Baking

かぼちゃパンでハロウィンランチ

10/31/2015

今年のハロウィンは土曜日だから、子供達も次の日の学校の宿題の事を考えずに "trick or treat"  を楽しめそうよね。でも、我が家では週末のパーティの予定も無く、近所の子供達が仮装してやって来るような文化もない地域なので、かえって寂しい感じです。せめてランチでハロウィンを感じようと、かぼちゃパンを作りました。(ちょっと失敗しちゃった詳細は、後ほど。)



どーんと大きなかぼちゃパン・具沢山の野菜スープ・タコサラダで、シンプルランチにしました

【かぼちゃパンの作り方】

《材料》直径9㎝のかぼちゃパン4個分

パン生地   (これだけ1度に作って、半量だけ使う。)     
     強力粉                   280g
     バター                     50g
     砂糖                         25g
     スキムミルク           12g
     塩                               5g
     卵                             25g
     水                           150g
     ドライイースト  小さじ1
  (愛用のホームベーカリーについていたレシピです。私は、何の形にする時もこれ。万能です。)

かぼちゃアン
     かぼちゃ(正味)   165g
     砂糖                          15g
  (使いかけのかぼちゃの皮をむいて正味量を量ったら165gだっただけです。量は適当でOK。)

《作り方》

①  かぼちゃアンを作る。

     食事パンなので、砂糖の量はかぼちゃの1割位にセーブしました。勿論もっと甘くしても。
     かぼちゃを電子レンジにかけてやわらかくしたら、熱い内に砂糖を加え潰しながらよく混ぜます。

(完全に潰さずに、少し形が残っている位の素朴な感じが好みです。)

②  ホームベーカリーでパン生地を作る。

③  出来た生地を8等分して丸めて、濡れ布巾をかけて15分ベンチタイム。

     そのうちの4つをかぼちゃパンに使います。
     (残りの4つは細長く伸ばしてソーセージロールにしました。)

④  ③をつぶして平らにして、冷まして4等分したアンを包んで生地を閉じる。

     閉じた所を下にして、クッキングシートを敷いた天板に並べる。

(今回、アンは結構たっぷり。)

⑤  かぼちゃっぽく見えるように、周りにナイフで筋をつける。

(この程度では、全然ダメでした。完全に生地を切ってしまった方が良いみたいです。)

⑥  35℃のオーブンで50分発酵させる。

⑦  卵液をハケで塗り、残しておいたかぼちゃの皮を細長く切って中心に挿す。


⑧  190℃に予熱したオーブンで15分焼く。

完成です。


残念な事に、つけた筈の筋がほとんどわからなくなってしまいました。(もうちょっと何とかなりませんかね。)アンパンのように中心部をぐっと押し込んだ方が、かぼちゃらしく見えるのかもしれません。(武者小路実篤の色紙みたいな、ね。)成形については、いろいろ反省があります。まあ、味は変わらないのですけれどね。

【おまけ】

もう半分の生地で作った、ソーセージロールはこちらです。ホットドッグ用の長いソーセージを使ったので、いつもより多めのパン生地で巻いて、丁度良い感じでした。

(ミイラには見えないにしても、寝袋に入って雑魚寝している4人組に見えなくもないです。)

Sewing

ポケットティッシュケース

10/21/2015

久し振りに母と一緒にホテルのレストランで食事をしていた時の事です。理由は忘れたけれど、私がバックからポケットティッシュを出そうともたついていると、母が自分のをさっと出して渡してくれました。(ありがとう!)それは、献血促進キャラクター「ケンケツちゃん」の絵のついた物でした。


母は「街頭で貰ったの。可愛いでしょ。」と言いますが、う〜ん、レストランのテーブルの上でやりとりするのにはどうかなぁ。可愛いか可愛くないかの問題じゃなくて、ケンケツちゃんの赤い耳は明らかに血液のしずくを表していて、これを見たら意識は一気に献血ルームへ飛んじゃうから〜。見る度にそう思ってもらう為に配ってるんだから、人としてこれは正しい反応ですよね。(目的は完全に遂げられていますね、厚労省さん。)ちゃっかり貰っておいてこんな事を言うのはなんだけれど、「使う時は、ケースに入れた方が良いんじゃない?」という訳で、母にティッシュケースを作る事にしました。

(とりあえず試作は4つ。写真は中にティッシュが入っていない状態です。)

試作①は、しっかとした厚めの生地で。

(ティッシュの背面とフラップの裏に、ポケットが2つ。)

(二つ折りにするとすごくかさばる感じで、素材として没。)

試作②は、フラップの角を落とした形にしてみました。個性的なアニマル柄で。

(同じくポケットが2つ。)

(思いがけず、可愛い印象。)

試作③は、もっと薄い木綿で。飾りのレースも付けました。

(ティッシュを入れるとしっかりするので、薄手の木綿地でも芯無しで大丈夫そうです。)


試作④は、ポケットを1つにして、よりシンプルに。

(フラップ裏のポケットをやめました。)

(花柄なら、この位の大きさの柄が丁度良いかな。)

1枚の細長い布を折りたたんで両脇をミシンで縫った後ひっくり返す作業を2回したら完成という、工程の面白さに惹かれます。どうせならポケットを2つ付けたいところだけど、一緒に入れるものと言っても絆創膏位しか思い付かないので1つで十分かな。基本の型紙は、ポケット1つのバージョンとする事にします。ポケット2つにしたければ、作りたいポケットの深さの倍の長さを基本の型紙の長辺に足すだけで出来るので、構造がわかっていれば応用が利きます。フラップの形やデコレーションは、作る度に色々変化をつけたら楽しいと思います。

エアータオルの普及などの影響で最近はハンカチを持たない若者が増えたって聞くけど、ポケットティッシュは相変わらず街頭で配られているから、こちらは広い年齢層にまだ需要があるのでしょう。街でポケットティッシュを配っているのを見ると、タイミング悪く貰い損ねて気まずい感じになるのが怖くて逆に避けて通ろうとしてしまう小心者の私ですが、お手製の可愛いケースに入れて使えるぞ〜!と思えば、にっこり笑って受け取れるようになるかしら。

とにかくこのケース、ハンカチもティッシュも必ず持ち歩く母には、必ず使ってもらえると思います。街中で貰ったティッシュにどんな広告が入っていても、何のキャラクターがプリントされていても、これで安心よ。

Baking

スマイリーハロウィンクッキー

10/19/2015

もうすぐハロウィン。ここ何年かハロウィンクッキーにはカラフルなアイシングのデコレーションをしていましたが、今年は何か違う事がしたいと思っていたところ、先日スマイリーフェイスに抜けるクッキー型を見つけたので、それを使ってパンプキン型のクッキーに顔をつけてみました。生地はバニラとチョコの2色作り、抜いた目と口の色を入れ替えました。地味だけど可愛く出来たんじゃないかと思います。


(パンプキンがリンゴに見えたらどうしようと思い、コウモリも追加。これなら確実にハロウィンでしょ?)

永年使っているハロウィン用のクッキー型と、先日買ったスマイリーフラワーのクッキー型がこちらです。


スマイリーフラワーの型は、①お花の型 ②スマイリーフェイスの抜き型 ③スマイリーフェイスの型で抜いた時に穴の中に入ってしまった生地を押し出す為の道具(ところてんの押し棒みたいなの)の3つで構成されています。③があるために、とても使い勝手が良いのです。

(②がこれ。)

目と口を抜いて、交換交換〜。


今回は抜いた目と口をもう一度戻してはめ込みましたが、穴空きのままでもシンプルで可愛いです。手持ちのオバケの形のクッキー型とは大きさが合わなかったので作りませんでしたが、オバケちゃんクッキーに顔がついても可愛くなりそうです。見ているだけでこちらも笑顔になる、色々試してみたくなるスマイリーフェイスでした。

(笑顔の山に、つい口元がほころびます。)

Craft

フラワーイニシャル

10/09/2015

素敵な造花を見つける度に、一期一会とばかりについ買いたくなってしまうのは、悪い癖でしょうか。そんな風にして集まった造花で、以前から作ってみたいと思っていた壁飾りを作りました。それは、造花で描くイニシャルです。


(Yだって、分かる?分かって!)

私のイニシャルはY.Y.ですが、この作品のYは、ファミリーネームの方のYね。(つまり、「これは家族みんなの物だから、リビングのスペースに飾らせてね。」と言いたい訳です。)

《作り方》

⑴  素敵なフレームを用意。

(このフレームに一目惚れ。これを見つけた事によって、俄然スイッチが入った私です。)

⑵  フレームの大きさに合わせてダンボールを切り、布を貼る。

(使ったのは、以前ダイニングチェアの座面の張替えに使った布の余りです。)

⑶  ⑵の大きさに合わせて、ダンボールを作りたいイニシャルの形に切る。

(好きな形をフリーハンドで。花を挿す段階で、このデザインの欠点を発見する事になるのですが…。)

⑷  ⑶の形に合わせて、1㎝位の厚みに切ったオアシスをボンドで貼る。

⑸  オアシスを隠すように、造花を挿して行く。

     葉先で細い部分を表していて土台が見えるようなところは、土台を切って形を修整。


⑹  グルーガンで、⑸を⑵にしっかり貼る。

⑺  フレームにはめ込み、裏から固定する。


完成です。

フレームの大きさに比べて材料の花のひとつひとつが大き過ぎたのか、考えていたよりゴテゴテになってしまいました。窮屈そう。もっとスペースが必要ね。花を挿した後の高さや幅を計算し切れていなかった為、ライン同士が近過ぎて輪郭もぼやけてしまったのも残念でした。花の位置に迷って何度も挿し直すうちにオアシスが崩れてしまい、折角の白い台が汚くなってしまったし。終わってみれば、直接ダンボールにグルーガンで付けていっても良かったんじゃないかと、半ば投げやりな気分になっている次第です。ああ、反省点ばかりが浮かぶ…。

(壁に掛けてみたら、土台の布と壁紙の色が似過ぎてて笑えたわ〜。)

長い間やってみたいと思っていた事を一応形に出来たのには大満足なのですが、今は、作戦を立て直して再挑戦したい気持ちが結構強いです。いや〜、不完全燃焼。次に作る時は今回より良い物にする自信はあるので、心と材料の準備をしつつ次の機会(一回り大きいフレームがセールになるのを?)を待つ事にしますか。ああ〜、「丁度良い」って難しいな〜。