ハンサムな室内履き入れ

1/30/2018

旅先のホテルに着いたら真っ先にする事と言えば、靴を脱いで室内履きに履き替える事。去年の1月に作り直した巾着型の室内履き入れは、この1年どこへ行くにも一緒でした。そして今回の一時帰国の際にも飛行機への持ち込み荷物の中に入れて、機内では靴を柔らかい室内履きに履き替えてリラックスしていました。国際線を降りる時、室内履きを袋に戻そうとして直ぐに見つからなかったのだけれど、まあどこかに入っているものと思い込んで室内履きだけ手荷物に突っ込んで飛行機を降りたのですが…。家に着いて荷物をひっくり返しても見つからず。どうも飛行機に忘れて来たらしいです。ワンポイントで入れた小さなお花の刺繍がかなり気に入っていたので残念ですが、室内履き入れは必需品なので、次に必要になった時に慌てないように、早速作り直す事にしました。車での旅行の時は感じなかったのですが、今回常に手元(正確には足元)に置いておく機内持ち込みの小さなリュックに入れてみたら巾着型のヒモさえ余分に思えたので、作り直すにあたっては、巾着型をやめてファスナーでL字に開閉するタイプの形にしました。L字にファスナーを付けるのは初めてなので、おっかなびっくり、とりあえず裏を付けずに1枚仕立てで作ってみました。
 

(お気に入りの柔らかい室内履きです。)

《材料》

ラミネート生地         33cmx34cm
紺色のファスナー      50cm以上のもの1本          

以前主人用に袋物を作った時の残りのソレイヤードのラミネート生地を使いました。ファスナーは、セリアで買ってあった自分で長さを調整して切って使うタイプの物です。今回は特に、金属製ではなくてこのようなコイルファスナーの方が、ムシの上に直接ミシンがかけられるので、安心して使えました。

《作り方》

⑴  型紙を作る。


実際に紙の上に室内履きを置いて、目分量で「このくらいかな?」と決めた大きさです。縦33cm横17cmの四角を描き、角に適当な曲線を引きました。縫い代込みの型紙です。

⑵  裁断する。


縦の33cmの直線部分が輪になるようにして、左右対称になるようにラミネート生地の裏に印をつけ、裁断します。輪になるところの布端にノッチを入れておくと、後のファスナー付けがしやすいです。

⑶  ファスナーを付ける。


まずは、片方のファスナーの端を上(カーブのある方)のノッチに合わせて、ファスナーと生地が中表になるように重ねて、生地のカーブに沿ってファスナーを縫い付けます。この時、ノッチから2cmくらい縫わないでおきます。

カーブを縫う時は、ファスナーに5mmほどの間隔で切れ目を入れてゆっくり縫うと縫いやすいです。


 ファスナーの片側が縫えたら、もう片方も同じように縫います。ノッチのところで半分に折れているのを確認し布端を揃えてからファスナーを仮止めすると、綺麗に真っ直ぐに付きます。


ノッチから2cm手前まで直線で縫えたら、残りのファスナーは外に逃がすようにして、その上をミシンで押さえて縫います。続けて最初に付けた側のファスナーの縫い残しも同様に縫います。はみ出たファスナーの端は、ハサミで切って処理します。


綺麗なカーブが出るように生地のカーブ部分に切り込みを入れ、ファスナーを出来上がりのように返して、端ミシンをかけます。


⑷  仕上げ。

ここから先はちょっと考えすぎて失敗した行程なんだけど、記録を残す意味でのせておきますね。

長い方の辺の端も2cmくらい縫い残してあったので、裏の縫い代を割り、端ミシンに続けて一本の線になるように表から縫います。



その後残っているファスナーを縫い代にきれいに重ねて表からミシンで縫い止めて、余分を切り落とします。


仕上がりが綺麗になるんじゃないかと思ってやってみたけど、思った程効果がなかったどころか、ファスナーの最期のところが不自然にボコッと飛び出すような感じになってしまったので、この方法はお勧めしません。そこまでしなくても、最後の直線部分はただ単に、ファスナーを開けた状態で中表に合わせて縫い代1cmで縫い、ひっくり返して出来上がり、で十分な気がします。簡単だし、時短です。

実際に入れてみたら、こんな感じ。確かに、巾着に入れていた時よりもすっきりした印象になりました。男性向けな感じかな?いや、ユニセックスでいけますよね?


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