帯の残布でがま口ポシェット

10/25/2023

 リサイクルで買った名古屋帯でトートバッグとサコッシュを作った後も残っていた布で、がま口ポシェットを作りました。市販の口金に付いていた型紙をそのまま使ったので、間違いなくバランスのとれたバッグになっていると思います。コロンとした形が可愛いのでそれを崩したくなくてしっかり目の芯を貼りました。

(可愛い形。)


(まだこれだけ残り布がありました。)

今までのバッグにはお太鼓部分に出る本来の柄を使いましたが、もうその柄では折り跡の無いピースが取れなかったので、今回は帯の無地部分の裏側のモヤモヤした柄(本来は柄という認識では無いはず)のところを使いました。ここだとまだ折り線を避けられました。

(無地部分の裏が右のような模様です。)

付属の型紙通りにカット。


表地には、少し硬めの接着芯を貼りました。


内側には、こんな木綿を使いました。


ダーツを縫います。


口金の付かない下のカーブを縫います。表布は厚みがあったので、ダーツを倒す向きを逆にしてあります。


表布同士裏布同士を縫ったら、中表に合わせて、口元に返し口を10cm位残してぐるりとミシンをかけます。




返し口から表に返して、縫い代を整えて、ミシンをかけます。


口の部分に紙紐を縫い付けます。紙紐をちょっとほぐしながら付けると良いらしいと何かで見て、やってみました。


がま口の口金の溝の中にボンドを入れてから、溝のカーブに沿わせるようにしてマイナスのドライバーでクックっと本体の口を入れていきます。厚みのある帯だったので、今回に限っては紙紐はなくても十分止まったかも。紙紐があることによって、布が入っていかなかった気がします。まあ無理矢理ねじ込みましたが、ちょっと心配です。

で、完成がこちら。


市販の紐をつけたらポシェットになります。これでも良いけど、白っぽい紐も欲しいかな。


この生地は金糸が入っているらしく、見る角度によっては結構キラキラ光ってきれいなんです。帯として使えば絶対に見えないところなんだけど、こんな風にすれば主役になれるね。


生地も形も好きなんだけど、悲しいお知らせが一つ。長財布は入りません。三つ折り財布と携帯と鍵くらいなら入ります。使い場所は限られるけど、とても気に入ったので折を見て積極的に使いたいと思います。

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