Baking

ブルーベリーごろごろマフィン

8/30/2017

ブルーベリーマフィンを焼きました。アメリカのブルーベリーは、大粒でとっても美味しいです。でも1パックが大きいので、時々1度に大量消費出来るこんなものを作りたくなります。このレシピは結構お気に入りなので、覚書きとして残しておきます。


(ガラスのドームに入れて、キッチンカウンターに。通りがかりについつまんじゃう美味しさです。)

《材料》 底の直径が2インチのマフィン型12個分

ブルーベリー      150g
小麦粉                 250g
グラニュー糖        85g
BP                         大1
塩                       小1/2
牛乳                    250g
卵                          1個
バター                   85g

(このパックは、ネット510g。)

《作り方》

①  小麦粉・グラニュー糖・BP・塩を合わせてふるっておく。

②  牛乳・卵・溶かしバターを合わせておく。

③  ブルーベリーは洗って、ペーパータオルでよく水気を取っておく。

④  ①から少量を取り、③にまぶしておく。
     (焼いた時、ブルーベリーが沈みにくくなる。)


⑤  ①に②と④を混ぜ込む。練らないように注意。


⑥  型にマフィンケースをセットした中に生地を入れる。
     アイスクリームスクープを使うと便利です。


⑦  220℃c(425℉f)に予熱しておいたオーブンで20分焼く。

(一つ一つの大きさが違うのは、ホームメイドのご愛嬌。)


表面にあまりブルーベリーが出ていないマフィンも、割ってみるとブルーベリーたっぷり。甘さ控えめで食事にもなります。アメリカの標準的なマフィンはもっとずっと大きいのですが、私としてはやっぱりこのくらいの大きさがいいなあ。でも、食事にするなら1個じゃ済まないから、摂取カロリー的には同じ事?

(外サクサクで、中はふっくら。)


Sewing

チェックブックカバー試作⑴

8/26/2017

主人は私がアメリカに来る半年以上前から単身アメリカで暮らしていたので、一通り生活の基盤が出来上がっているところへ転がり込んだような感じで私のアメリカでの生活は始まりました。例えば、チェックでの支払いに関して。単身のうちは銀行口座は勿論主人の単独名義でしたし、私が合流してからも主人がチェックの管理をしてくれている限りそのままで困る事も無いので放っていたのですが、この春に口座を共同名義に変えて私のサインでもチェックが切れるようになりました。細かい家計の支払いばかりなので、元々私の仕事ですよね。そこのところを気付かれてしまい(?)、お役目がまわって来たわけです。そしてその時作り直した2人の名前が印刷された4冊のチェックブックはずっと箱に入ったままで、必要な時にはそこから取り出して使っています。前回の赴任時には子供達のお稽古事の支払いや学校のランチ代などチェックでの支払いを指定される場面が多かったのですが(同時赴任だったので最初から共同名義の口座を開設して私がその手の支払いをしていました)、今回は本当に少なくて、私がチェックを切るようになったここ3ヶ月で使ったチェックはたったの12枚。こんなに使う機会が少ないと「まあこのままでも良いかなあ。」とも思っていたのですが、やはりなんだか味気ないし気に入った市販品にも巡り合わないので、家にあったお気に入りの布で自作してみました。



2つ折りで、上下のポケットにチェックブックと台帳を振り分けて中央にペン差しも付けました。専用のペンがあれば、チェックを書く段になってから慌てて探す必要がなくて、ここポイント高いんじゃないかな。チェックブックと台帳の向きが同じなので、チェックを書いたらそのまますぐに台帳にも書き込めます。

(表布の柄の向きが逆さまになっていました。ショック〜!)


ペン差しを縫い付けたミシン線が平行でなかったのが、とても目立ちます。ペン差しにも接着芯を貼ったのがゴワつきの原因かも。ここの縫い方にはもっと工夫が必要ですね。そして勿論、柄の向きを間違えないようにしなくちゃね。


台帳はチェックブックよりほんの少し小さい上に、台帳用のポケットはケースの外側に向かって口が開いているので、開いた時に中身が飛び出し易いようでした。ポケットの向きを変えないなら、幅に合わせてミシンをかけてポケット口をぴったりサイズにするか、クローザーを付ける方が安心かもしれません。(向きにこだわらなければ、両方のポケット口を内側に向ければ解決ですが。)また、厚めの接着芯を縫い代部分まで貼ったため、余裕分と考えていた分量を厚みにとられてサイズがきつくなったり、最後に周囲に端ミシンをかける時に厚くてとても縫いにくくなってしまいました。縫い代には芯を貼らないでおいたら、当初考えていたようなサイズに出来上がり、角の仕上がりももっとスッキリしたかもしれません。

試作品を作ってみて、いろいろ見えた事がありました。もう少し作り方を考えてみます。

(今はこの状態です。やっぱり可愛いケースに入れたいな。頑張ろうっと。)

Sewing

新しいミシンでバナナ巾着

8/11/2017

いつから使っているかも覚えてない位長い間使い続けて来た私のミシン。日本で買って前回のアメリカ赴任にも持って来て変圧器をつないで使っていたので、少なくとも20年以上働き続けてくれていました。いや、その前のカナダ赴任の時も持って行っていたとしたら、30年ね。子供達のハロウィンのコスチュームを含む沢山の家族の思い出を作ってくれた、私の大切な相棒です。と言うか、相棒でした…。実は、ジラフポーチを作っている途中で針を落とす為に手ではずみ車を回した時に、内側の成型部分が割れてカバーが外れて戻らなくなってしまったんです。もう限界だったのかなぁ。機械にはまだ大きな問題はなかっただけに、とっても残念です。むき出しになった内部のT字の金具をいちいち親指と人差し指で回すのも、大変なのよ。指の関節痛めるかと思ったもん。(突然の事態にパニクりながらも、作りかけだったジラフポーチはそうやって完成させたのでした。ふ〜っ。)


少し前から糸通しの部品がダメになり老眼の身には少し不便を感じていた事もあり、思い切って新しいミシンをAmazonでポチりました。基本的に、直線とジグザグ縫いが出来れば良いので、「カレッジ入学の為に家を出る人へのギフト最適品」という説明の付いた基本機能の充実した機種にしました。アメリカは、今丁度そんな時期なのね。ポチって2日で配達されて来ました。今まで一緒に頑張ってくれていた古いミシンとお別れするのはとても寂しいですが、その一方で何十年かぶりの新しいミシンにワクワクしている私もいます。今まで使った事の無い新しい機能にも挑戦しながら、徐々に使いこなしていきたいと思っています。

という訳で、慣らし運転と言うか、お試し縫いの為に、簡単な巾着袋を1つ縫ってみました。


使ったのは、7月に日本に帰った時にセリアで買った手ぬぐいです。バナナ柄が可愛いでしょ?生地の目が粗めだけれど、4辺とも最初からしっかり3つ折りで始末してあるので、仕立ては簡単です。パタッと半分に折って、両脇と口元に2本ずつ、合わせて6本直線縫いをするだけで出来上がり。ヒモの代わりにリボンを通してみました。

(2色のバナナが楽しげな手ぬぐい)

練習を兼ねてこわごわ使い始めてみましたが、とりあえず糸かけなどの基本操作はクリア出来たので、ホッとしました。針への糸通しもワンタッチで、イライラも減りそうです。

(長年の相棒でした。ありがとう。ご苦労さまでした。)

(新しいミシンもブラザーにしました。ようこそ我が家へ。これからよろしくね。)

Sewing

ゼブラポーチ・ジラフポーチ

8/03/2017

実は日本への帰国前夜の荷造り中に小さなポーチが欲しくなり、急いで1つ作ったのですが、やはり急ぐとろくな事がないわけで、出来上がったポーチはかなり歪んでしまいました。そもそも出発前夜に縫い物してる時点でかなりダメな人っぽくて残念な感じなのに、そうまでして作った物がこれまたイマイチの出来で、本当にがっかりな夜でした。


とりあえずそのポーチを持って一時帰国しましたが、見る度に胸の奥にモヤモヤとするものがあり、もう一度作り直したいと思いました。

歪んだポーチに使っていたのは、厚手の白いビニールに黒いスエード調のゼブラ柄が貼ってあるというおしゃれなハギレです。2種類の手触りが楽しめるところが面白いと思います。生地自体はとても気に入っていましたが、歪みの原因の1つがこの素材の厚みと硬さだという事もわかっていました。また同じ生地を使っても上手く出来るかどうかわからないなあと思いつつ、とりあえず同じハギレを求めてお店に行ってみたところ、ありがたいことに残っていました。ラッキー!そして、同じ動物柄でもずっと薄くて縫いやすそうなジラフ柄もあったので、ついフラフラと買ってしまいました。今思えば、保険をかける気持ちだったかもしれませんね。という訳で、今回のリベンジ作は、ゼブラとジラフのダブルポーチになりました。

(ゼブラポーチには白の、ジラフポーチにはベージュのファスナーを合わせました。)

(マチはそれぞれ、1.5インチ/約4cm・3.5インチ/約9cm。)

同じ大きさ(21x29.7cm)のハギレを使いましたが、マチの大きさでこんなにも違う感じの出来上がりになりました。

(クリアランスで、1枚60セントでした。)

(この2枚、厚みが全然違います。ジラフ柄の表面には毛の流れの様な微妙な凹凸が。)


作り方は、簡単です。長い方の辺を等分して2枚にし、出来た長い方の辺にファスナーを付け、脇と底をコの字に縫った後、角にマチを作るだけ。折角見つけたお気に入りの素材なので、なるべく捨てるところがないように、目一杯使いました。

ゼブラ柄の方は裏面が白いフェルトになっていて、ポーチにしたらクッションの役目もして中に入れた物の保護になって良いかなと思う反面、汚れが付きやすいかもと思い、グレーのサテン生地で内布を付けました。


ジラフ柄の方は裏面もビニールだったので、内布を付けずに1枚仕立てにしました。


洋服でもアクセサリーでもアニマル柄なんて持った事がなかったのに、どうしてこの生地を使いたいと思ったのか我ながら不思議ですが、なんだかとても惹かれました。ヒョウ柄よりは取っつきやすかったのかもしれませんね。気に入った生地で気持ち良く使えそうなポーチが出来て嬉しいです。まだ何を入れるか決めていませんが、使うのが楽しみです。

【おまけ】

因みに、歪んでしまった失敗作はこちら。これにもグレーのサテンの内布を付けてあります。形は好きだったんですが、この厚みの生地を使うにしては無謀な急ぎ仕事でした。もう大人(しかも結構いい大人)なんだから、仕事の段取りとか色々ちゃんと考えないとね。