をデコパージュ液でしましたが、今回は木工ボンドで代用しました。)
⑵ ページの周囲1cmを残して、カッターでくり抜く。(好きな深さまで。全ページでも良い。)
⑶ 残しておいたページを、くり抜いたページの上に被せて、周囲をデコパージュ液で貼る。
⑷ 浮いた部分を対角線にカッターで切り、内側に落とし込んでデコパージュ液で貼る。
⑸ 切り取ったページを適当に破り、本の内側をランダムにデコパージュする。
⑹ タイトルのページが素敵だったので、表紙の裏側に貼ってデコパージュ。
⑺ 本の長辺の中心にカッターで丸く穴を開け、マグネットを埋め込み、接着剤でとめる。
表紙側も同様にする。
表紙の厚みに比べてマグネットが厚かったので、閉じた時に少し隙間が出来てしまいましたが、マグネットがしっかり留まりますし、使用には問題ありません。大事な物を入れて他の本と一緒に本棚に並べたら、楽しいと思います。「木は森に隠す」という方法ですね。
残りの本のリメイクについては、姉に宿題を出された気分なので、喜んでもらえる良いものが出来るように又知恵を絞りたいと思います。
0 コメント