バレンタインのウォールハンギング

2/14/2017

バレンタインが近づくにつれ、しばらくご無沙汰していたパッチワーク熱が再燃して来て、1月の半ばから作業を始めていた物が、一応形になったのでご報告です。


(出来上がりのサイズは、約23インチ四方です。)

以前から布屋さんで気になっていた2.5インチ幅のプレカット生地のセットを、今回初めて使いました。最初はただ様子見のつもりで2.5インチ幅を上手く使って作れそうなパターンを1パターンずつ作っていたのですが、いくつか作っているうちに「これをまとめたら、ウオールハンギングになるじゃん。」と思いついたのが運のつき。試行錯誤で時間ばかりが過ぎ、肝心のバレンタインに間に合わなかったらどうしようかとハラハラしました。ギリギリ間に合って、良かったです。ろくに飾れなかったけど、関わった時間は長いから納得できるかな。(かなり言い訳がましい。)いや本当に、行き当たりバッタリ(いつもの事ですが)のデザインなので途中で計算が合わなくなって、変更変更で、何度も挫折しそうだったんですよ。だから途中の写真が無いという…。とにかく、最後まで諦めずにゴールまでたどり着けて良かったです。

(これは別のセットですが、こんな風に色合わせ済みの生地を巻いてセット販売しています。)

(リボンを外しちゃったけど、この10種類でワンセットです。このセットからは、1番下の2種類を使いました。)

ロールになったセットの存在に刺激されて作り始めはしましたが、カット済みのストライプから使ったのは結局5種類だけで、手元にあった大きな生地から自分で2.5インチ幅のストライプ状に切ったものをかなり使っています。そんな訳で、布合わせもデザインも難産のうえ完成した、可愛い我が子という感じになりました。

(色々お試しで作っているうちに、今回のプロジェクトに発展して行きました。)

1番大きなハートのパターンでも、バックグラウンドの大きな三角と真ん中上の四角以外は、2.5インチ幅の布を必要に応じてカットして使っています。小さいハートのパターンは、ハートの周りに付けた細いピンクの枠以外、白黒のバックグラウンドも含めて2.5インチ幅のストライプから切って使っています。ナインパッチはもちろん最適のパターンですね。

(ここまで作って、気に入らなくて一旦ストップ。もうダメかと思いました。)

パターンをつなぐサッシュも、セットに入っていたものを長いまま使っています。ところがここまで来て、「やっぱり何だか幅が広くて、サッシュの主張が強すぎでしょ。」と気になり出して、また停滞。ここは、赤いリボンを重ねる事で何とか切り抜け、やっと納得してウォールハンギングに仕立てる気持ちになれました。キルトトップが完成し、希望が見えて来ました。さあ、先に進もう。

(バレンタインデーの文字が入ったリボンを直接縫い付けました。)

(ロフトは1で、あまり厚みの無いタイプです。)

お店にバッティングを買いに行ったら、見たことのない商品に遭遇しました。スチームアイロンで両面接着出来ると書いてあるけど。日本でも両面接着芯は使った事が無かったのですが、しつけが要らないのは便利かもと思い、試してみることにしました。今回はなかなか挑戦的な私です。

バックの布、バッティング、キルトトップを重ねてスチームアイロンをかけたら、フープをはめていよいよキルト。ハンドキルトは、私の大好きな作業です。チクチク…楽しい〜!


キルトが出来たら、周囲を切り揃えて、バインディング。

(キルト完了。)

(周囲をチョキチョキ。)

バインディングも2.5インチ幅の布を使いました。本当はもうちょっと細くて大丈夫だと思いますが、気分が乗ってしまってここまで統一しちゃう勢いだったのね。


周りはダブルバインディングで仕上げました。表からはミシンで縫って、裏に折り返して手まつりしました。

(裏布も可愛いの。Home is where the heart is.って書いてあります。しかもハートは、文字ではなくて、ハートマーク。)

それが終わったら、裏の上部にケーシングを付けて、ロッドを通して壁に飾ります。これで完成です。長い道程でした。

(キルトの上に飾ったハートのリースには、見覚えのあるリボンが使われています。わかるかな?)

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