旅支度のシューズケース

9/17/2019

今までもいくつか木綿生地でシューズケースという名の巾着を作って来ましたが、今回は初めて薄手のナイロン生地で作ってみました。「多少の汚れなら、濡れティッシュで拭くだけで、メンテナンス終了にならないかな〜。」という、ズボラな発想です。木綿で作るとどうしても、使った後に洗ってアイロンをかけるという手間があるから。生地は、おそらく折りたたみ傘に使われるような物だと思います。


スニーカーを、入れてみました。


ファスナーを閉めます。良い感じです。


横から見たら、こんな感じ。


畳んであると小さく見えますが、マチがたっぷり8cmもとってあるので、上方向にも横方向にも結構大きく広がります。私のスニーカー(24.5cm)も、きちんと収まりました。この形、ポップコーンポーチって言うんだって。確かに、レンジでチンして膨らんだ、ポップコーンの袋の形です。

《材料》

ナイロン生地        40cmx54cm 1枚
                                3.5cmx22cm  2枚
2.5cm幅テープ      25cm
40cmファスナー   1本

《作り方》

1)裁断

     ナイロン生地をカット。端からほつれやすいので、切ったらすぐ縫うのが良いかと。

(縫い代を含んだ大きさです。)

2)ファスナーをつける

     生地の短い方の辺にファスナーをつけて、筒状にします。

     ①  生地とファスナーを中表に合わせ、ファスナーの端から生地が1cm出るようにして、縫う。


       ②  裏に返して、縫い代を2つ折りにしてファスナーの端に重ね、折った際を縫う。


       ここが今回工夫したポイント。これで、布端の始末とファスナーの押さえが同時に出来ました。



3)持ち手を挟み、マチを折って、端を縫う

       ①  ファスナーが中心に来るように、平らにする。

       ②  ファスナーを閉めた時引き手が来る側に、ファスナーに重なるように2つ折りにしたテープを挟む。

       ③  生地の輪になっているところを、中心に向かって4cm折る。


       ④  縫い代1cmで両はしを縫う。


       ⑤  縫い代をくるんで始末する。

       余分なファスナーを切り落とし、縫い代を8mmほどに切りそろえてから、布端の始末をします。

(縫い代始末用の布と布端を合わせ、前に縫ったミシン線の上を縫う。)

(4つ折りで包んで、端ミシン。)


4)  表に返して、完成


生地が薄くて縫いにくかったけれど、この形は使えると思いました。実際は旅行の時にスーツケースに入れて使う整理用であって、これを手に持ち歩くつもりではないので、持ち手はもっと短いか、もしくは無くても良いかもしれません。(子供の上履き入れをつくる感覚で、つい長めの持ち手をつけてしまいました。)生地を変えてもう一つ作ってみても良いかな、と思います。

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