自然由来のフードカラー

10/28/2018

1週間前に約3週間の一時帰国から戻って来たら、ケンタッキーはすっかり寒くなっていました。ハロウィーンも目前です。既にハロウィーンに向けて世の中は動き出している雰囲気がありありで、今年もまた出遅れた〜!と、焦る焦る。

訪ねて来る子供達に配るお菓子は、個別包装になったチョコレートなどの大袋が売られているので、人数を予想してそれなりの数を用意しました。手作りのお菓子は近年では安全上の理由で悲しいかな歓迎されないと聞きますが、自分達用にはやっぱり手作りしたいですよね。やはりオレンジや緑や紫といった色で、ハロウィーンらしさを出したい気がします。トレーダージョーズで見つけて買ってあった自然由来のフードカラーを使ってみる良い機会と思い、マフィン生地に混ぜて焼いてみました。

(使ったのは、これ。赤・黄・青の3色セットです。)

実験なので簡単に、ケーキミックスを使いました。ギラデリのチョコレートブラウニーとベティークロッカーのバニラケーキミックスの2層にして、バニラケーキの生地に色を付けました。

 (ギラデリのチョコレートブラウニーは、単品でも作る大好きな製品です。)

(これは初めて使いました。色がわかりやすいように、白いケーキを選びました。)

マフィン型の底に、まずはブラウニーの生地を敷いて、


その上にケーキの生地をのせます。

箱に書いてある作り方の指示通りに白い生地を作ったら、少量を取り分けて赤と黄色のフードカラーを加えてよく混ぜて、オレンジ色の生地を作りました。



同様に、青と黄色を混ぜて緑の生地を、赤と青を混ぜて紫の生地を作りました。


紫はなかなか色が出ず、オレンジや緑を作るのに使った量の2〜3倍入れてもこんな色にしかなりませんでした。この段階で、なんだか悪〜い予感が。

そして、焼きあがったのが、こちら。左がオリジナル、右がオレンジに色をつけた物です。見た目には、ほとんど変わりませんでした。


切ってみたら色の違いが多少はわかりましたが、思ったほどの差は見られませんでした。

 (左がオリジナル、右がオレンジ色です。)

次の写真は、左が緑、右が紫に着色した物です。


切ってみたところが、こちらです。

(左が緑、右が紫。)

自然由来のフードカラーですから、最初から強い色を期待するつもりはありませんでしたが、それにしても色の付き方は思っていた以上に弱かったです。紫(のつもり)のマフィンは色がほとんど出ない上に、フードカラーを入れ過ぎたためか、他の種類のものとは焼き上がりの質感が全く違いました。

緑色は、抹茶を使えば少量でもっと鮮やかな色が出るので、無理にフードカラーを使う必要はないな、と思いました。オレンジ色も、マッシュしたカボチャで代用かな。焼き菓子用には、きっとその方が良いのでしょうね。

ここまで来て、焼き菓子の生地にフードカラーを使うこと自体が間違っていたのかもと、思い至りました。次は熱に影響されないように、アイシングの色付けに使ってみたいと思います。

(近所のスーパーのハロウィーンのお菓子コーナーは、こんな色になっています。)

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