Baking

渋皮煮その2

9/26/2014

先日作った渋皮煮は、ちょこちょこお茶請けに頂くうちにもう残り僅かに。でも、何かモヤモヤ。味は良いのですが、想像していたものとは出来上がりがどこか違うような気がするんです。思い当たる改善点を試行しつつ、再挑戦しました。


《改善したいポイント》

     ・鬼皮を剥く時に渋皮を傷つけると、煮ているうちにそこから渋皮がめくれて形が崩れる原因になるようだ。
         鬼皮と渋皮の間に丁寧にペティナイフを入れて、皮剥きで渋皮が傷つかないように気をつけよう。

     ・ 砂糖を入れてから煮汁が少なくなるまで弱火で煮続けたのは、煮過ぎだったかもしれない。
          短い時間の加熱〜火を止めて冷めるまでそのまま放置 、を何度か繰り返すのはどうだろうか。

以上の点に気をつけて、再度トライして出来たのがこちら!


崩れた栗は激減しました。やった〜!やはり、鬼皮の剥き方がキーかもしれません。鬼皮の残し方が良かったのか、砂糖を一部三温糖にした為か、色も前回よりも濃いめになりました。(結局、原因と結果の関係ははっきりせず、結果オーライ。)

渋皮煮の第2弾が出来たので、第1弾の残りを全部使ってパウンドケーキを焼きました。素朴な味です。


形の残っている栗は、半分に切って大ぶりのままごろごろ。ちょっと崩れている栗は、小さめに切り揃えて。2種類の切り方をした栗で、楽しい断面になりました。

丁度お客様があったので、コーヒーと共に大勢でワイワイ頂きました。楽しいおしゃべりと相まって、大満足な秋の一日となりました。

Craft

瓶にバラのデコパージュ

9/23/2014

確かにここ1週間くらい、夏が終わろうとしているな、と感じる事が多くなっていました。今日は、秋分の日。


お中元に頂いたみかんの瓶詰め。美味しく頂いた後とっておいたこの夏の名残りのガラス瓶が、お掃除用のメラニンスポンジの収納に丁度良い大きさに思えました。(高さ18cm 直径10cm位です。)お気に入りのバラ柄のペーパーナプキンでデコパージュして、おめかししてあげることにしました。少しはお掃除タイムが楽しくなることを願いつつ。

 (前)

 (後ろ)

使ったのは、デコパージュ専用剤ではなく、木工ボンドを水で適当に薄めたものです。ちょっと水が多過ぎた様で、薄いペーパーナプキンがよれたり破れたりしてしまいました。

そこで、同じペーパーナプキンを使って、もう一度チャレンジ。今度は、ブルーベリーの瓶詰めの空き瓶と100均で買ったデコパージュ専用剤を使いました。出来上がりがどれほど違うかも、確認します。

《 材料 》

     ガラスの空き瓶
     ペーパーナプキン
     はさみ
     デコパージュ専用剤
     刷毛

(大好きな、このペーパーナプキンを使いました。)

《 作り方 》

     ⑴   ガラス瓶は、洗剤できれいに洗い、乾かしておく。

     ⑵   好きな柄のペーパーナプキンから、使いたい部分をはさみで切り取る。
            ペーパーナプキンは2枚重ねになっています。切る時は2枚のままの方が切り易いけれど、使うのは上1枚だけ。

(素材としてたくさん切ったけれど、全部使うわけではありませんよ。)

     ⑶   刷毛で瓶にデコパージュ専用剤を塗って、その上に⑵をアレンジして貼っていく。
            しつこいようですが、重なった2枚のうち上の1枚だけを使います。忘れずに。

     ⑷   乾いたことを確認してから、上から更にデコパージュ専用剤を塗る。

     ⑸   ⑷を繰り返し、しっかり乾かす。

良い感じに出来上がりました。

 (前)

 (後ろ)

(並べてみました。どちらも良い感じ。)

二つを比べてみても、出来上がりに遜色はありません。専用剤は最初からデコパージュに適した濃度に出来ているので、確かに使い易かったですが、濃度にさえ気をつければ、薄めた木工ボンドで十分代用できる気がしました。使っていく中で変色や表面のひび割れなどで何か差が出るかどうか、またこれから注意して見て行きたいと思います。

ガラス瓶に部分的にデコパージュをすれば、中が見えるので、可愛い上に中身の減り具合も一目瞭然で便利そうです。可愛いペーパーナプキンを見つけたら、また作ってみたいと思います。ただ、怖いのは、ペーパーナプキンがデコパージュの材料としか見えなくなる事です。くれぐれも、本末転倒にならない様に気を付けなくっちゃ。

栗の渋皮煮に初挑戦

9/19/2014

先日実家を訪ねたところ、「丁度頂きものの栗があるから持って行く?今夜栗ご飯にするなら、ここで茹でて渋皮まで剥いて持って帰れば?」と、母から嬉しいお言葉が。久しぶりに実家の台所で、母と並んでせっせと栗の皮剥きとなりました。面倒な作業も2人ですれば速いし、何より楽しかった!作った黄金色の茹で栗は、もちろん、家に持ち帰ってその日の夕ご飯に今年初の栗ご飯にして、美味しく頂きました。(残りは、朝食のパンを作る時に生地に混ぜ込んで、栗のつぶつぶ食パンも作りました。これも秋の味がしましたよ。)


日中はまだまだ真夏の暑さなのに、いつの間にかもう栗の季節なんですね。茹で栗で栗ご飯は毎年作るけれど、今年は新しい事に挑戦したくて、渋皮煮にも初めてトライしてみました。

(きれいに出来たのもあるけれど、中には崩れちゃったものも。)

《 材料 》

     栗       約500g
     重曹   適宜
     砂糖   約200g
     水       適宜

《 作り方 》

⑴     栗を洗って鍋に入れ、ひたひたの水を入れて10分煮る。

⑵     茹で汁が触れる程度に冷めたら、包丁で鬼皮だけを剥く。剥いたら水に放しておく。

     
         (鬼皮は包丁の刃で引っ掛けたら気持ち良く剥けます。)

⑶     鍋に⑵とひたひたの水と小さじ山盛1杯の重曹を入れて、アクを取りながら10分煮る。

     
         (煮汁が真っ黒になってびっくり。)

⑷     ざるに上げて水にとり、指の腹で表面をこすり洗う。
         溝に入った筋は、爪楊枝で丁寧に取る。

⑸     ⑶ ⑷を合計3回繰り返す。

⑹     重曹を抜く為に、水を替えて2回茹でこぼす。

⑺     鍋に栗とひたひたの水を入れて火にかけ、砂糖を3回に分けて入れて味を含める。
         落としぶたをして、煮汁が半分位になるまでコトコトと弱火で煮つめる。

意外と簡単に、美味しい渋皮煮が出来ました。形の良いものはそのままでお茶請けにも良さそうだし、崩れたものもお菓子作りに使えば、あっという間になくなりそうです。(っていうか、味見の名目で、出来上がりの写真を撮るまでに既にかなり減ってるんですけど。)見かけは地味ですが、食べてみるとかなりスイートで、良い仕事してます。無駄なおしゃべりも華美なお化粧もせず、黙々と自分の仕事に邁進している生真面目な女の子みたい。(サウイフ者ニ   ワタシハナリタイ。)

思っていたより柔らかな仕上がりになりました。煮る時間や砂糖の量を変えて、また作ってみようと思います。

Baking

クマさんパン

9/10/2014

結婚以来朝食はパン派で、6枚切りトースト1枚と卵1つ使った卵料理と野菜サラダと紅茶、というのが、我が家の朝食の基本形です。パンについては、何年か前にホームベーカリーを買って以来、いろいろ工夫しながら楽しく手作りしています。今日はバターロールを作ろう、と思ったところまではいつもの私だったのですが…。


前回のブログに書いた動物ペットボトルカバーを作るのを諦めた事を、まだどこか引きずっているのか、どうしても動物パンを作りたくなってしまいました。この辺で一つ動物物を作っておかないと、心のモヤモヤが晴れないよー!的な感情、とでも言いましょうか。いつもバターロールを作っている材料を使い、成形の時に形を変えるだけなので、全然手間ではありません。ただ、熟年夫婦の二人暮らしの食卓に似合うかどうか自信は無いのですが…。ええい、食べたら消えちゃうものだから、動物パンなんて可愛すぎて恥ずかしい〜、と思うのも一時の事。作っちゃえ、作っちゃえ〜。

生地作りはホームベーカリーにお任せで楽チンです。そして、動物パン作りは粘土遊びみたいで楽しいです。クマさんの顔は、大きなボール1つと小さなボール3つの組み合わせで簡単に作れました。

(一人寝てる子がいるよ〜!)

ジャーン!くまさんパンが出来上がりました。

成形の時に鼻のところにレーズンを埋め込み気味に置いてから発酵させ、その後卵液を塗ってオーブンで焼き、冷めてからチョコペンで目と口元を描きました。

もう少し可愛さを抑えるなら、鼻代わりのレーズンを一粒付けるだけにしてチョコペン部分を省略しても良かったかしら。その方が、大人の食卓でも違和感が少なかったかも。実際、レーズン一つ付けただけでも、十分クマさんに見えましたし。

笑ってくれるか呆れられるか(多分面白がってくれると思いますが。)、明日の朝の主人のリアクションが怖い、じゃなくて、楽しみです、ハイ。

《翌日の主人の反応》

「おっ、なんですかこれは(笑)? クマですか、ジェニーですか?」

あれっ、関心はそこ?意外に好感触だったので、次はジェニーパンにする事に決定しました。

(ジェニーです。言われてみれば、確かにパン色。)