日本に一時帰国しても最初の2週間は外部との接触を控えるように要請をされるので、その自主隔離中に自宅で編み物をしようと思ってアメリカから毛糸と編み針を持って来ました。(2週間は材料の毛糸を買いに行く事も出来ないからね。)前回使った段染めの毛糸が良い感じだったので、同じような感じのピンク系の毛糸を2玉用意して来ました。この2玉使い切りで、大きな三角ショールを作りました。
この夏ニューヨークに引っ越した長女に一時帰国の日程が決まった旨連絡を入れた時、「シーズン毎にピノのバンダナを作るって言ってたんじゃなかったっけ?」と指摘されました。痛いところを突いてくるなあ。実は気にしていましたのよ。前回送ったのは3月。セントパトリックスデー用の緑色のバンダナだもんね。日本に戻る前に送らないと又1ヶ月先になってしまうと思い、慌てて作って送りました。新しい住所に郵便を出すのも、これが初めてでした。
ケンタッキーにいた頃によく通っていたJOANN FABRICというお店がハンツビルにもあります。コロナの影響で完全にクローズしてしまってからは再開したと聞いてももなかなか行く気にならず、足が遠のいていましたが、ハロウィン柄の布があったら良いなと思って何ヶ月ぶりかに行ってみました。でもね、時期的に近づき過ぎなせいかもうあんまりハロウィン物は多くなくて、それは断念。秋っぽい茶系のチェックとサンクスギビング のターキー柄のリバーシブルにする事にして、この2種類の布を買って来ました。
ピノのバンダナ用の型紙は作ってあるので、布さえあれば後は簡単。(以前から読んでくださっている方はご存知でしょうが、これは首輪に付け替える着せ替えバンダナです。)ついでに、長女とお婿さん用にバンダナとお揃いのチェックのマスクも作りました。形はは折り上げマスクで、ノーズワイヤーをつけています。
(3人お揃いでお散歩して下さいな。)先週末から一時帰国しています。今回の目的は、visaの更新です。コロナ禍の中でも、どうしても帰国する必要がありました。更新の為には大阪にある在日アメリカ領事館へ本人が出向いて面談を受けなければならないのですが、コロナで領事館の業務がストップしてしまい面談の予約すらとれない状況が何ヶ月も続いていて、本当にどうなってしまうのかとヤキモキしていました。なんとか予約が出来たという連絡をもらったので、面談日から自宅待機の2週間を逆算し、またそこから実際に発給される迄の日にちも1週間から10日かかるということなので、それを計算して旅程を組み、ほぼ1ヶ月の予定で一時帰国を決めました。
日本に比べてコロナの状況がかなり悪いアメリカからの入国ですから、入国時には今までには無かったような手続きが必要でした。水際対策ってやつですね。
アトランタからの国際線に乗るとすぐに日本入国の際の手続きを説明した書類が配られて、提出が必要な書類は機内で書いておくように言われました。入国から2週間の間の滞在場所やそこまでの移動方法(公共交通機関を使わない事の確認ですね。)や連絡先などを記入しました。
唾液による検査は鼻から検体を採取する方法に比べて検査にかかる時間が短く、そもそも同じ飛行機に乗っていた人数も少なかった(この人数のために飛行機を飛ばして、採算が合いますか?と心配になるレベル。)事もあってか、思っていたより全てがスムーズに進みました。もちろん、担当の職員さん達の手際の良さによるところも大きいのでしょうが。
今はデトロイト-セントレア便が運休になっているので、今回もアトランタ-羽田便で帰国したのですが、問題は空港から自宅まで帰る方法です。羽田近くのホテルに2週間滞在してから国内線でセントレアに飛ぶのもばかばかしい気がして、ちょっと大変だけど羽田からレンタカーで愛知の自宅に戻る事にしました。どうせ外に出られないのなら、自宅で缶詰になっている方が気分的にまだマシというものでしょう。帰国した日はあいにくの雨で路面が悪く最初のうちは渋滞も激しかったし、このままでは家に着くのに一体何時間かかるのかと心配しましたが、第二東名に入ってからはスイスイと順調に進み、結局5時間程のドライブで自宅に着きました。
とにかく今回の帰国では、検査などで入国に時間がかかりました。でも、いくら時間がかかってもやっぱり日本は良いです。我が家、最高です。とりあえず2週間は懐かしの我が家で缶詰生活を謳歌するつもりです。(はやくお出かけしたいけど。)
とりあえず今回は、一時帰国のご報告まで。
そろそろ編み物がしたいなぁと思って久しぶりにMichelsに毛糸を見に行き、CaronのLatte Cakesという軽くて暖かそうな毛糸を見つけました。本当はモノトーンのグラデーションの糸を探すつもりだったのですが(そして、同じシリーズでモノトーンの物もあったのですが)、色のバリエーションが豊富だったので、迷いに迷って結局紫~ピンク系の糸を選びました。1玉の直径が15cm位と、かなり大きい毛糸玉です。1玉使い切りでストールを作ることにしました。定価$9.99のところ$7.99で買えました。
コロナで床屋さんがクローズしてしまっている時に、必要に迫られてAmazonでヘアカット用のハサミセットを注文するついでに(一度紙切りハサミで主人の髪を切ってあげたんだけど、案外上手く出来ちゃった+当時再開の見通しが全く立たなかったので、結局ちゃんとしたハサミを買って私が「おうち床屋さん」をする事になったの。)前から欲しいと思っていたTulipのかぎ針セットもポチっちゃいました。だからこのかぎ針セットって、私にとってはコロナの思い出なのよね。なんか複雑だけど。
(持ち手がシックで好き。定規まで可愛い。)
ダイアゴナルステッチという編み方は、以前から「絵」としては知っていたけれど、名前も編み方も知りませんでした。最近たまたまYouTubeで編み方の解説動画を見かけて、思ったより簡単そうだったので挑戦する事にしました。名前の通り、斜めに編み進んでいく感じです。鎖編みと長編みだけで出来るので、慣れると途中で止められないほど楽しくサクサクと作業が進みました。使用針は、10号(6mm)針です。
(色が変わって来た~。楽しい~。)
(完成。)
↓こんな感じで使う予定。
実際に首に巻いてみました。ドレープが出来ると、グラデーションの色の馴染みも良くなるような。広げて見た時は少し地味な色だったかなと思いましたが、使ってみるとピンクがキレイに見えて中々良い感じ。そして何より、思った通りの柔らかな肌触りと抜群の暖かさ。少し気になったのは、毛足が長くて編み目が見え難かった事と案外厚みが出た事。大きな鹿の子編みのような表面の凹凸の面白さがあまり見えなかったのが残念でした。(私にははっきり見えるけど。)
1玉で出来るので途中で糸を繋ぐ必要が無く、最後まで一気に編めるのが快感でした。ダイアゴナルステッチって簡単で面白いので、また何か糸を変えて編んでみたいと思いました。新しい編み方を知るのって、本当に楽しいですね。