Wreath

秋のリース

9/22/2019

今年はいろいろあって、7月までに3回(合計60日)も日本に帰っていました。季節の変化を楽しむ余裕も無く、惰性で春先からずっとアメリカの家の玄関リースを変えてなかったのですが、うかうかしているうちに9月になり、さすがに季節外れ感が半端ないレベルになってきました。そこで、9月も半ばになり、やっとリースを秋仕様に作り替えました。(今年は我が家には夏が来なかった事にしよう。)


まずは、春のリースから造花を抜きます。半年近く南向きの玄関ドアに掛けっぱなしだったので、さすがに色褪せていました。もうこれは来年には使えないな〜。でも、土台のリースは、まだまだ使えるもんね。


今回新たに使うのは、この紫陽花とダリアの大輪の花となんだか分からない赤い実の枝。花としては季節が微妙だけど、色合い的には秋でしょ?ここに、去年の秋のデコレーションに使った葉っぱなども足しながら、まとめていきます。

(新しい素材。)

(去年の残り物。)

茎を使いやすい長さに切って、


リースの枝に絡めていきます。



思っていたより花が大きくて、紫陽花もダリアも1つずつつけたら、もうお腹いっぱいな感じ。そして、残り物のリボンをつけてみたけど、花のボリュームに負けて、陳腐にしか見えない〜。


リボンのストックをガサゴソ探ってみたら、Dollar Tree で買った麻のリボンがあったので、これを足すことにしました。


さっき作ったチェックのリボンを解いて、麻のリボンをそれと同じくらいの長さに切ります。


そして、リボンを作り直します。


つけてみたけど、まだボリュームが足りない気がします。


ここで使ったものと同じチェックのリボンがもう1巻あったので、それも足す事にします。麻のリボンの残りの長さに合わせてチェックのリボンを切り、2本を合わせて、リースに沿わせるように配置します。さっきのリボンの足を長くする感じです。リボンの先がひらひらしないように、造花用の針金を10cmほど切ってU字にし、リボンの端に刺してリースの枝に絡めて固定しておきます。


やっと、満足のいくボリュームになりました。良かった良かった。



[おまけ]

家の中でも、手ぬぐいが紅葉しました。秋ですねえ。


Sewing

旅支度のシューズケース

9/17/2019

今までもいくつか木綿生地でシューズケースという名の巾着を作って来ましたが、今回は初めて薄手のナイロン生地で作ってみました。「多少の汚れなら、濡れティッシュで拭くだけで、メンテナンス終了にならないかな〜。」という、ズボラな発想です。木綿で作るとどうしても、使った後に洗ってアイロンをかけるという手間があるから。生地は、おそらく折りたたみ傘に使われるような物だと思います。


スニーカーを、入れてみました。


ファスナーを閉めます。良い感じです。


横から見たら、こんな感じ。


畳んであると小さく見えますが、マチがたっぷり8cmもとってあるので、上方向にも横方向にも結構大きく広がります。私のスニーカー(24.5cm)も、きちんと収まりました。この形、ポップコーンポーチって言うんだって。確かに、レンジでチンして膨らんだ、ポップコーンの袋の形です。

《材料》

ナイロン生地        40cmx54cm 1枚
                                3.5cmx22cm  2枚
2.5cm幅テープ      25cm
40cmファスナー   1本

《作り方》

1)裁断

     ナイロン生地をカット。端からほつれやすいので、切ったらすぐ縫うのが良いかと。

(縫い代を含んだ大きさです。)

2)ファスナーをつける

     生地の短い方の辺にファスナーをつけて、筒状にします。

     ①  生地とファスナーを中表に合わせ、ファスナーの端から生地が1cm出るようにして、縫う。


       ②  裏に返して、縫い代を2つ折りにしてファスナーの端に重ね、折った際を縫う。


       ここが今回工夫したポイント。これで、布端の始末とファスナーの押さえが同時に出来ました。



3)持ち手を挟み、マチを折って、端を縫う

       ①  ファスナーが中心に来るように、平らにする。

       ②  ファスナーを閉めた時引き手が来る側に、ファスナーに重なるように2つ折りにしたテープを挟む。

       ③  生地の輪になっているところを、中心に向かって4cm折る。


       ④  縫い代1cmで両はしを縫う。


       ⑤  縫い代をくるんで始末する。

       余分なファスナーを切り落とし、縫い代を8mmほどに切りそろえてから、布端の始末をします。

(縫い代始末用の布と布端を合わせ、前に縫ったミシン線の上を縫う。)

(4つ折りで包んで、端ミシン。)


4)  表に返して、完成


生地が薄くて縫いにくかったけれど、この形は使えると思いました。実際は旅行の時にスーツケースに入れて使う整理用であって、これを手に持ち歩くつもりではないので、持ち手はもっと短いか、もしくは無くても良いかもしれません。(子供の上履き入れをつくる感覚で、つい長めの持ち手をつけてしまいました。)生地を変えてもう一つ作ってみても良いかな、と思います。

Sewing

小さなペンケース・秋冬バージョン

9/16/2019

布の整理をしていたら、ビニコ生地のソレイアードのハギレを見つけました。柄に上下があるので、実用的な大きさのポーチにするにはちょっと足りないのですが、小さなペンケースにするには十分でした。


普段家計簿をつけたり勉強したりする時はもう少し大きいペンケースを使っていますが、カバンに入れて持ち歩きたい時用に、定規とシャープと消しゴムが入るだけの小さい物も用意しています。このこっくりとした暖色系のソレイアードのペンケースは、これからの季節にぴったりだと思いました。ペンケースも衣更えという訳です。

(左が普段使い用、右が移動用。)

今使っている小さい青いペンケースも、室内ばき入れを作った時のハギレで作ったものです。同じソレイアードのビニコなの。お揃いついでに、大きさも形も合わせちゃいました。(ギリギリでほぼ同じ高さが取れました。)

《材料》

ビニコ生地
20cm玉付きファスナー


《作り方》

1) 裁断

     ビニコ生地を、横23cmx縦6.8cmで2枚カット。(今回縦方向にはこれが限界でした。)


2)ファスナー付け





3)横と底を縫う


4)マチを縫う

     マチは3cm取り、余分な縫い代は切り落とします。


5)完成

     表に返して、完成です。

2つ並べてみると、双子のよう。青い方も好きだったけど、今回のピンクも良い感じです。長く愛用出来る気がします。

Sewing

真夏のスマホバッグと洗面ポーチ

9/11/2019

姪っ子リクエストシリーズも、もう第何弾になるのかな。ビニール素材の季節も過ぎちゃったけど、とりあえず形にした物を姪っ子の元に送ったので、紹介します。あまりにも急いで作ったので、途中経過の写真もろくに無く…。作り方はありませんが、「こんなのも作ったよ〜。」という、簡単な記録です。

1)透明スマホバッグ

今使っている手帳型ケースが付いた状態ですっぽり入るように作って欲しいというリクエストでした。もちろん、この星柄のビニールはMちゃんのご指定です。その場でスマホケースの縦横厚みを測ってもらい、そこにゆとり分を加味して型紙を作った、完全オリジナルです。こういうバッグ状の物を作る場合、普段なら三角マチにする事が多いのですが、今回は本体と底を続けて1枚で取り、そこに両脇のマチを縫い付けるようにしました。SちゃんとMちゃんのスマホの大きさが違うので、それぞれ別の大きさで作らなきゃいけなかったんだけど、時間の関係で今回はMちゃんの物のみの製作となりました。前にペタンコポーチを作った星柄のビニールとよく似ていますが、それよりももっと厚みがあって硬い素材だったので、この作り方だと縫いにくいしひっくり返しにくいしで大変でした。Sちゃん用の物を作る時には、また別の作り方を考えた方が良いような気がします。(いつになるやら、ですが。)上部をアメリカンホックで留めるだけのシンプルな形です。本体と同じ星柄ビニールで、取り外しが出来るハンドルを付けました。

(横10cm、高さ19cm、マチ2cm。)

縫い始めてから最初の構想の間違いに気づいて、縫いながら切りながらとアクロバット的な作り方をすることとなり、かなりの難産に冷や汗をかきましたが、結果的にはすっきりとしたデザインになり、私的には結構気に入っています。Mちゃんは、どうだったかな?

2)大型洗面ポーチ

これに関しては、私が使っていたポーチを見て気に入ってくれて、布とビニールの組み合わせは同じような感じでボックス型に出来るかな、というリクエストでした。

(横26cm、高さ17cm。)

(マチは、8cm。)

こちらが、私の旅行用洗面ポーチ。中に入っているのは私が普段家で使っているブラシですが、旅行にはもっと小さい折りたたみ式のブラシを持って行きます。でも今回作ったポーチはかなり容量が大きいので、いつもは別のポーチにまとめて入れているメガネケースも電動歯ブラシのケースも、全て一緒に入れられそう。

(上部23cm、下部17cm、高さ17cm、マチ8cm。)

(電動歯ブラシのケースが余裕で入ります。)

というわけで、自分用にもこんな大きさの物が欲しいなと思いました。このビニールはこれでもう使い切ってしまったので、また丁度良い感じの厚さのビニールを探して来なくっちゃ。