うちの次女ちゃんの為のペンライトケース(試作2)

7/01/2023

 試作品第一弾を次女に送って実際に自分のペンライトを入れてみてもらった上で、いろいろ要望を出してもらい、デザインを考え直しました。前作と同じ生地を探したのですがどうしても見つからず、100均で見つけたクッション性のある40cmx60cmの冷感マット(200円の製品)1枚で作りました。ペンライトケースにするという用途では冷感素材である必要は全く無いのですが、厚みも大きさもイメージにかなり近かったので、今回はこれでトライです。



まずは、周囲を包んでいるニットのテープを取ります。最後にまた使うので丁寧に外しますたが、マット側に付いてしまっているミシン目の穴は如何ともし難く。まあ、今回は試作なので許してもらおう。


色が合いそうな好きな長さに切って使えるファスナー(これも100均)を持っていたので、これも使いました。ファスナーの引き手が3種類(金色の大、グレーの大、グレーの小)付いているので、ポケットにはグレーの小を、周囲にはグレーの大の引き手を使いました。


元の角のカーブを1つ残して、縦33cm横39cmでカットします。残りの角も、同じカーブにカットします。


2つ折りにして使うので、本で言うと「背」になるところを作っておくと良いと思い、中央に幅3cmの「背」が出来る様にミシンをかけました。このミシンのラインで上手く折れるので、形がきれいです。


残った生地でペンライトを入れるスリットを作ります。左の縫い代を1cmとり(右は縫い代分は無し)、更に1つのスリットにつき2cmの余裕を持たせたいので、横は25cmでカット。縦は残り生地のまま7cm。


前回は幅18mmの市販のバイヤステープで包んで布端の始末をしましたが、それが細過ぎてとても縫い難かったので、今回は綾テープを使いました。グレーがあれば良かったのですが、クリーム色しか無かったのでこんな感じになりました。確かに簡単だけど、きれいには出来なかったので、ここはあんまり好きではないかな。


1cmの縫い代で「背」の右のラインに合わせて縫いつけ、土台もスリットも大体3等分になるようにミシンをかけて、最後に右端は土台の端と合わせて5mmくらいのところで仮留めしておきます。

(下から10cmの位置にスリットの下を合わせました。)

やっぱりファスナー付きのポケットが欲しいという要望だったので、開いた時の左側の下の位置に簡単なファスナーポケットを付けました。ポケットの左下のカーブは元のマットのカーブをそのまま利用。高さ11cm、横19cmでカット。ポケット口は綾テープで包まず、ただ布端を1cm折って縫っただけです。縫った辺とファスナーを合わせて、同じミシン線の上をもう一度縫ってポケットにファスナーを付けました。ファスナーの上は直接土台に縫い付けました。



ここまで縫ってしまってから、もう一つ付けるポケットの位置について考えました。あれ?ファスナーの上ギリギリのところで良いんじゃん。それrならもう少し賢い付け方があったなあ、と反省。これも、次へのヒントにしよう。とりあえず今回は、ポケット用の生地の上下を1cmくらい裏側に折り返して端ミシンをかけ、右端は1cmの縫い代で土台のミシン線に重ねて縫い付けてからパタっと左に返して、ポケットの底を縫いました。左端は土台の端と重ねて5mmくらいのところで仮留めしておきます。


(上は普通のポケット。下はファスナー付き。)

周りにぐるっとファスナーを付けます。ファスナーの長さが十分にあるので、特に計ったりせずに直接ファスナーと布端を合わせて適当なところで切って作りました。長さに関しては無頓着でしたが、ファスナーと土台をクリップで止める作業は丁寧に。


周りを縫ったら、こんな感じになりました。


ファスナーの端の余分なところをカットして、最初に外して取っておいたニットのテープで周囲を包んで完成です。ファスナーを閉じると、表からミシンで縫った線がクッキリ見えるのですが、このままでも良いかなあと思っています。前回使ったポケモンの生地が良ければ、もう一枚上に重ねる事も可能ですが、これは次女の希望次第ですね


毎度お馴染み28cmの麺棒を入れたら、こんな感じに。


試作1作目で使ったものより今回の生地が少し柔らかい感じだったので、形が保てるか不安でしたが、まあまあ大丈夫な様でした。

週明けに次女のところに郵送して、いろいろ意見を聞くつもりです。少なくとも前回よりサイズ感は良くなっているはずですが、機能面はどうだろう。気に入ってくれると嬉しいです。

You Might Also Like

0 コメント