ちょっとそこまでバッグ

9/13/2016

何年か前にソレイアードのラミネート生地で母に小さなバッグを作ってあげたのですが、白地が多かった為か持ち手の汚れが目立ってきたと、聞きました。そろそろ交換の時期のようです。白地にブルーの模様のソレイアード生地は私のお気に入りでしたが(そしてまだ在庫もあるのですが)、折角なら別の生地も試して欲しいので、今回ははデザインも生地も違う物にしました。使い道は、ちょっと近所に用事で出かける時に、鍵とお財布と携帯を入れていく位の感じでしょうか。小さめでファスナー付きというのが、母の希望です。今週末から日本に一時帰国するので、母へのお土産にしたいと思います。



去年日本で買ってアメリカまで連れて来たラミネート生地は、落ち着いた花柄です。私の大好きな生地だから、きっと母も気に入ってくれると思います。

《作り方》

①  裁断

(巻き癖が取れず、トタン板のようにベコベコですが。)

上から時計回りに持ち手・見返し・本体・内ポケット。ポケット位以外は2枚ずつ必要です。

②  見返しにファスナーを付ける

使用したファスナーは、30㎝の物です。


③  持ち手を作る

持ち手用の生地を両端から中央に向かって折り、更に中央で折り、端ミシンをかける。


④  ポケットを作る

ポケット口を2つ折りしてミシンで押さえ、ポケットの深さ分を外表に折り返したら、脇を裏側に折って端ミシン。


⑤  合体

本体を袋に縫った物とファスナーを付けた見返しで持ち手を挟んで、バッグの口をぐるりと縫う。この時、ファスナーを開けておくのを忘れないようにね。

(マチは10㎝とりました。)

開いているファスナーの中に手を入れてひっくり返すとバックの形になるので、本体と見返しを縫ったところでしっかり外表に折り返して、端ミシンをかけ、形をしっかりさせる。持ち手を挟んでいる部分は、返し縫いして強化させておく。

内ポケットは、見返しの縫い代に縫い付けてぶら下げる形に。



上の写真でバッグの中に入れてみた物がこちら。マチが大きかったので、荷物が底の方にたまっちゃった感じです。逆に言えば、もう少し物が入るよ、とポジティブに考えましょうか。

多少振り回しても(まあ、そんな事しないとは思うけど)中の物が飛び出さない安心感があるのが、この形のバッグの好きなところです。ちょっと夏向きだけど、あと少しの間でも暑さが残っていれば使ってもらえるかなぁ、と思っています。

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