リボントレー
3/11/2014雑誌をパラパラめくっていると、リボントレーという物をみつけました。か、可愛い!細々した物をまとめて入れておくだけで、一見整理されている風に見えそうです。
以前、カルトナージュの体験講座でノートカバーとふた付きの小物入れを作った事がありますが、それに比べたらずっと単純な作りだし、素材になる良い箱さえあれば簡易バージョンで気楽に作れそうです。
材料は、おやつに買ったバームクーヘンの箱。とてもしっかりした作りだったので、食べ終わる前からこのトレーの材料として使えるなあ、と狙っていたんです。(最近、物の見方がおかしくなってきているような気がします。気をつけよう…。)
〜リボントレーの作り方〜
1) 箱を用意する。
大きさは用途によってお好みで。
(今回使った箱のサイズは、16.5cm×16.5cm×5cmでした。)
2) 四隅を切り開く。
基本的には、 これでもう完成したようなもの。
3) 本体の準備。
2)を型紙代わりにして、同じ大きさでキルト芯を、周りに2cmののりしろを付けて本体用の布を切る。
キルト芯を間に挟んで、本体用の布を箱の外側に貼る。
箱の裏側の端に少量の水で溶いたボンドを刷毛で塗り、布を軽く引っ張ってクリップで留める。
角を綺麗に仕上げる事を意識すると良い。
4) 内張用のパーツを作る。
箱の内寸を測って厚紙をサイズ通りに切る。(工作用方眼紙を使うと、製図が楽です。)
それを型紙代わりに直接内張用の布に当てて、のりしろを1cmとって布を切る。
布を厚紙に貼る。両面テープを使って更に手間を省きました。
5) 角から0.5cm下がったところにリボンを挟みながら、外枠と内張の側面パーツを外表にかがり付ける。
リボン部分に力がかかるので、ここをしっかり付けるのがポイント。
6) 底のパーツを両面テープで固定する。
7) リボンを結んだら、完成。
写真ではわかりにくいけれど、キルト芯を入れたおかげで手に持った感じがふかふかで、とても気持ち良いです。
元々は、食卓の上に出しっ放しの主人のお薬入れにするつもりで地味な色柄を選んだのですが、それがかえって甘過ぎずシックでいい感じです。でもリボンのチョイスは派手だったかも、と反省。さて、食卓で使う許可は下りるでしょうか?
一つトレーを作ってみて、内側にキルト芯を入れても良いかな〜、とか、いろいろ改善したい部分も見つかったので、残っている箱のふたの方を使って、改良版をもう一つ作ってみようと思っています。相棒の華麗なる大変身を目の当たりにして、「私も〜!」って言っている気がしますし。
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