Baking

かぼちゃのアイシングクッキー

10/31/2018

今日はハロウィーン当日です。昨夜作ったかぼちゃの形のアイシングクッキーを、主人に会社に持って行ってもらいました。マフィンで失敗した感じになっちゃっていた自然由来のフードカラーを今回も使いましたが、良い感じにきれいな色が出たと思います。リベンジ成功!これで自信が持てました。


生の卵白を使うロイヤルアイシングにしたかったので、お弁当屋さんじゃないけど、アイシングは昨夜(正確には今日)夜中の12時を過ぎてから作り出しました。それでも、日もちはしないので、本日中にお召し上がり下さいって感じです。クッキー自体は昼のうちに作っておきました。

アイシングに大量の砂糖を入れる事を考慮して、クッキーのレシピはいつもより砂糖少なめです。

《クッキー材料》15枚分

薄力粉             200g
無塩バター       80g
グラニュー糖   30g
卵                       1個
BP               小さじ1

クッキーはどんなレシピでも良いのですが、アイシングをする時には完全に冷めている事だけは必要です。

《ロイヤルアイシング材料》

卵白                     1個分
粉砂糖       1-3/4カップ
レモン汁         大さじ1

(カップはアメリカの250ccのものです。)

《ロイヤルアイシング作り方》

①  電動ミキサーに卵白・砂糖・レモンジュースを入れて、低スピードで砂糖が湿るまで混ぜる。


②  高スピードにして、5分泡立てる。


ゴーストなど、白いままで使うならこのままで。今回はかぼちゃにしたかったので、オレンジ色と緑色に着色しました。

③  別のボウルに適量を移して、赤と黄色のフードカラーを入れて混ぜてオレンジ色を作る。


④  出来たアイシングを小さなZip Lockに入れて、角を少しだけ切り、そこから絞り出す。もちろん絞り袋を使っても。
     (これを、オレンジ色・ 濃いオレンジ色・緑色の3色でしました。)

(ファスナー部分は切り取ってしまったほうが扱いやすかったかも。)

⑤  アイシングが終わったところ。

(ツヤツヤです。)

少し緩かったのは、フードカラーを入れたからかな。色を作る時に粉砂糖を加えて少し調整すれば良かったのですが、まあ、許容範囲としてもらおう。

朝まで乾かしたら、表面もしっかりしました。もう手につかないと思いますので、タッパーに入れて、会社に持って行ってもらいました。アメリカの会社って、こういう事(会社のデスクでおやつとか)が自由なのがおもしろいと思います。お料理好きの秘書さんにも、是非感想が聞きたいです。

(乾いたら、こんなマットな色になりました。)


Craft

今年のジャック・オ・ランタン2種

10/29/2018

今年もハロウィーンが間近に迫り、今日はいよいよジャック・オ・ランタンのカービングをしました。ナイトメアー・ビフォー・クリスマスのジャック風に作った去年のデザインがとても気に入っていたので、今年はそれの表情をちょっと怖い感じに変えて作ってみました。

材料のかぼちゃは、アメリカに戻ってすぐに近くのスーパーで2個で8ドルのセールで買ったのですが、3日ぐらい前に更に7ドルに値下げしているのに気が付きました。直前だと安くはなるけど、数も少なくなっているしやはり形の良いものから先に売れてしまっているので、待てば良いというものでもないですね。一時帰国の前(9月中旬)には既に店頭に出ていたのですがその時にはまだ買う気分にはなれなかったので、準備に出遅れた感はあるけれど、今年に限ってはこのタイミングになったのも仕方がなかったという感じです。


そして、道具は去年と同じ物を使いました。プラスチックのスプーンには顔なんかついているので子供のおもちゃのように見えますが、大きなわたをしっかり掻き取るくし状の部分とその後更にきれいに仕上げるための小さなギザギザの部分の両方が付いていて、しっかり仕事が出来るように作られている上にかなり丈夫という優れもの。小さなノコギリのようなナイフは良い具合にしなって、曲線も思い通りにスイスイ切れます。


まずは、ヘタの周りにグルリとナイフを入れて、上部を外します。


わたを切るようにしっかりと奥までナイフを入れると、案外簡単に外れます。


わたと種をスプーンでこそげ取ります。ここはもう行ける限りゴリゴリと、お掃除お掃除。


これでカービングの下準備が出来ました。次にデザイを紙に描いて、かぼちゃに当ててみました。大きさはこれで良さそうです。


大体のあたりをつけたら、あとはフリーハンドでかぼちゃに直接デザインを描きます。水性マーカーを使うと、描き直しも簡単だし、カットしている内にかぼちゃの水分で勝手に消えてくれ、残ったとしても手でさっと撫でるだけで消えますので、便利です。


なんだか下書きより大分お目目が大きいような。でも絵に正解はないんだからまあ良いか、と続行。線に沿ってナイフを入れて、切っていきます。ナイフもかぼちゃも柔らかくって、とても切りやすいです。


完成です。思っていた以上に怖い!


かぼちゃは2つあるので、もう一方は怖くない(どちらかと言うと、おとぼけ風?)バージョンにしました。だって、近所の子供に怖いおばさんだと思われたくないもん。

(もう一つは、かわいい感じに。)

今のところ当日は雨の予報ですが、さてさてどうなりますことやら。子供達も気が気じゃないでしょうね。こちらとしては、準備万端で当日を待つのみです。

Baking

自然由来のフードカラー

10/28/2018

1週間前に約3週間の一時帰国から戻って来たら、ケンタッキーはすっかり寒くなっていました。ハロウィーンも目前です。既にハロウィーンに向けて世の中は動き出している雰囲気がありありで、今年もまた出遅れた〜!と、焦る焦る。

訪ねて来る子供達に配るお菓子は、個別包装になったチョコレートなどの大袋が売られているので、人数を予想してそれなりの数を用意しました。手作りのお菓子は近年では安全上の理由で悲しいかな歓迎されないと聞きますが、自分達用にはやっぱり手作りしたいですよね。やはりオレンジや緑や紫といった色で、ハロウィーンらしさを出したい気がします。トレーダージョーズで見つけて買ってあった自然由来のフードカラーを使ってみる良い機会と思い、マフィン生地に混ぜて焼いてみました。

(使ったのは、これ。赤・黄・青の3色セットです。)

実験なので簡単に、ケーキミックスを使いました。ギラデリのチョコレートブラウニーとベティークロッカーのバニラケーキミックスの2層にして、バニラケーキの生地に色を付けました。

 (ギラデリのチョコレートブラウニーは、単品でも作る大好きな製品です。)

(これは初めて使いました。色がわかりやすいように、白いケーキを選びました。)

マフィン型の底に、まずはブラウニーの生地を敷いて、


その上にケーキの生地をのせます。

箱に書いてある作り方の指示通りに白い生地を作ったら、少量を取り分けて赤と黄色のフードカラーを加えてよく混ぜて、オレンジ色の生地を作りました。



同様に、青と黄色を混ぜて緑の生地を、赤と青を混ぜて紫の生地を作りました。


紫はなかなか色が出ず、オレンジや緑を作るのに使った量の2〜3倍入れてもこんな色にしかなりませんでした。この段階で、なんだか悪〜い予感が。

そして、焼きあがったのが、こちら。左がオリジナル、右がオレンジに色をつけた物です。見た目には、ほとんど変わりませんでした。


切ってみたら色の違いが多少はわかりましたが、思ったほどの差は見られませんでした。

 (左がオリジナル、右がオレンジ色です。)

次の写真は、左が緑、右が紫に着色した物です。


切ってみたところが、こちらです。

(左が緑、右が紫。)

自然由来のフードカラーですから、最初から強い色を期待するつもりはありませんでしたが、それにしても色の付き方は思っていた以上に弱かったです。紫(のつもり)のマフィンは色がほとんど出ない上に、フードカラーを入れ過ぎたためか、他の種類のものとは焼き上がりの質感が全く違いました。

緑色は、抹茶を使えば少量でもっと鮮やかな色が出るので、無理にフードカラーを使う必要はないな、と思いました。オレンジ色も、マッシュしたカボチャで代用かな。焼き菓子用には、きっとその方が良いのでしょうね。

ここまで来て、焼き菓子の生地にフードカラーを使うこと自体が間違っていたのかもと、思い至りました。次は熱に影響されないように、アイシングの色付けに使ってみたいと思います。

(近所のスーパーのハロウィーンのお菓子コーナーは、こんな色になっています。)

Baking

UFO風ハンバーグパン

10/21/2018

多めに作っておいた前日の夕食のハンバーグの肉だねを使って小さな煮込みハンバーグを作り、ハンバーグパンを作りました。ハンバーグは小さめに形を作って表面をさっと焼いたら、赤ワイン・水・ケチャップ・とんかつソースを適当に加えて、とろみがつく迄煮込みました。煮込みハンバーグにしたのは、ハンバーグ自体に味をしっかり付ければ出来上がってからケチャップなどをかける必要もないかなぁと思ったからです。食べやすい様になるべく平たく作ろうと思っていたのですが、予想以上に中央が膨らんで高さが出てしまい、当初の予定とは大分違う姿になってしまいました。


でもまあ色々不満はありつつも、とりあえず、今朝はハンバーグパンの朝食になりました。総菜パンは、前の晩に焼いておけば朝はサラダを作るだけで済むので、朝の準備が簡単なのはポイントが高いかな。

パン生地は、いつものようにホームベーカリー任せで。ホームベーカリーに付いていたバターロール12個分のレシピ通りに作って、それを6等分し、ハンバーグパン2個とドックロール4個を作りました。ドックロールはバターロールより成形に気を遣わないので、お気に入りです。

成形は、こんな感じ。


2次発酵を終えたらなんだか予想以上に大きくなっちゃっていて、慌てました。でもここまで来たら後戻りも出来ません。卵液を塗って、375℉/190℃に予熱したオーブンへ。


15分焼いた、焼き上がりがこちらです。


いや〜、思った以上に大きくなってしまってびっくりです。パン生地とハンバーグのバランスも微妙で。ハンバーグの存在感が小さくて、どちらかと言うと島津家の家紋かUFOかって感じ。パン生地は発酵で膨らむけど、ハンバーグはそのままの大きさだものね。完全に埋もれてしまいました。この大きさのハンバーグなら、バターロール1個分のの生地でちょうど良かったのかもしれません。3口くらい行かないとハンバーグ部分に達しないので、食べていてイラッと来ました。(我ながら小さい人間ですわ。)

更に残った煮込みハンバーグは、保存袋に入れて冷凍しました。チンしてそのまま食べるも良し、トマトソースの中に放り込んで木べらで潰しながら温めたら簡単ミートソースになります。私が留守の時用(滅多に無いけど)の非常食としても、我が家では常備必須の冷凍食品です。小さめに作ったのでお弁当用みたいな大きさですが、3個あれば1食分になると思います。


もちろんドックロールも保存袋に入れて、スタンバイOK。作り慣れている分気楽に作れる安定の味です。これ1つで十分に1食になるので、使い勝手の良いパンです。これも夫婦の朝食と私の昼食で、あっという間になくなっちゃうことでしょう。寝る前にゆで卵を作っておいて、明日の朝食はタマゴサンドかな。



あ、今気が付いたけど、「マルとバツ」だから、「キスとハグ」とも読めるわね。そう思ったら、案外この形も悪くないのかも。