チキンでサンクスギビング ディナー
11/27/2021昨日はサンクスギビングでした。一週間くらい前からスーパーに巨大な冷凍ターキーが並び、品定めしている人が見られるようになって、サンクスギビングが近いなあと実感していました。数年前に初めてターキーを焼きましたが、もうあれ1回で満足してしまいました。1回焼くと4人家族だとしてもおそらくその後5日間はターキーを食べ続ける事になるので、家族のリユニオンがないサンクスギビングでターキーに手を出すのは中々の無謀に思えます。今年も娘達が我が家に来る事は無く、老夫婦2人で寂しく小ぶりのチキンを丸焼きして、雰囲気だけはサンクスギビング ディナーに近づけようと頑張りました。
数日前にスーパーで栗が売られていたのを見つけたので、今回は鶏のお腹に栗おこわを詰めて焼きました。まずは栗の下準備から。
(1袋1ポンド/約500gです。)
日本では茹でていましたが、買ってきたパッケージにはオーブンで焼いて皮を剥く方法が書いてありました。郷に入っては郷に従え。せっかくなのでその通りにやってみました。
ざっと洗って水気を拭いたら、表面にXの切れ目を入れて、オーブンシートに並べて425°F/220℃で25分焼きました。
(鬼皮まで刃が入っていると、こうなります。)
焼き上がりは熱々なので、乾いた布巾で包んで少し冷めるのを待ってから、皮と鬼皮を剥きます。きれいに出来ました。茹でるより、仕上がりが水っぽくない気がしました。
(片側の手羽先が無かったので、もう一方も切りました。)
おこわを準備します。具は皮を剥いた栗の半量と冷凍してあったしめじとレーキをそれぞれ適量。分量は我が家でよく作る中華ちまきに準じて作りました。本来はもち米3合で作るのですが、もち米が2合分しか無かったので、足りない1合分はうるち米で。
《栗おこわ材料》
もち米 2合
うるち米 1合
剥き栗 15粒
レーキ 1本分
しめじ 適宜
酒 大3
醤油 カップ1/4
固形ブイヨン 1/2個
水 カップ1-3/4
砂糖 少々
サラダ油で具を炒めて、
もち米とうるち米を合わせて洗って1時間吸水させた後30分ザルにあげて水けを切っておいたものを加えて、炒め、
合わせ調味料を3回に分けて加えて、水分を吸わせます。
これで、「栗おこわの素」の出来上がりです。
美味しい汁を吸わせた「おこわの素」を鶏のお腹に詰め込みます。もっと入るものかと思いましたが、作った1/3か1/4位しか入りませんでした。ちょっと残念な気分。
中身が出てこないように楊枝で留めます。
残った「栗おこわの素」は、おにぎりにしてラップに包んで冷凍保存。レンチンする事で、いつでも炊き立てが食べられます。(お弁当にも使えそう。)使わなかった栗(全体の半量)も冷凍に回しました。こちらはお菓子に使いたいと思います。
さて、準備が出来たところで表面に刷毛でサラダ油を塗り、475°F/250℃に予熱しておいたオーブンで40分焼きます。(最初に入れた時ラックの位置が上過ぎて、鶏の上の部分の皮が火傷の水膨れのように浮いてしまいました。途中で気が付いてラックを下げましたが時既に遅く。反対側の焼き色はきれいについたので、このチョンボが本当に残念でした。)
ひっくり返して(これが結構重くて大変でした)、
反対側も40分焼きます。
(良い色に焼けました。)
後で焼いた背中の面がきれいだっただけに、焼く順番を逆にしたら良かったです。盛り付けた時に上になる側を後に焼く方が正解だったかもです。
切ってみたら、栗がゴロリ。見た目にも良い感じです。
やはり、クランベリーソースをかけるより醤油味が染みている方が好きなのよ。どこに何年住んでも基本的に舌が日本人なのよ。美味しかった〜。かなり満足のいく出来になりました。
時間をかけてしっかり焼いたからか、中までよく火が通っているだけでなく、骨も簡単に外れて切り分けやすかったです。サンクスギビングのディナーとして思う存分(?)食べた後、残った肉は骨からきれいに外して保存容器に入れて冷蔵庫へ。今日はサンドイッチの具にして頂きました。明日は何にしようかな。(まだまだレフトオーバーの使い回しは数日続きそうです。まあ、美味しいから良いけどね。)
0 コメント