キュートなカメラ型ポーチ

9/01/2016

フェルトでファスナーポーチをつくりました。日本で買った12㎝のファスナーが1本だけ残っていて、これを何か形にしてあげたいと思っていたところ、いつも行く手芸屋さんで可愛い花柄のフェルトを見つけて、これと合わせよう!と閃きました。フェルトのポーチを作ったのは初めてでしたが、ラミネート生地と同様布端の始末が要らないので、気楽にトライ出来ました。モチーフは、カメラ。使うファスナーの長さが12㎝と決まっていたので、型紙を横14㎝にしたら縦は9㎝かなぁ、と紙に四角を描いていたら、「デジカメサイズかも。」と思ったのがきっかけです。クールな印象のカメラを、花柄のフェルトとカラフルな刺繍糸でポップな感じに仕上げられたら楽しいと思いました。


(大きなボタンとブランケットステッチのアップリケで、ハンドメイド感一杯。)

全ては、この花柄のフェルトから。実際に使ったのは、花柄とグレーとピンクの3種類のフェルトでした。


日本のファスナー(12㎝)とアメリカのボタン(直径1 3/4インチ)を使いました。日本では当たり前だったこの玉付きファスナーが、アメリカには無いのが残念です。



厚紙に14㎝×9㎝の長方形を描き、周囲に1㎝の縫い代をプラスして、基本の型紙をつくりました。大小の丸は、家にあったコップを伏せて描きました。切り替えのところは、直接切ってしまいました。

花柄のフェルトの上にグレーとピンクのフェルトをブランケットステッチでアップリケして、レンズの部分に大きなボタンを付けたら、表面の出来上がりです。

(使った刺繍糸は、黄色・緑・紫・ピンクの4種類です。刺繍は目分量で適当に。)

(裏はこんな風。上部にファスナーを付けるので、2枚重なっているところを切り落としました。)

裏面は、花柄のフェルト1枚でシンプル仕様です。

中袋も付けました。表地と裏地でファスナーを挟んで縫い、ファスナーを開けて中袋の底に返し口を残して周囲を縫います。角を斜めに切り落として表に返したら、ペタンコポーチになるのですが、

(マチ無しで良ければ、この状態から表に返すだけで良かったのですが。)

表に返してみて、マチ付きの方がカメラっぽいな、と思い、もう一回裏に返してマチを縫いました。

(端をちょっと摘んだ程度の、ほんの2㎝のマチです。)

返し口から表に返して、返し口を閉じたら、出来上がりです。


 

マチを付けたらポーチに厚みが出て、益々カメラっぽくなったと思います。

最近は写真を撮るにもiPhoneばかりで、カメラは滅多に持ち歩かなくなりました。自分のデジカメの在処も今やあやふやです。そもそも持って来たかすら、怪しいし。折角ならカメラ関係の小物を入れる専用ポーチにしたいけど、イマイチ何を入れるか思いつかないので、しばらくは引き出しの中で待機ですね。そして、時々取り出してはニマニマ眺めている自分が、容易に想像出来るのがちょっと悲しいわね。

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