懐かしのスコーン
9/22/2025先日主人が蓼科方面へ縄文遺跡を巡る一人旅に行って、お土産にバラクラフルーツガーデンのレモンカードを買って来てくれました。そして、「スコーンに付けて食べよう。作ってね。」という、リクエストが。あら、うちの旦那様ったら意外とオシャレな嗜好だったのね。
(腹割れもばっちり、の物もある。)
スコーンは、アメリカ駐在中にコロナ禍で物流がストップして、まずスーパーの棚からパンが消え次に強力粉が無くなり、いよいよ自宅でパンも作れなくなってとても困った時に、薄力粉だけで作れる主食になるモノとして初めて作りました。(そのうち薄力粉も品薄になった覚えがありますが。)スーパーへ食料品の買い出しに行く度に棚の商品が少なくなっていき、個数制限の張り紙がされ、不安で一杯だった日々。私にとってスコーンは、そういう記憶と繋がっています。それ以来だから、今回5年ぶりにスコーンを焼く事になりました。その頃に作ったレシピがこのブログ上にきっとある筈だと思って見返してみたのですが、記事にはしていなかったようで見つかりませんでした。当時はきっと楽しい気持ちで作っていなかったから、ブログに上げる余裕がなかったんだろうな、と思います。
今回、改めてレシピを探して作ってみました。参考にしたのは、Pato Cooking というアイルランド出身のシェフのYouTubeです。
《材料》
バター 40g
薄力粉 210g
BP 10g
塩 2.5g
グラニュー糖 35g
牛乳 90ml
レモン汁 小さじ1
《作り方》
① バターを小さく角切りにして、冷蔵庫で冷やしておく。
② 薄力粉をボウルに入れて、泡立て器でかき混ぜておく。(丁寧にするなら篩にかけても良いけど、今回は家庭用なのでグルグルするだけで。)
⑥ 手に換えて、なるべくコネないような気持ちで、一まとめにする。
⑦ 粉を打った台に出して、半分に折って押さえる、という作業を5回繰り返す。
⑧ めん棒で2cmの厚さに伸す。
⑨ 直径6cmの丸カッターで、上から真っ直ぐに押さえて型抜き。ここで、捻ったり斜めに抜いたりしないのが、大事。残った生地も、まとめて抜き直す。
この辺りの作業は、手は汚れているし、楽し過ぎて、記録用の写真を撮るのも忘れて一気に行いました。分かりにくかったら、ごめんなさい。
⑩ オーブンの天板に並べて、表面に卵を塗る。(側面には塗らない。)
170℃のオーブンで15分焼く。
上の写真の左奥のスコーンは、真っ直ぐに抜けなかったのか傾いて膨らんでしまいました。右端のスコーンは4つ抜いた後の残った生地をまとめたもので、型抜きが出来るだけの大きさにならず、上手く上に膨らまなかった例になりました。側面がスパッと切れていると、いい感じに真っ直ぐ高さが出ると思います。
上手く膨らむと腹割れもしっかり出来て、上下に手で割るのも簡単です。クロテッドクリームの代わりに少量の生クリームを泡立てて、レモンカードと一緒にスコーンに挟んで朝食にしました。とってもとってもと〜っても美味しかったです。楽しい気持ちで作るスコーン、良いですね。また作ろうと思います。
(お土産のレモンカードはラベルデザインも可愛い。)
(スコーン、サラダ、卵料理の朝食です。)
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