ガーランドとナプキン(娘の結婚式)

3/23/2015

昨年夏に既に入籍を済ませていた長女夫婦が、春分の日に挙式・披露宴を行いました。先日ブログに書いた「三角形と四角形」が、いよいよ役に立つ日が来ました。


(会場入口に置かれた看板には、「四角形」の残り布で娘が作ったミニガーランドが。)

挙式・披露宴共に、「サンフランシスコ・ピクニック」という統一テーマの下、新郎新婦のアイデアに溢れた手作り感一杯の楽しいものでした。そこに小物の製作という形で私も参加出来て、本当に嬉しかったです。声をかけてくれた2人に、心から感謝します。ありがとう!

式は、ホテルの屋上で人前式として執り行われました。約80名の参列者の方々に証人になって頂き、結婚証明書にサインをしました。沢山の笑顔と拍手、そして感激の涙も。


上の写真は、結婚宣言の後、フラワーシャワーを浴びながら退場する2人です。参列者の皆様の頭上にあるのが、私がひたすら縫っていた大量の三角形で作ったガーランドです。1本に40枚の三角形のフラッグが付いた全長15メートル超のガーランドを、会場となった屋上スペースの上部に2本張りました。寒さが心配だったけれど、式が始まると薄曇りだった空から陽も差して、笑顔の2人を包んでくれました。


この後、披露宴は場所を室内に移して行いました。四角形の正体は、ここで使うナプキンでした。白いシンプルなお皿の上に、大きな赤いチェックのナプキンとメニューとネームカードが重ねて置かれていました。テーブル中央にテーブルランナーの様に渡された白木の板の上に、様々な種類の花がカジュアルな雰囲気で飾られ、本当のピクニックみたい。溌剌とした若い2人のイメージにぴったりのテーブルコーディネートだったのではないかと思います。

びっくりしたのは、会場のいたる所に新郎新婦自らの手仕事が散りばめられていた事です。写真コーナーで皆さんに使って頂いた数々のプロップも、市販品に満足出来ず、デザインから板のカット・ペイントまで2人で行い、式直前に作り直したのだそうです。ナプキンと同じ生地でリングピローも手作り。自分達らしさにこだわりながら人を楽しませようとするその姿勢には、大きな刺激を貰いました。母も、2人に負けない情熱を持っていたいな〜。

2人の理想の式の実現の為に協力して下さったスタッフの皆様、祝福して下さった皆様、本当にありがとうございました。サンフランシスコと東京という超遠距離生活のハンデをものともせず、協力してセルフプロデュースの披露宴を成功させた2人の、これからの益々の幸せを祈っています。おめでとう!

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