Sちゃんのファーバッグ(大)

2/05/2023

 先日Sちゃんを含む姉一家プラス母の4人が我が家に来てくれましたので、その時にやっとショルダーのファーバッグをSちゃんに手渡し出来ました。ご希望通りのサイズに仕上がっておりますよ。いや〜、大変お待たせ致しました。


(今日のモデルはSちゃん本人。)


小バッグの試作品から変えた点は、


①  持ち手を長くする。(70cm強)

②  持ち手にキルト芯を貼ってふかふかに。

③  バッグの中にポケットを作る。


お待たせして多分、少しは改善しないとね。


《作り方》


ノートに設計図的なものを書いて、大体の工程をシュミレーションしてから実際の作業に移るのが私のやり方です。



①  裁断・接着芯貼り


本体には薄めの接着芯を貼りました。前回と違って、縫い代部分にも貼ってあります。(写真は無いけど。)



②  持ち手作り


持ち手には少し厚めのキルト芯を貼りました。こちらは半分に折るので、縫い代を避けて半分の幅で。



中表に折って、縫い代1cmで縫います。


フェイクファーの厚みの分を考慮していなかったので、ひっくり返すのがかなり大変でしたが、何とか出来ました。(バック本体を縫うより時間がかかった気がします。)少しよじれ気味になってしまいましたが、まあ何とかなったと思いたい。


(80cmのフカフカな持ち手が2本出来ました。)


③  内布と見返しを縫い合わせる。


内布にポケットも付けました。



④  内袋作り


見返しの中心にマグネットボタンを付けます。3cmx3cm位の接着芯を追加で付けて、補強しました。



底に返し口を残し、サイドと底をコの字に縫います。
10cmのマチを作り、縫い代1cmを残して余分な生地はカットします。


⑤  表袋作り


縫い代1cmでサイドと底とマチを縫います。



⑥  組立て


表袋と内袋を中表に合わせた中に持ち手を挟んで、袋口をぐるりと縫います。


(持ち手はマグネットから左右に6cmずつの位置に仮留めします。)

(袋口を合わせてピンチで留めておきます。)

(ぐるりと一周縫います。)


⑦  完成


返し口からひっくり返して形を整え、返し口をミシンで閉じたら完成です。



こちらが、全容です。かなりたっぷり荷物が入るかと思います。何でもかんでもこのバッグに放り込んで、お仕事に遊びに元気にレッツゴーよ、Sちゃん!

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