透明バックのインナーバッグ
8/26/2019これも7月の一時帰国の時に受けた、姪っ子Sちゃんからのリクエストです。最近ケンタッキーでは大分暑さも和らいで、夏の終わりを感じるようになり、「いかん、もう透明ビニールバッグの季節が終わっちゃう。急いで作らねば!」と、おしりに火がついたという訳です。日常的に使っている大き目の透明ビニールバッグの中身が見えないように、中に巾着袋を入れて使いたいとの事でした。実際に会った時に実物を持って来てもらって計測して、大体の出来上がりサイズをメモして来ましたが、透明ビニールバッグ自体が結構大きくて深さがあるのでただの巾着ではペチャっと下の方に沈んでしまう気がして、帆布のトートの上が巾着になったタイプのバッグをすっぽり入れたら良いんじゃないかと思って、そんな風に作ってみました。
本体は帆布、内布は薄いブルーのダンガリー、口布は木綿の白とグレーのストライプで作りました。出来上がりサイズ(持ち手は含まず)は、縦29cmx横11cmxマチ11cmです。
型紙を作ります。
裁断します。
(口布は、18cmx42cmに裁断。)
表布裏布のそれぞれで、バッグの形を作ります。
(表になる帆布のバッグ。)
(内布のバッグ。底には10cmほどの返し口を開けておきます。)
口布を輪に縫い、紐通しを作ります。
下からあき止まりまでを縫ったら、
縫い代をアイロンで割って紐通しの口の部分にコの字にミシンをかけます。
縫い代分1cmと紐通し分1.5cmを折って、端ミシンをかけます。
持ち手を作ります。
帆布を9cmx35cmに切って、中心に向かって4つ折りにして、両端にステッチをかけます。これを2本作ります。
表布のバッグの上部中心から左右に5.5cmの位置に、持ち手の内側が来るように、持ち手を仮止めします。
その上から口布を中表に重ねます。
その上から内布のバッグを中表に重ねます。縫い代1cmでぐるりと一周縫います。
(持ち手のところは返し縫いをして、しっかりと縫いつける。)
返し口からひっくい返し、口布を2mmほど控えるようにアイロンで形を整え、バッグの口を表からぐるりと一周端から5mmのところにミシンをかけます。
返し口をミシンで縫い閉じます。
口布の紐通しに紐を通します。使ったのは、手元にあったこちらの革紐。ちょうど2ヤードあったので、半分に切って、2本にして、使い切りました。
紐の先を結んで、出来上がりです。
キュッと絞って蝶結びすると、こんな感じになります。
(口は、もう少ししまっても良かったかも。)
透明ビニールバッグのインナーとしてだけでなく、これだけでトートバッグとして使うのもありではないかと思います。「素材違いで、私も一つ欲しいな。」と思えるバッグになりました。
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